5月が終わりますね…。
今月後半は、
毎朝観ている朝ドラも辛い場面が多く、泣きすぎました。
お天気も、
ものすごく暑い日があったと思えば、今日のように天気が悪くて気温が上がらない日もあって、
…昨日はついに寝込みました
でも、昨年の今頃も、どうやら寝込んでたようなので
私にとってこの時期は、そんな時期なのかもしれません。
長男が倒れたあの日の匂いと明るさに、
どんどん近づいているんです。
自分では、年々、
大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせることも増えて、
それなりに…耐えられる?ようになったつもりでいたけれど、
寝込んじゃうって、ねぇ…
やっぱり、自分の意識だけではどうにもならないものがあるんだなぁと、痛感させられます。
でも昨年のブログを読み返したら、
昨年より、状況が好転している部分もいくつかありました。
今、次男が働いていることも、
病院通いがほぼなくなったことも(当時は、歯医者で虫歯をたくさん発見されたり粉瘤がひどくなって取ってもらったり
他にも実は色々通っておりました)
手探りながら、少しずつでも進んできたからかな…と思ったりもします。
まぁ…たとえ進んでも、引き戻されるようなことは突然やってきますし、親のことなどの新たな問題も生まれたりしますが、
それは仕方のないことですね…。
先日、米津玄師さんの『毎日』(作詞作曲・米津玄師さん)という曲が配信されて、
初めて聴いた時から、すごく身につまされる気持ちで聴いています。
歌い出しの歌詞
♬毎日毎日毎日毎日 僕は僕なりに頑張ってきたのに
毎日毎日毎日毎日 何一つ変わらないものをまだ愛せるだろうか♬
最後の歌詞には、さらに
♬頑張ったとしても変わらないものを この日々を まだ愛せるだろうか♬
とあります。
どう足掻いても、絶対に長男が戻ってこないこの世の中を、
私は愛することなんてできるんだろうか?と…
そんな風に思って、胸がギュッとしたんです。
他にも
♬この日々を踊りきるにはただ一人じゃあまりにも永いのに♬
とか、
♬光るだけがすべてならばこの世はあまりにも暗いのに♬
とか…
私の心のモヤモヤを言語化してもらったような気がしました。
でも、たとえ愛せなくても、
生きていくしかない、頑張るしかない…と
この曲を聴くと思わされるのですよね。
歌詞だけでなく、そのメロディが、
そう思わせてくれるのかもしれないと思うと、
やっぱり、彼の芸術は素晴らしいですね。
毎朝の朝ドラを観ていても、
やっぱり…頑張るしかないのだなと思わされますね。
愛する人が出征してから、ずーーっと表情がなかった主人公の寅子。
あの虚な表情…
まるで、長男を喪った直後の私みたいだな…と、ずっと思っていました。
でも、今日の放送では、
元のまっすぐな眼差しの力強い表情が戻ってきた寅子。
大切な人の死と向き合うことができて、思い切り泣けたから…というのもあるのだろうなと思いますし、
それによって、気付けたこともあったからだと思います。
そのきっかけをくれたのは、
ずっと見守ってくれていたお母さん。
(お父さんのカメラを売ってお金を作ってくれて、「自分のためだけに使いなさい」「これは贅沢ではなく必要なこと」と言ってくれた)
出征前の大切な人からの言葉も、もちろん、
大きなきっかけだったと思います。
そういった、自分を愛してくれる人たちからの愛情を胸に置きながら、
頑張るしかないのですよね…。
大切な人がいない世の中で、
それでも、自分の幸せは何かを考えながら生きていく…
ドラマの中では、
自分にとっての幸せは何か、即答できる人が多かったけど、
私にとって、それは何だろうか…と、ふと思いました。
今は明確なものがなくても、
小さな幸せを積み重ねていけば良いのかな。
最近の小さな幸せは…
可愛いカランコエが咲いてくれました。
ブルーミーさんから届いたお花が、
全部、長男カラーでした
コスモス畑がますます可愛くなりました。
そして、家族が頑張ってお仕事してくれていて、
米津さんの曲が、とにかく素晴らしい。
…こういう毎日の幸せを、積み重ねていくんだな。