今年の1月に参加したGSRっていう化け物ミニカーカスタマイザーの集うオフ会で、
自分も電飾と開閉やりたい!って影響を受け、
どうせならステア機構も入れてフルギミックやるぞ!と思い立ち
データをある程度作ってから放置してたやつ。
6月にまたGSRにお誘いいただき、やっべ間に合わせるぞって約2週間で組み上げた突貫工事だけど自信作。
とりあえず1月末にエンジン部分をつくったりドアの分離、ステア機構の寸法とかをデータ上でセットしてたみたい。
ここから数か月一切手を付けてなかった。
時は飛び5月。やっとこさ重い腰を上げてプリント。
バラバラでプリントするとそれぞれの収縮差で縮んでしまい、歪み、チリが全く合いません。
チリ合わせがめんどくさそうだったので、まず電飾からやることに。
使ったのはアマゾンで売ってた極小のLED、2.8~3.4V。
電池はダイソーで手に入る、補聴器用?腕時計用のSR621っていう銀電池。1.55Vです。
これを二つ直列で積めば3.1Vに。これなら抵抗を挟まずに直でLED接続できますね。
電池ボックスも3Dプリント。
スイッチは凄く一般的なやつ。操作する部分を短く切り飛ばしてます。
LEDは全て電池ボックスまで配線を接続している、所謂並列接続。
直列だと電圧足りません。
そしてボンネットとハッチにヒンジ機構を入れました。
仕組みは、たわみやすい(←ここポイント)0.5mmのピアノ線をこの字に曲げたものを、
車体側に接着したビーズに差し込んでるだけ。ボンネットとハッチには3Dプリント時に穴を造形してあるので、
そこに通すことでヒンジ化、回転の軸がそこにあると干渉して開かないので、軸位置をスライドさせるために差し込み式です。
なのでボンネットとハッチは脱着も可能です。
ステア機構つきました
— supra13 (@supra7000) May 28, 2025
データより0.3mmくらいハブが外に出ちゃったので幅狭ホイールをプリントすることにします。 pic.twitter.com/sl7LVgJhIy
ステア機構(ツイート貼り付けでごめんなさい。動画なんです)
これはずいぶん昔に作ったことがあったものをほぼほぼ同じ設計で。
車軸は釘を使いました。ちゃんとタイヤ回転します。グリスでヌルヌルにしたのでベアリングは使ってませんが結構走ります。
ドアはちょっと苦労しましたが、最終的に妥協案がいい感じになりましたよ。
これは、ピラーに沿うように曲げた0.5mmピアノ線を、屋根に接着。ピラーに沿ってる部分は接着しません。
そうするとピアノ線がたわむ距離を稼げるので、ドアの開け閉めで干渉する部分を回転の軸をずらすような形で避けられます。
そのせいでサンルーフはつけられません…
開催目前!なんとかして塗装まで進みました。
ソリッドの白を吹き付けて、Mr.クリスタルカラーのダイアモンドシルバー(パールです)を吹き付け。
そしてクリアをこれでもかと吹きかけて、丸一日放置したかったけど時間がないので…
半日後に生乾きのボディをそーっと扱い細部塗装、窓を組み付け。
ホイールもプリントして塗装し取り付けしました。もう時間がないぞ!
ドアミラーとか組付けて、完成!!
ドア閉めたときのチリがひどすぎる…事故車かな?
ルーフモールはつや消し黒に塗ったマスキングテープ、
ドアモールは白のビニールテープ。前後ナンバーは印刷。
前後ライト点灯!フル開閉!ステア可動!
今の自分に出来るすべてを出し切った1台となりました。
ちなみに電池ボックスを隠すために段ボールをプリントしてのりで止めています。
アコードワゴン、完成しました!
— supra13 (@supra7000) May 31, 2025
トミカサイズでボンネット、ドア、ハッチの開閉とステアリング機構、前後ライト点灯に挑戦した1台。
どうしても閉めたときのチリがイマイチですが、全体的にはイイ感じにまとまったと思います。 pic.twitter.com/rGYCBvWE3m
そしてGSRに持っていきましたよ~っと。
写真あんまり撮ってない…