細菌戦部隊(731部隊と100部隊)パネル展を開催しませんか? | 「731・100部隊展」

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7月30日~8月28日までお休みします。
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日本不参加、失望の声相次ぐ 核禁条約会議

戦前・戦後直後と同じ、トップは無責任!!
国が原発推進していて、事故があったら責任ないなんて全くおかしい??
226事件は憲兵隊も陸・海軍も事件が起る前から情報を得ていた。なぜ事件を止めなかった??
責任を全部下に押し付けるのはBC級戦犯裁判・226事件と酷似だ!!
「こんな判決出るとは」無念の原告 疲労と失望

何をやっているのかさっぱり分からない??
社説:日本版CDC 組織新設にとどめるな
専門家組織の国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを一元化は、戦前の陸軍軍医学校と陸軍東一病院に「先祖帰り」かも
それまで原子力を利用していたものの脱原発を表明する国が現れ、米国で新規建設のプロジェクトがなくなるなど、世界各国の原発利用は停滞することとなりました。(資源エネルギー庁のHPより)














世界には、核実験、原爆、原発労働者、ウラン鉱山の採掘者等で被ばくした人はたくさんいる!!
それが、次世代・次々世代に影響するとなると大変な数になる!!反原発!!

被爆二世健診…43年目の真実~データが語る遺伝的影響と「ほしょう」を考える
東芝を沈めた原発事業「大誤算」の責任
今年(2022年)4月2日に開かれた日本医学会記念事業では、「過去の過ちに学ぶ」で、731部隊のことが取り上げられた。


https://jams.med.or.jp/jams120th/
731部隊に関しては、11.シンポジウム:未来への提言「4. 医療倫理・研究倫理の深化」のところで、以下のスライドが出てきて、わずかですが触れられます。
731部隊や関東軍の文書公開 ロシアが歴史問題で日本けん制か
台湾に現役防衛省職員派遣へ 今夏にも常駐 情報収集強化
日本の情報公開の現状!!







反原発!!
想定外の原発攻撃、対策なく 福島教訓に安全性強化も―ウクライナ
島根知事「6月2日に再稼働の判断」 島根原発2号機
北海道 泊原発「運転差し止め」判決 争点は? 原告は判決に「安心」 北電は速やかに「控訴を」
サントリー、「桜」夕食会に酒を無償提供 識者「違法献金の可能性」


戦争では、何も解決しない!!即時停戦を!!
世界の食糧危機!!、世界の環境破壊!!生態系の激変!!貧困、虐殺、レイプ、人間不信!!

На войне ничего не решить! !! Немедленное прекращение огня! !!
Мировой продовольственный кризис! !! , Всемирное разрушение окружающей среды! !! Кардинальные изменения в экосистеме! !! Нищета, резня, насилие, человеконенавистничество! !!

У війні нічого не вирішиться! !! Негайне припинення вогню! !!
Світова продовольча криза! !! , Знищення навколишнього середовища світу! !! Різкі зміни в екосистемі! !! Бідність, бійня, зґвалтування, мізантропія! !!

Nothing will be solved in the war! !! Immediate ceasefire! !!
World food crisis! !! , World environmental destruction! !! A drastic change in the ecosystem! !! Poverty, slaughter, rape, misanthropy! !!

ウクライナ戦争とアフリカの食糧危機
ウクライナ戦争がアフリカの食糧危機を直撃する理由
ウクライナに平和を!!

日本は、戦争の反省をしているのだろうか??
過去最大の防衛予算 歯止めなき膨張許されぬ





関連パネル展












戦争を停止する道を探れないのか??

No War!!Stop War!!
Нет войне!!Стоп Война!!




国連はロシアのウクライナ侵攻をやめさせることに全力で取り組んでほしい!!

I want Japan, which has Article 9 of the Constitution, to move more positively toward a ceasefire !!

Я хочу, чтобы Япония, у которой есть статья 9 Конституции, более позитивно двигалась к прекращению огня !!

憲法9条を持つ日本はもっと停戦に向けて前向きに動いてほしい!!
War in the 21st century? ?? In the 21st century, a world without war!!
Война в 21 веке? ?? В 21 веке мир без войн!!
21世紀に戦争??21世紀こそ、戦争のない世界に!!






ウクライナ侵攻、10代の素朴な疑問 今の時代になんで戦争?
「議論自体ありえない」 安倍元首相「核共有」発言に被爆者ら批判













「生体実験命令を拒否した医学者・横山正松」


ビキニデーin高知











大元帥・現人神・昭和天皇と皇族の戦争責任を問う。
日本は戦争を起こしたことを全く謝罪しなくていいのだろか??

        重慶無差別爆撃




昨年のパネル展
11月14日(日)~19日(金)


2021年 パネル展「731部隊 戦前・戦後の医学」アンケート
11月14日(日)
・中学の時の学校図書で“海と毒薬”(遠藤周作著)を読みました。授業でも関わる箇所に話が出たりしたので。
今回のチラシを目にし、見学に伺いました。開発理由は当初は良いものだったかもしれませんが、利益等と結びつくと変な方向に行ってしまうのではないかと思いました。
(40代、市内)


●細菌戦部隊(731部隊と100部隊)パネル展を開催しませんか?

 

          731部隊全景

 

  
        100部隊の煙突


1930年代から1945年にかけて、中国東北部(旧満州)につくられた731部隊と100部隊は、人体実験を繰り返した細菌戦兄弟部隊。開発された細菌兵器は中国各地に撒かれ、多くの中国人民に深刻な被害をもたらしました。100部隊は関東軍軍馬防疫廠から出発した、軍馬の伝染病研究部隊ですが、謎の部隊で、獣医師・化学者達の戦争犯罪の実態が明らかにされてきませんでした。 細菌戦被害者を含めたアジア各国の戦争被害者や遺族は、現在も日本に責任を果たすよう補償を訴えていますが、日本政府は無視を続けています。 また、細菌戦部隊が戦犯免責と引き換えに研究データをアメリカに渡したことで、戦争犯罪に問われなかったことの影響はとても大きいのではないでしょうか。医学者が協力、設定した原爆被害者や公害・薬害被害者の「認定基準」は、多くの犠牲者を切り捨てるための基準となっています。医学者・獣医学者の犯罪は戦前・戦後を通じて続いているのです。 中国ハルピンの731部隊跡地は今、世界遺産に登録される方向にあります。日本が中国に造った部隊施設が、「なぜ世界遺産に値するのか?」過去を知らない人にとって、不思議に思うことかも知れません。外国からも多くの人が訪れる侵華日軍罪証陳列館、日本人はそこでどのような目で見られるのでしょうか。 中国長春では、偽満皇宮博物院内に、「100部隊」の新展示館が2018年12月に開館します。 「日本政府と日本市民には、歴史に関する記憶喪失がある」と国際的に批判されています。 日本人にとって、今、731部隊・100部隊展を行うことは、日本軍による人体実験や細菌戦の意味を考える絶好の機会となるのではないでしょうか。私たちは多くの次世代の若者にこの戦争加害の事実を伝えていきたいと考えています。 皆さま、どうか、あなたの住む地域やグループでこの「731部隊・100部隊展」を開いていただければと思います。連絡をお待ちしています。

    ― 731部隊・100部隊展 実行委員会 ―


 731部隊のパネル(A2版) 

1 序章 薬害エイズと731部隊 

2 HIVとAIDS 

3 薬害エイズ事件はなぜ起こったか 

4 731部隊の影 

5 第1章 731部隊の創設 

6 「満州国」

7 部隊全景

                  

 

 

8 731部隊の始まり 

9 731部隊組織表(横向)

10 陸軍軍医学校防疫研究室と石井機関のネットワーク

11 第11回日本医学会総会と軍陣医学部会 

12 第2章 「マルタ」 

13 憲兵隊と「特移扱」 

14 「マルタ」と「特移扱」 

15 朱玉芬の父と叔父 

16 第3章 731部隊の人体実験     

17 ペスト(黒死病) 

18 炭疽(Anthrax) 

19 流行性出血熱 

20 毒ガス実験 旧陸軍のアウシュビッツ 

21 毒ガス野外実験 

22 赤ん坊への凍傷実験

23 医学者たちの独走 

24 人体実験が結ぶもの 

25 細菌戦は行われた 

26 ペストノミによる細菌戦 

27 細菌の大量生産 

28 第4章 731部隊の戦後 

29 軍事裁判と戦後処理(横向) 

30 細菌戦部隊医学者の戦後 

31 細菌戦医学者の博士論文

 

 

32 陸上自衛隊の博士論文

33 第5章 731部隊を告発する 

34 戦争の語り部 篠塚良雄

 35 戦争の語り部 三尾 豊 

36 家永教科書裁判第3次訴訟 

37 軍医学校で発見された人骨

 38 731部隊国家賠償請求裁判 

39 細菌戦国家賠償請求裁判 

40 終わりに 731部隊を世界遺産に

 

 100部隊のパネル(A2版)

1 はじめに 

2 「はじめに」 

3 「日中戦争における人と馬」 

4 「戦争とは」 

5 「ジュネーブ議定書」 

6 「731部隊」と「100部隊」 

7 「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」 

8 「僞満皇宮博物院」 

9 「日中15年戦争」 

10 「植民地支配

  

11 「外地」での戦争犯罪 

12 第1章 軍 馬

13 「軍馬:乗馬・駄馬・輓馬」 

14 「軍馬の徴発」 

15 「愛馬の見送り」 

16 「軍馬の位」 

17 「軍馬の改良」 

18 「軍馬の名前」 

19 「軍馬の訓練」 

20 「テッチン」 

21 「軍馬の世話・蹄手入れ」 

22 「馬の寿命と病気」 

23 「馬の伝染病」炭疽菌 

24 「馬の伝染病」鼻疽菌 

25 「馬学・獣医学の本」 

26 「麻布連隊と白雪号」

  

  
27 「敗戦後の軍馬①」

28 「敗戦後の軍馬②」

 29 第2章 100部隊 

30 「細菌戦兄弟部隊」 

31 「在満兵備充実ニ対スル意見 」 

32 「関東軍軍馬防疫廠」 

33 「100部隊所在地」

 

34「100部隊の隊長」 

35 「100部隊の細菌研究」

36 「100部隊の細菌製造部」 

37 「100部隊2部1科23号室」 

38 「関特演」と「100部隊」 

39 「三河夏季演習」 

40 「細菌戦 第6科新設」 

41 「100部隊での人体実験」 

42 「人体実験の犠牲者数」 

43 「アヘン・ヘロイン」 

44 「陸軍獣医学校」 

45 「100部隊」の終焉 

  

46 「100部隊」敗戦後の犯罪 

47 「ハバロフスク裁判」 

48 第3章 現代の課題

49 「戦前・戦中の獣医」 

50 「現代の獣医師養成」 

51 「熊本サンクチュアリ」 

52 「加計学園獣医学部」 

53 「何故 四国に?」 

54 「加計学園獣医学部」資料 

55 「検証 加計疑惑」(A2版ではありません) 

56 「100部隊」の亡霊

57 おわりに

  

58 「学習と謝罪」

59 「前事不忘」 

60 「100部隊」の新研究 

61 「100部隊」の新史料

 

  

 

62 「100部隊」の新展示

 63 おわりに 

 

 

(付録パネル) 1、細菌戦部隊の年表と戦後の流れ (A3版7枚)  2、細菌戦部隊の戦後 (A3版12枚) 3、元731部隊軍医と強制不妊手術 (A3版10枚) 

                       

   

5、タイトルパネル 

1 日中戦争における人と馬 A3×11 2列 白地 

2 日中戦争における人と馬 A4×11 2列 緑地 

3 731部隊 A4×5 黄地 

4 100部隊 A4×6 桃地 

5 侵華日軍第731部隊罪証陳列館 A4×15 2列 黄地 

6 偽満後宮博物院 A4×7 桃地 

7 前事不忘後事之師 A4×8 青地 6、

 

軍馬補助パネル(付録)

1 馬術教範 B4×8 黄地 

2 馬具解説 B4×9 表紙桃地1緑地8 

3 馬事提要 B4×12 桃地  

 

貸出要項(731部隊と100部隊野パネルを一緒に借りると16000円!!) 

1、パネル(A2版) 

①731部隊のパネル(40枚)・・・・・・・貸出料7日以内(10000円) 

②100部隊のパネル(62枚と他1枚)・・・ 貸出料7日以内(10000円)

 

 2、付録パネル 

① 細菌戦部隊の年表と戦後の流れ 

② 細菌戦部隊員の戦後                   
③ 元731部隊軍医少佐と強制不妊手術 

④ 731部隊南方作戦出発直前集合写真、毒ガス訓練写真 

⑤ タイトルパネル

⑥ 馬具補助パネル

 

 

 

※日数・規模に応じて、金額は相談に応じます。 
※他に「731部隊のパネル」(内容はA2 版と同じ、A3版 40枚) と

「細菌戦パネル」(A3版 79枚)があります

 

。   

3、模型・・・貸出料1台7日以内(10000円)

①生体解剖(62×82×高さ59)/cm 

②凍傷実験(82×72×高さ58.5)/cm 

③感染実験(77×74.5×高さ58.5)/cm ④毒ガス実験(90.5×75×高さ60)/㎝ 

 

 

※模型は、できましたら主催者団体が取りに来てください。 

 

※模型は、1993年製のもので壊れやすいので、取扱に注意してください。 

※送料は、主催者団体でご負担お願いします。 

※もし、破損した場合には、修理費用のご負担をお願いします。保険への加入をお勧めします。 

※お問い合わせは、080-4407-9554、nobu.goi@gmail.com


日本の中国東北侵略から91年
●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』


二月二十五日
晴 風あり 午後十時分遣隊出発。
六百米の大子河の鉄橋に乗った時の腰のあたり寒さはまた格別だった 女ならばすぐ腰の病気でもすぐにおこすに違いない。
三里半を二拾分の速さは決してマラソンの比でないから 守備隊の兵隊もでたらめだね。本当に夜の勤務ばかりでつらいでしょうね。軍隊出の人張台子の駅員がいふ。之からまた張台子で一息入れてから煙台まで行かねばならない 本当にやりきれない。鼻水も凍ったと見えて出てこない。弐拾五日と弐拾六日は続けざまだ





軍都広島での物語
●原爆詩集
峠三吉
・・・一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。

墓標

のかげで
眼をおのように焼かれた友だちの列が
おろおろしゃがみ
走ってゆく帯剣のひびきに
へいたいさん助けて!と呼んだときにも
君たちにこたえるものはなく
暮れてゆく水槽のそばで
つれてって!と
西の方をゆびさしたときも
だれも手をひいてはくれなかった










●『細菌戦部隊』
731研究会編  1996年9月(核時代51年)初版発行

おわりに(731研究会/証言集編集委員会 越田稜)

「戦後50年」という“時”が過ぎ去ったとしても、731部隊及び関連部隊が犯した罪業をはじめ生物兵器、あるいは化学兵器(毒ガス)による多大なる被害の未清算は、今後とも執拗に問われ続けなければならないであろう。「731部隊展」に併行して「毒ガス展」全国開催も予定されている(1996年9月より)。また日中共同による日本軍の細菌戦の実態調査も地道に続けれられている。はかり知れないアジアの被害者からの告発に応える営為である。
・・・・・・・
1996年7月
           731研究会/証言集編集委員会 越田稜






●『論争731部隊』
松村高夫編
核時代49(1994)年4月発行

第1 本件検定経過について

4 意見申立てに対する文部大臣の決定とその理由
文部大臣は、1984(昭和59)年2月1日、この意見申立てを認めない旨の決定を通知し、したがって、家永は、やむなく、731部隊に関する記述を全文削除した。文部大臣が理由とするところは次の通りである。

 申立人の列挙している関係文献を精査したけれども、学界の現状は資料収集の段階であって、専門的学術研究っが発表されるまでに至っていないと判断されるし、申立人もまた「学術書に記載されていない」状況を明確に認めているのであるから、教科書に取り上げることは時機尚早である。なお、申立人の著作物における関係記述はB6 判2頁足らずであるし、事実認定の手続きに全く触れていない。




 
















●毒ガス戦

『毒ガス戦と日本軍』
吉見義明(2004年発行)




Ⅰ 第1次世界大戦の衝撃 1915―1930

1、毒ガス開発の開始

第1次世界大戦の終結

 臨時毒瓦斯調査委員は、戦時の態勢から平時の態勢に移る為、1919年12月10日の総会で委員会の解散問題を審議した。しかし、解散は留保され、第2期の調査として、放射用の毒ガスは塩素とし、程谷曹達工場の指導を継続することと、ガス弾用の毒ガスとして臭素・ホスゲン・イペリット・臭化アセトンの研究を行なうことが決定された。しかし、大戦終結の為臨時軍事費も支出されなくなった。新たな成果も、1920年11月中旬に岡山県日本原演習場で15糎榴弾砲ガス弾臭素115キロ分)の試験を行なった以外には、見るべきものはなかった。


 

 



海軍の相模海軍工廠跡を訪ねて(2022年4月9日)
日本は海軍も毒ガスを製造し、本土決戦に備えていた!!


平和慰霊塔の記
本市は明治以来幾たびかの戦争において尊い生命を捧げられた犠牲者のみ霊を慰めその冥福を祈るために昭和三十八年一月平塚市戦没者慰霊施設建設準備委員会を設け ここに市民の浄財と市費をもってこの慰霊塔を建立した
ねがわくは諸霊この塔にあつまり給いて市民の誠意に応え永く世界の平和を護持されんことを祈る昭和四十年晩秋  平塚市長 加藤一太郎謹書



A事案区域内における土地改変時の対応について より
*A事案区域とは、環境省が平成 15 年に実施した<昭和 48 年の「旧軍毒ガス弾等の 全国調査」フォローアップ調査※1>において終戦時における旧軍の化学兵器に関連する情報を集約した結果を踏まえ設定したA事案(毒ガス弾等の存在に関する情報の確実性が高く、かつ、地域も特定されている事案)に該当する区域のことです。具体的には、以下の3区域となります(図1参照)。
①旧相模海軍工廠跡地(神奈川県寒川町内)
②旧相模海軍工廠化学実験部跡地(神奈川県平塚市内)
③ 旧陸軍習志野学校跡地(千葉県習志野市・船橋市内)





 





  







・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)

第12章  癒しがたい傷


毒ガスの焼却

こうして、1年ほどの間に、大久野島の姿は著しく変貌した。木製の建築物は既に焼き尽くされ、セメントの建物の中もガランとして、昔日の工場の面影は跡形もなくなっていた。日本が戦争中、化学兵器を研究、製造、使用した歴史はこの時から既にページをめくられたがの如く、人々のこの問題についての記憶も段々薄れていった。人々が美しい大久野島国民休暇村で楽し気に遊び戯れる時、ここがかつては凶悪な殺人兵器を製造していた場所であることを知る者は最早ほとんどいなくなった。しかしながら、毒ガスとう悪魔は果たしてそんなにたやすく影も形無くなるものだろうか?戦争の傷痕はそんなに簡単に癒されるものだろうか?





核時代39年(1984年)5月初版発行

●『三光』     中国帰還者連絡会編
核時代39年(1984年)5月初版発行


日本鬼子(リーベンクイズ)

糧穀の略奪
(冷酷非情な取り立て)


引地 章(ひきじあきら)
警察署長 警正
(略歴)
学歴 高等小学校卒業
所属 旧満国 図們警察署
年齢 54歳


「それは大変だぞ。県でさえ勝手に、義倉の開放命令は出せんのだ。そんなことをしたら、暗いところへ入る者が沢山出るからね。前線の兵士のことを考えたら、そのくらいの苦労は何ともないんじゃあないか。この際、ネズミでも、蛙でも、蛇でも、食えるものは何でも食って辛抱していかなければいけないよ」
この暴言に李村長はじめ、5人の者はブルブル拳を振るわし、じっと奥歯を噛んで、早川を睨みつけた。李村長はおもむろに懐中から、封筒入りの陳情書を取り出し、早川の前に差し出した。




















●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?



『日本の国家機密』(現代評論社刊 1972年初版発行 )
            藤井治夫著

第2篇  自衛隊の機密
第3章 防衛力整備

3 防衛基盤の整備

国家非常事態法制の確立 

これらの戦時諸法案は、「隠密の作戦準備期間を通じて、法制局を始め大蔵省行管庁関係各省各庁との調整を完了、次いで次官会議を経て閣議にもかけ、活版印刷一切の準備を完了」する。7月19日朝鮮に戦争勃発するや、8月1日臨時国会を召集、77~87件の法案を緊急上程し、8月中旬これらの全法令を成立せしめるのである第3動研究問題)。しかも、これらの法令が①直ちに改正を要するもの27件、②直ちに制定を要するもの50件、③情勢の推移に応じ制定を要するもの10件に区分されていることに明らかなように、立法の具体的計画についてまで、すでに綿密な研究が進んでいたのである。
 このように三矢研究は、戦時体制確立の見取図を描くことによって、その後の防衛基盤確立施策の原典となったのである。このころ防衛庁ではいくつかの国家改造構想が練られていた。











●『BC兵器』久保綾三著(1969年)

Ⅲ 日本における生物・化学兵器の歩み

2、 生物・化学兵器の種類と特性

化学兵器の種類と特性

最初の毒ガスは、文字通りのガスであった。つまりガス状であったのである。ここから「ガス戦」とか「ガスマスク」といった用語ができたのである。その後、イペリット(常温では液体)や、くしゃみガス(細かい個体粒子)のような「毒液」や「毒性粉末」が使われるようになってからも「ガス」という用語がずっと使われている。
























●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞

※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!

戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!




第1部 皇太子の教育
1901(明治34)年―1921 (大正10)年


第2章  天皇に育てる


白鳥は、皇太子の祖父明治天皇を詳細に描いて明治時代の章を締めくくっている。白鳥によれば明治天皇は、幼少のときから活発で勇敢なうえ、謹厳で規律を重んじ、質素、寛仁、英明を兼ね備え、つねに臣下に寛容だった。またいつも側近に道を説かせ、他の言をよく聞いた。そのうえ「天皇は深く和歌を好みて日夕吟詠を友とし給ひしかば、御製によりておのづから大御心(その仁愛の心)をしのび奉るを得」たのである。