続きです。今回で流産までの話は最後です。

 

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■BT28~BT29

 

繋留流産と診断されてから2日後の夜、出血が始まりました。

 

腹痛は、夕飯後~深夜0時くらいまでは通常の生理痛並み(普段から重い方ですが)で耐えられる痛みだったのですが、それ以降は薬を飲んでも耐えがたい痛みが襲ってきました。

 

あまりの痛みに叫んでしまうほど…。

 

結局、胎嚢を排出するまでの約12時間ほど、寝ることもできず、この痛みと付き合うことになりました。

 

痛みの波が何度も訪れましたが、翌日の昼頃にするっと出てくる感覚があり、無事に胎嚢を確認することが出来ました。

 

ちなみに胎嚢は、トイレにサヨナラせざるを得なかったです…。

 

排出後もしばらくは体のだるさと腹痛は残りましたが、夜中のもがき苦しんだ痛みと比べれば可愛いものです。

 

 


BT14の判定日以降、この日の覚悟はずっとしてきました。

 

でも、その覚悟って何なんでしょうね?

 

ある意味、わが子の成長を信じていないってことになるのでは?とか、自分が傷つかないための言い訳なのでは?とか、色々考えてしまいます。

 

でも、新しい命が自分の体の中に(わずかの期間だったけれど)宿っていたことは確かで、不安もいっぱいあった中で嬉しさがあったこともまた、事実です。

 

夫と2人で、「がんばれ~!」「待ってるよ!」ってずっと話しかけてきました。

 

産めなくて、ごめんね。少しの間だけ、お母さんにしてくれてありがとう。

続きです。

 

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■BT26


この日も、血液検査と超音波検査がありました。

 

HCG 1382
(BT14-170 → BT16-300.5 → BT19-584)

 

胎嚢 5.4mm
(BT19-3.5mm)

 

この日は6w3dにあたりますが、成長具合は4w3d並み。1週間前の診察から、2日分しか成長していませんでした。

 

この結果をもって、流産との診断が下されました。

 

これまでの経過から予測していたことでしたし、その場には通訳の方も同席されていたことから、とても冷静にナースの話を聞けていたと思います。

 

ナースから示された選択肢は、以下の3つです。

 

①自然に排出されるのを待つか
②薬で排出を促すか
③手術するか

 

いずれを選んでも、今後の治療への影響(次回の移植時期が変わる等)は無いとのことでした。

 

①②で自宅での排出を選択すると、普段の生理痛よりも強い痛みが生じるだろうと言われたことと、胎児の染色体を調べてもらえるのは選択肢③のみであったことから、私個人としては③を選びたいとその場では伝えました。

 

ただ、念のため夫にも相談しますと言って、夕方にあらためて病院から電話をかけてもらうことに。

 

病院から帰宅し、昼休みの時間に夫に電話をかけ、声を聴いたところで涙が止まらなくなりました。

 

流産になったこと。排出に至るまでの選択肢を提示されたこと。自分は手術をしたいこと。なんとかこれらを伝えて、夫からも手術をしようということで合意しました。


夕方、病院から電話がかかってきました。

 

ナース「今飲んでいるホルモン補充の薬を今日から止めて、自然に排出するのを待つようにドクターから指示がありました

 

私「手術を希望すると伝えていましたが、手術はできないのでしょうか

 

ナース「はい。ドクターが、あなたは妊娠初期で胎嚢も小さいことから、手術は必要ないと判断しました

 

私「しかし、手術しないと染色体の検査をしてもらえないのですよね

 

ナース「そうです。そもそも、あなたの場合胎嚢の大きさからいっても検査対象外となるでしょう

 

ナース「薬を止めたら、2~3日で出血が始まると思います。次回は一週間後に診察を受けてください


最初にナースから説明のあった3つの選択肢はどこにいってしまったのか…。

 

結局私には選択の権利はなく、ドクターの指示に従って自然排出を待つしかなかったです。。

続きです。

 

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■BT19
HCGの値も上昇率も低いため、疑われたのは子宮外妊娠でした。この日は血液検査だけでなく、超音波検査も受けることに。

 

HCG 584
(BT14 170 → BT16 300.5)

 

胎嚢 3.5mm

 

HCGの値は低いけれど、まだ上昇してくれていました。

 

そして、胎嚢が確認できたことで正常妊娠であることも分かりました。

 

ただし、胎嚢もこの時期からするとかなり小さいです。

 

この日は妊娠週数は5w3dにあたりますが、胎嚢の成長度合いは4w1dに相当するそうです。

 

値は低いけど妊娠していることは確かなので、ホルモン剤の服用はこのまま続けて、次回はBT26の来院を指示されました。

 

 

病院に行くたびに、検査結果が出るたびに、お腹の子の今後の成長への望みが消えていくので、この頃は病院へ行くことが恐怖でした。

 

いつ、ナースから「今回は残念でしたね」と言われるのかと思うと、気が気じゃなかったです。

続きです。

 

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■BT16
HCGの値を単体で見るよりも、HCGの上昇率が重要だということで、不安の中迎えた再判定日です。

 

その結果は

 

HCG 300.5

(BT14は170)

 

値も低いし、上昇率も低かったです。

 

ナースからは、正常な妊娠であるかの確認もしたいので次回はBT19に血液検査と超音波検査を受けるよう指示されました。

 

この時点でもう、自分の中では諦めの気持ちが強かったです。

 

でも、どうしてなんでしょうね。これだけ数値が妊娠継続の難しさを示しているのに、それでも"もしかしたら"という希望にすがってしまいます。

 


そしてこの日、BT4から続く不調(耳、喉の痛み)の相談でホームドクターの元へも訪れました。

 

そのドクターは婦人科の専門ではないのですが、「妊娠によりホルモンバランスが崩れたことで、筋肉が緩みやすくなっている。そのため、(私が以前から指摘されていた)顎関節症の症状が強く表れたと考えられる」ということでした。

 

熱もないし、耳の奥や喉、扁桃腺にも腫れが無いないことを確認してもらって終わりました。

 

一応、妊娠中なので薬を処方してもらえなかったけれど、ドクターに直接相談できたのはありがたかったです。

 

また、この頃にやっと痛みのピークを迎え、徐々に改善されていきました。

続きです。

 

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■BT14
判定日でした。午前中に血液検査を行い、夕方までにナースから電話がかかってきて、結果と今後の指示が伝えられるという流れになっています。

 

これまで受けてきた血液検査で、その日のうちにナースから結果が伝えられるものについては、午後一にオンライン上に反映されて、自分で確認できるようになっていました。

 

今回も当然その流れだろうと考え、12時過ぎた頃からずっとソワソワして待っていたのですが一向に反映されず、結局15時にきたナースから電話で、口頭のみでの結果報告となりました。

 

その後のHCGレベルの確認検査も全て同様で、一切オンラインに反映されていません。

 

なぜ、この検査だけオンライン反映してくれないのでしょうかね…。アメリカの(通っている病院の?)検査結果反映の基準が良く分かりません。

 


さて、結果はというと、、、

 

HCG 170

 

陰性ではない。けれど、その値はBT14からするととても低かったのです。

 


ナースから「おめでとう」の言葉もなく、2日後のBT16に再度血液検査をしましょうというお話になりました。

 

ナースからの電話の後、動悸が止まりませんでした。

 

濃くならない妊娠検査薬を見て予測していた結果ではあるけれど、やはり現実として受け止めるのが辛くて。

 

ネットで同じような結果の方を探しては、出産まで進めた方の情報に希望を持ちつつも、多くの方は流産されているという事実に不安で押しつぶされそうでした。

 

加えて、BT4から続いていた耳・喉の痛みもピークに達していて、まるで中耳炎のような症状でした。また、喉周辺を軽く押すと痛みがありました。

 

妊娠初期症状として中耳炎のような痛みを訴えている方の情報を目にしたことが無くて、いくら妊娠初期症状が人それぞれとはいっても、同じ症状の方を見つけられないこともまた、不安の1つでした。

 

不妊治療院では基本的にナースとしか話すことはできないし、症状を上手く伝えられる自信もありません。

 

そこで私は、ホームドクターである別の病院の日本人の女性医師に相談し、BT16にあたる日に診察していただけることになりました。