先日、またもや勇気を出して、
とある集まりに行ってきました。
県の就職支援センター主催のお話し会で、
全員、保育士資格もしくは幼稚園教諭免許を持っている人たちの集まりでした。
どちらかの資格や免許を持っていて、現在離職中の人、働き方に悩んでいる人などが対象だったので、
これは、まさに私だな、と思いまして。
どんな人が来るかは分からないけど、
少し現実を知った方がいいと思ったし、
良い方に転んでも、悪い方に転んでも、
自分の心から迷いが少なくなるような気がしたんですよね。
とはいえ、直前まで申し込むの悩みましたけどね。苦笑
(だって、いつも後で不調になるんだもの…)
いよいよ、お話し会当日。
行ってみると、親切な主催者の皆さんが数人いらっしゃって、
参加者の皆さんも、スタッフさんより少し多いくらいの人数で、
ほどよいアットホーム感でした。
予想はしてましたが、たぶん私が最年長かな?という雰囲気。
子育て中の方がほとんどでしたが、
話してみると、悩んでいる本質的なところは、十人十色。
でも、一番印象的だったのが、
皆さん、迷ったり悩んだりしている中でも、
「生きがい」のようなものを模索しているんだな、ということ。
それは、全員に共通していたことでした。
「生きがい」というのは、
保育の仕事の中にあるのか、それともそのほかの場所にあるのか…
それはまだ、みんな分からないけれど、
それぞれに、前向きにそれを探している様子に、
なんだかとても…ほっとしました。
「私だけじゃなかった!」と。
話しているうちに、
やっぱり、保育の仕事は子どもの成長に立ち会える幸せな仕事だよね、という話も出て、
スタッフさんが、
「素敵な言葉が聞けて、私たちも嬉しいです」
と喜んでいらっしゃいました。
私はまだ、考えることも沢山あって、
今すぐどうこう…という状況ではありませんが、
なんだかんだ言っても…
私は、私の人生を生きなくちゃ、と思わせてもらった気がします。
たまたまかもしれないけれど、
みんなとても優しくて、話しやすい人たちだったこともあり、
保育現場から離れている間に勝手に増幅していた「恐怖感」が、
だいぶなくなりました
現場に戻るかどうかはともかく、
保育に対するイメージが、明るいものに戻ったのは大きなことだなと思います。
勇気を出して行ってよかったです。
素敵な機会を作ってくださった支援センターの皆さんや、
同じ境遇の潜在保育士の皆さんに感謝です。
そして、今回は、
勇気を出した自分も褒めてあげようと思います。
私のすぐ隣に座っていた優しい方は、
お子さんの事情で、とある「親の会」に参加することもあるとのこと。
そこに行って、いろんな人の経験や専門家の方々の話を聞いて、救われることもたくさんあるそうですが、
時々…
何かが足りないような、
なんとも言えない気持ちになるのだとか。
これ…
少しわかる気がしたのです。
その方は、
我が子の人生を考えることも大事だけれど、
自分の人生を考える時間がないと、状況は変わらない気がする…
といった意味合いのことをおっしゃっていました。
たしかにそうだなぁ…と、
ハッとさせられました。
その方と、状況は違えど、
我が子の人生について、悩み、苦しみ、
そして、時に悲しんできた…という意味では、同じかもしれません。
お空に行ってしまった我が子、
障がいを持ちながら懸命に生きる我が子、
どちらの人生も大切で、尊いものですが、
彼らの人生は彼らのもので、私が勝手に変えることはできない…
だからこそ、
「私は」どうしたいのか、という悩みを素直に話せる場所は大切だなと思いました。
先日のお話し会は、
まさにそこを話せる場所だったなと。
その方曰く、
自分のために出かける時間を作るようになってから、
お子さんの表情が良くなり、状況が少しだけ変わったそうです。
我が家も…
迷いながらも懸命に生きている次男にとっても、
目には見えないけれど、近くで家族を心配しているであろう長男にとっても、
母である私が、自分の人生を考え、笑顔で過ごすことが大事なんだろうなと思いました。
良い出会いに感謝です。
あ、ちなみに。
今回のお話し会の後は、
多少気を遣ったために疲れはしましたが、不調にはなりませんでした。
良かった。
おかげで、週末、
古川雄大くんのミュージカルにも行けたし、
長男の納骨堂にも行けました。
そのお話は、また今度