細菌戦部隊(731部隊と100部隊)パネル展を開催しませんか? | 「731・100部隊展」

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日本は、なぜ、核兵器禁止条約締約国会議に参加しない??
核兵器禁止条約締約国会議でスピーチ 田上長崎市長「長崎を最後の被爆地に」世界に訴え
戦前・戦後直後と同じ、トップは無責任!!
国が原発推進していて、事故があったら責任ないなんて全くおかしい??
責任を全部下に押し付けるのはBC級戦犯裁判・226事件と酷似だ!!
「こんな判決出るとは」無念の原告 疲労と失望
神戸新聞コラムより
福島第1原発事故で野菜の出荷停止が決まった翌日のことだった。18歳から農業一筋に生きてきた64歳の男性が自ら命を絶った。「農業、継がせなかったらよかったな」と息子に言葉を残して
◆翌月、酪農家の55歳の男性も命を絶った。「原発さえなければ。こういう形になり、すいませんでした」と小屋の壁にチョークで書き残して
◆途方もない理不尽が、生きる力の根っこを奪う。農業者でなくても、すべての人生はその土地と深く結びついている。人間関係、学校、仕事、健康な暮らし。平凡な日常を失った避難者の無念と怒りは、自殺した男性たちと地続きに違いない
◆原発事故で全国に散った避難者が国と東京電力に損害賠償を求めた集団訴訟で、最高裁はきのう、国の責任を認めなかった。国の責任を認める高裁判決が相次いでいたから耳を疑った。知見が定まらないとき、最悪の事態に備える責任が国に「ない」のなら、国民は誰を信じればいいのか
◆数年前、兵庫訴訟の原告が駅前で「原発事故を覚えていますか」と問いかけるのを聞いた。私たちの無関心を鋭くえぐる言葉だった
◆原発事故の避難者は現在も3万人近い。土地を、古里を、放射能の心配などなかった暮らしを返せ。彼らの痛憤を、わが身に重ねたい。2022.6.18
プルトニウム、フランスに譲渡へ 保有抑制、ふげん燃料で政府方針
朝鮮人BC級戦犯裁判
朝鮮人BC級戦犯裁判
全貌226事件
2.26事件
何をやっているのかさっぱり分からない??
社説:日本版CDC 組織新設にとどめるな
専門家組織の国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを一元化は、戦前の陸軍軍医学校と陸軍東一病院に「先祖帰り」かも
それまで原子力を利用していたものの脱原発を表明する国が現れ、米国で新規建設のプロジェクトがなくなるなど、世界各国の原発利用は停滞することとなりました。(資源エネルギー庁のHPより)

世界には、核実験、原爆、原発労働者、ウラン鉱山の採掘者等で被ばくした人はたくさんいる!!
それが、次世代・次々世代に影響するとなると大変な数になる!!反原発!!

被爆二世健診…43年目の真実~データが語る遺伝的影響と「ほしょう」を考える
東芝を沈めた原発事業「大誤算」の責任
核被災に苦しむウイグルの人々
731部隊からフクシマまで1
731部隊からフクシマまで2
731からフクシマまで(5


今年(2022年)4月2日に開かれた日本医学会記念事業では、「過去の過ちに学ぶ」で、731部隊のことが取り上げられた。


https://jams.med.or.jp/jams120th/
731部隊に関しては、11.シンポジウム:未来への提言「4. 医療倫理・研究倫理の深化」のところで、以下のスライドが出てきて、わずかですが触れられます。



核なき世界へ!!
核禁締約国会議に向け ICAN市民社会フォーラム開幕
核兵器禁止条約(TPNW)
国連・中満次長「核不使用死守を」 ウクライナ侵攻、脅威が「現実」 時事トップセミナーで講演
「長崎の被爆者です 質問はありますか?」初の核兵器禁止条約 締約国会議 伝えたい”被爆の実相”
「核兵器禁止条約は価値観を変える」6月オーストリアで開催の締約国会議前に長崎市で講演会
NATO2カ国、核禁会議に参加 ドイツとノルウェー
「オブザーバー参加を」 被爆者らが「核なき世界」訴え 広島
ロシア 地方議会で議員が反戦訴え
「プーチン大統領は謝罪すべき」 ロシアの大物退役軍人がウクライナ侵攻で異例の批判
アメリカも銃規制をしてもらいたい!!
米テキサス州の小学校で乱射 生徒19人と教師2人が死亡

戦争では、何も解決しない!!即時停戦を!!
世界の食糧危機!!、世界の環境破壊!!生態系の激変!!貧困、虐殺、レイプ、人間不信!!

На войне ничего не решить! !! Немедленное прекращение огня! !!
Мировой продовольственный кризис! !! , Всемирное разрушение окружающей среды! !! Кардинальные изменения в экосистеме! !! Нищета, резня, насилие, человеконенавистничество! !!

У війні нічого не вирішиться! !! Негайне припинення вогню! !!
Світова продовольча криза! !! , Знищення навколишнього середовища світу! !! Різкі зміни в екосистемі! !! Бідність, бійня, зґвалтування, мізантропія! !!

Nothing will be solved in the war! !! Immediate ceasefire! !!
World food crisis! !! , World environmental destruction! !! A drastic change in the ecosystem! !! Poverty, slaughter, rape, misanthropy! !!

ウクライナ戦争とアフリカの食糧危機
ウクライナ戦争がアフリカの食糧危機を直撃する理由
ウクライナに平和を!!

日本は、戦争の反省をしているのだろうか??
過去最大の防衛予算 歯止めなき膨張許されぬ

「戦争の加害展」プレ企画





*7月18日の加藤哲郎講演は、事情により小河孝講演に変更になりました。




戦争を停止する道を探れないのか??

No War!!Stop War!!
Нет войне!!Стоп Война!!




Why is America not actively moving towards peace ??
Почему Америка не движется активно к миру??
何故アメリカは、和平に向けて積極的に動かない??

Article 9 of the Constitution to the World Constitution !!
Статья 9 Конституции Всемирной Конституции
憲法9条を世界憲法へ!!

RENUNCIATION OF WAR Article 9.
Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, world forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.


ОТКАЗ ОТ ВОЙНЫ Статья 9.
Искренне стремясь к международному миру, основанному на справедливости и порядке, мир навсегда отказывается от войны как суверенного права нации и от угрозы или применения силы как средства разрешения международных споров.
Для достижения цели предыдущего абзаца сухопутные, морские и воздушные силы, а также другой военный потенциал никогда не будут сохранены. Право воинственности государства признаваться не будет.

戦争の放棄
第九条 世界は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない

I want the United Nations to do everything in its power to stop Russia's invasion of Ukraine!!

Я хочу, чтобы Организация Объединенных Наций сделала все возможное, чтобы остановить вторжение России в Украину!!

国連はロシアのウクライナ侵攻をやめさせることに全力で取り組んでほしい!!

I want Japan, which has Article 9 of the Constitution, to move more positively toward a ceasefire !!

Я хочу, чтобы Япония, у которой есть статья 9 Конституции, более позитивно двигалась к прекращению огня !!

憲法9条を持つ日本はもっと停戦に向けて前向きに動いてほしい!!
War in the 21st century? ?? In the 21st century, a world without war!!
Война в 21 веке? ?? В 21 веке мир без войн!!
21世紀に戦争??21世紀こそ、戦争のない世界に!!






ウクライナ侵攻、10代の素朴な疑問 今の時代になんで戦争?
モハメド・アリ 勇気の連鎖
世界の生物兵器開発はどうなっているの??

生体実験命令を拒否した医学者・横山正松


ビキニデーin高知
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
室戸フィールドワーク(マグロ漁船の見学)
忘れられたビキニ被災者たち
ビキニ事件と俊こつ丸
新聞記事からの報告
裁判の報告
世界の核被害問題と解決の取り組み
中満泉ビデオメッセージ
核兵器禁止条約発効の時代に生きる世代へ
閉会の挨拶



大元帥・現人神・昭和天皇と皇族の戦争責任を問う。
日本は戦争を起こしたことを全く謝罪しなくていいのだろか??


        重慶無差別爆撃

重慶爆撃(戦争のはじまり)


昨年のパネル展
11月14日(日)~19日(金)
新型コロナ・パンデミックと731部隊・100部隊の影
核なき未来へー被爆二世からのメッセージ


2021年 パネル展「731部隊 戦前・戦後の医学」アンケート
14日(日)
・偶然立ち寄ったのですが、貴重な資料が沢山あり、驚きました。もっと見たり、拡散したいです。
(50代、市内)



●細菌戦部隊(731部隊と100部隊)パネル展を開催しませんか?

 

          731部隊全景

 

  
        100部隊の煙突


1930年代から1945年にかけて、中国東北部(旧満州)につくられた731部隊と100部隊は、人体実験を繰り返した細菌戦兄弟部隊。開発された細菌兵器は中国各地に撒かれ、多くの中国人民に深刻な被害をもたらしました。100部隊は関東軍軍馬防疫廠から出発した、軍馬の伝染病研究部隊ですが、謎の部隊で、獣医師・化学者達の戦争犯罪の実態が明らかにされてきませんでした。 細菌戦被害者を含めたアジア各国の戦争被害者や遺族は、現在も日本に責任を果たすよう補償を訴えていますが、日本政府は無視を続けています。 また、細菌戦部隊が戦犯免責と引き換えに研究データをアメリカに渡したことで、戦争犯罪に問われなかったことの影響はとても大きいのではないでしょうか。医学者が協力、設定した原爆被害者や公害・薬害被害者の「認定基準」は、多くの犠牲者を切り捨てるための基準となっています。医学者・獣医学者の犯罪は戦前・戦後を通じて続いているのです。 中国ハルピンの731部隊跡地は今、世界遺産に登録される方向にあります。日本が中国に造った部隊施設が、「なぜ世界遺産に値するのか?」過去を知らない人にとって、不思議に思うことかも知れません。外国からも多くの人が訪れる侵華日軍罪証陳列館、日本人はそこでどのような目で見られるのでしょうか。 中国長春では、偽満皇宮博物院内に、「100部隊」の新展示館が2018年12月に開館します。 「日本政府と日本市民には、歴史に関する記憶喪失がある」と国際的に批判されています。 日本人にとって、今、731部隊・100部隊展を行うことは、日本軍による人体実験や細菌戦の意味を考える絶好の機会となるのではないでしょうか。私たちは多くの次世代の若者にこの戦争加害の事実を伝えていきたいと考えています。 皆さま、どうか、あなたの住む地域やグループでこの「731部隊・100部隊展」を開いていただければと思います。連絡をお待ちしています。

    ― 731部隊・100部隊展 実行委員会 ―


 731部隊のパネル(A2版) 

1 序章 薬害エイズと731部隊 

2 HIVとAIDS 

3 薬害エイズ事件はなぜ起こったか 

4 731部隊の影 

5 第1章 731部隊の創設 

6 「満州国」

7 部隊全景

                  

 

 

8 731部隊の始まり 

9 731部隊組織表(横向)

10 陸軍軍医学校防疫研究室と石井機関のネットワーク

11 第11回日本医学会総会と軍陣医学部会 

12 第2章 「マルタ」 

13 憲兵隊と「特移扱」 

14 「マルタ」と「特移扱」 

15 朱玉芬の父と叔父 

16 第3章 731部隊の人体実験     

17 ペスト(黒死病) 

18 炭疽(Anthrax) 

19 流行性出血熱 

20 毒ガス実験 旧陸軍のアウシュビッツ 

21 毒ガス野外実験 

22 赤ん坊への凍傷実験

23 医学者たちの独走 

24 人体実験が結ぶもの 

25 細菌戦は行われた 

26 ペストノミによる細菌戦 

27 細菌の大量生産 

28 第4章 731部隊の戦後 

29 軍事裁判と戦後処理(横向) 

30 細菌戦部隊医学者の戦後 

31 細菌戦医学者の博士論文

 

 

32 陸上自衛隊の博士論文

33 第5章 731部隊を告発する 

34 戦争の語り部 篠塚良雄

 35 戦争の語り部 三尾 豊 

36 家永教科書裁判第3次訴訟 

37 軍医学校で発見された人骨

 38 731部隊国家賠償請求裁判 

39 細菌戦国家賠償請求裁判 

40 終わりに 731部隊を世界遺産に

 

 100部隊のパネル(A2版)

1 はじめに 

2 「はじめに」 

3 「日中戦争における人と馬」 

4 「戦争とは」 

5 「ジュネーブ議定書」 

6 「731部隊」と「100部隊」 

7 「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」 

8 「僞満皇宮博物院」 

9 「日中15年戦争」 

10 「植民地支配

  

11 「外地」での戦争犯罪 

12 第1章 軍 馬

13 「軍馬:乗馬・駄馬・輓馬」 

14 「軍馬の徴発」 

15 「愛馬の見送り」 

16 「軍馬の位」 

17 「軍馬の改良」 

18 「軍馬の名前」 

19 「軍馬の訓練」 

20 「テッチン」 

21 「軍馬の世話・蹄手入れ」 

22 「馬の寿命と病気」 

23 「馬の伝染病」炭疽菌 

24 「馬の伝染病」鼻疽菌 

25 「馬学・獣医学の本」 

26 「麻布連隊と白雪号」

  

  
27 「敗戦後の軍馬①」

28 「敗戦後の軍馬②」

 29 第2章 100部隊 

30 「細菌戦兄弟部隊」 

31 「在満兵備充実ニ対スル意見 」 

32 「関東軍軍馬防疫廠」 

33 「100部隊所在地」

 

34「100部隊の隊長」 

35 「100部隊の細菌研究」

36 「100部隊の細菌製造部」 

37 「100部隊2部1科23号室」 

38 「関特演」と「100部隊」 

39 「三河夏季演習」 

40 「細菌戦 第6科新設」 

41 「100部隊での人体実験」 

42 「人体実験の犠牲者数」 

43 「アヘン・ヘロイン」 

44 「陸軍獣医学校」 

45 「100部隊」の終焉 

  

46 「100部隊」敗戦後の犯罪 

47 「ハバロフスク裁判」 

48 第3章 現代の課題

49 「戦前・戦中の獣医」 

50 「現代の獣医師養成」 

51 「熊本サンクチュアリ」 

52 「加計学園獣医学部」 

53 「何故 四国に?」 

54 「加計学園獣医学部」資料 

55 「検証 加計疑惑」(A2版ではありません) 

56 「100部隊」の亡霊

57 おわりに

  

58 「学習と謝罪」

59 「前事不忘」 

60 「100部隊」の新研究 

61 「100部隊」の新史料

 

  

 

62 「100部隊」の新展示

 63 おわりに 

 

 

(付録パネル) 1、細菌戦部隊の年表と戦後の流れ (A3版7枚)  2、細菌戦部隊の戦後 (A3版12枚) 3、元731部隊軍医と強制不妊手術 (A3版10枚) 

                       

   

5、タイトルパネル 

1 日中戦争における人と馬 A3×11 2列 白地 

2 日中戦争における人と馬 A4×11 2列 緑地 

3 731部隊 A4×5 黄地 

4 100部隊 A4×6 桃地 

5 侵華日軍第731部隊罪証陳列館 A4×15 2列 黄地 

6 偽満後宮博物院 A4×7 桃地 

7 前事不忘後事之師 A4×8 青地 6、

 

軍馬補助パネル(付録)

1 馬術教範 B4×8 黄地 

2 馬具解説 B4×9 表紙桃地1緑地8 

3 馬事提要 B4×12 桃地  

 

貸出要項(731部隊と100部隊野パネルを一緒に借りると16000円!!) 

1、パネル(A2版) 

①731部隊のパネル(40枚)・・・・・・・貸出料7日以内(10000円) 

②100部隊のパネル(62枚と他1枚)・・・ 貸出料7日以内(10000円)

 

 2、付録パネル 

① 細菌戦部隊の年表と戦後の流れ 

② 細菌戦部隊員の戦後                   
③ 元731部隊軍医少佐と強制不妊手術 

④ 731部隊南方作戦出発直前集合写真、毒ガス訓練写真 

⑤ タイトルパネル

⑥ 馬具補助パネル

 

  

 


※日数・規模に応じて、金額は相談に応じます。 
※他に「731部隊のパネル」(内容はA2 版と同じ、A3版 40枚) と

「細菌戦パネル」(A3版 79枚)があります

 

。   

3、模型・・・貸出料1台7日以内(10000円)

①生体解剖(62×82×高さ59)/cm 

②凍傷実験(82×72×高さ58.5)/cm 

③感染実験(77×74.5×高さ58.5)/cm ④毒ガス実験(90.5×75×高さ60)/㎝ 

 

 

※模型は、できましたら主催者団体が取りに来てください。 

 

※模型は、1993年製のもので壊れやすいので、取扱に注意してください。 

※送料は、主催者団体でご負担お願いします。 

※もし、破損した場合には、修理費用のご負担をお願いします。保険への加入をお勧めします。 

※お問い合わせは、080-4407-9554、nobu.goi@gmail.com




日本の中国東北侵略から91年
●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』


二月十一日
朝 風なし 晴 暖か 零下十四度 紀元節 市街戦あり 重機編成 気合をかける
今日は日記に示す通り紀元節だ 普通ならば日夕点呼至外出できる日だ 悲しいかな大隊命令 外出禁止なら是非もなし 最も僕は当番だから同じことだが 今日の午前中はこの佳日を記念する為に ある情況(上図の如く)の元に市街戦が二ヶ中隊で実施せられ 勤務中ながら臨時交代して古き戦友と共に一個分隊の重機関銃を編成し 此の演習に加わった。市街戦は本当に辛がしい 然し気合は十分入る


軍都広島での物語

●原爆詩集
峠三吉
・・・一九四五年八月六日、広島に、九日、長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人、また現在にいたるまで死の恐怖と苦痛にさいなまれつつある人、そして生きている限り憂悶と悲しみを消すよしもない人、さらに全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧ぐ。

としとったお母さん

ってはいけない
としとったお母さん
このままいってはいけない



 
●『細菌戦部隊』
731研究会編  1996年9月(核時代51年)初版発行


Ⅲ 細菌戦部隊の周辺

海南島で見た生体解剖
「アイゴー、アイゴー」という叫び声が聞こえてきて・・・・
渡辺はつ
同仁会・看護婦
〈経歴〉
1919年生まれ
1940年 新郷・開封の同仁会診療所に看護婦として勤務
1942年 海南島同仁会診療所に勤務
1943年 現地解除。帰国
■この証言は1993年10月ほかの聞き取りをまとめたもの。

生体解剖

もっと鮮烈に覚えているのが、生体解剖でした。2人の“匪賊”のうちの1人が、生きたまま解剖されたのです。「アイゴー、アイゴー」という叫び声が聞こえてきましたから、朝鮮人だったのでしょう。それを手がけた軍医は、その“匪賊”と同じぐらいの30~40歳位の方でした。麻酔もせずに軍医は、戸板に縛り付けた“匪賊”をメスで切っていきました。その体から、胃や他の内臓を取り出していったのです。縛られている体がピクピクしていたのを覚えています。「アイゴー、アイゴー」という叫び声は強烈でした。その朝鮮人は、30分位生きていたのではないかと思います。何が目的だったのかわかりませんが、こうしたことは前任地でもあったと聞いています。


●証言
生体解剖(旧日本軍の戦争犯罪)
中央档案館
中国第2歴史档案館
吉林省社会科学院編

江田憲司
兒島俊郎
古川万太郎編訳

解説
証言「供述者」の背景ーある日本人戦犯を中心に

判決下る

 さらに、政府などへの陳情活動を通して、彼らを一層憤激させたのは、彼ら戦犯帰国者たちを、如何にも悪いことをしてきた人間であるかのようにみなす素振りが見られたことである。同じ軍人として中国へ出かけ、同じようなことをしながら、うまくすり抜けて帰国した連中はそのような目で見られず、どうして自分たちだけが白い目で見られなければならないのだ、という怒りであった。



●毒ガス戦

・『日本軍の毒ガス兵器』  松野誠也著



おわりに
 
 私が毒ガス兵器の問題に関心を持ち、研究を続けてきた理由は、この問題の大きさ・重さに比べてまだ解明されていないナゾの部分が多いので、納得いくまで事実関係を明らかにしてみたいということと、現代的な課題なので詳しい調査がどうしても必要なのではないかと判断していたことによる。いつの間にかこの問題について様々な知識を有するようになったが、興味や関心を抱くことはあっても、毒ガスを好きになることはできない。なぜ私たちの先輩たちは後の世代に〈負の遺産〉として遺る様な兵器を手にし、使用するに至ったのか、もし彼らが今日の国内外の遺棄毒ガス問題が起るとわかっていたらそれに手を染めることを断念しただろうか、と考えることもある。


海軍の相模海軍工廠跡を訪ねて(2022年4月9日)


日本は海軍も毒ガスを製造し、本土決戦に備えていた!!

碑文

ここ旧西寒川駅跡に佇んで東を望み、更に南に目を転ずるとその視界に工場群が迫る。 そこは、かつて多くの仲間が営々と働いた相模海軍工廠(昭和20年敷地704,000m2)の跡地である。往時を偲べば、先人や友の姿が彷彿と甦り、懐旧の想いひとしおである。
第二次大戦後工業立地に恵まれた跡地は町発展の礎となり、今日の繁栄をもたらした。 いま大地に大地に深く根差した緑に世界の平和を願い、国土の安隠を祈る。

建立  相廠会 及び 協力企業  昭和63年春



A事案区域内における土地改変時の対応について より
*A事案区域とは、環境省が平成 15 年に実施した<昭和 48 年の「旧軍毒ガス弾等の 全国調査」フォローアップ調査※1>において終戦時における旧軍の化学兵器に関連する情報を集約した結果を踏まえ設定したA事案(毒ガス弾等の存在に関する情報の確実性が高く、かつ、地域も特定されている事案)に該当する区域のことです。具体的には、以下の3区域となります(図1参照)。
①旧相模海軍工廠跡地(神奈川県寒川町内)
②旧相模海軍工廠化学実験部跡地(神奈川県平塚市内)
③ 旧陸軍習志野学校跡地(千葉県習志野市・船橋市内)



・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)

第10章 残酷な人体実験毒ガス実験


付記・ジャムス毒ガス弾発見地点の現地調査記

作業船は埠頭を出ると、先ず上流に向かって進み、瞬く間に市街区を過ぎて、ジャムス市の洪水防止記念塔が見えた。3㎞ほど行くと、黄さんは南岸の方の水面を指さし「そこが1974年、浚渫船が作業していた場所です。冬季に停泊する汽船のドックを確保するために、浚渫が必要だったのです」と言った。今はもうここはドッグにせず、市街地の新開発計画の一部に組み込まれ、工事が行われている。私たちはその水面を子細に眺めたが、他の場所と違うところは何も無かった。しかしながら、まさにここで、多くの人々を巻き込んだあの悲劇が生まれたのである。


 
核時代39年(1984年)5月初版発行

●『三光』     中国帰還者連絡会編
核時代39年(1984年)5月初版発行


日本鬼子(リーベンクイズ)

焼け火箸ー拷問の挙句に斬首

佐藤五郎
分隊員 上等兵
(旧部隊名)第59師団第109大隊

「貴様言わねえか、この野郎」続けて焼いた。吊るされた中年の男が脇の下からは、黄色い粘液が出血と混合してにじみ出る。歯をぎりぎりさせ固く結んだ唇を震わせ、憤怒に燃えた眼球は梅田の顔をじっと見ていた。梅田の手でこの木に吊し上げて殺した中国人は、1ヶ月に少なくとも3、4人はいる。そればかりではない。水攻めの拷問をやると必ず幹兵団に引き渡し、初年兵の実的刺突で殺した。また、梅田はどら声を張り上げた。「貴様、まだ言わねえか」かすれたどら声でわめきたてた。しかし、その男はいっこうに口を開こうとはせず、今の顔色とは違う、頬に隠れたくぼんだ眼を大きく開き、梅田の眼をじっと睨みつけている。




●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?



『日本の国家機密』(現代評論社刊 1972年初版発行 )
            藤井治夫著

第2篇  自衛隊の機密
第3章 防衛力整備

1 中期5ヵ年計画

3次防技術研究開発計画

 3次防では装備の近代化と国産化のために技術研究開発の推進が重視されたが、これについては66年4月、防衛庁が決定した「第3次防衛力整備計画技術研究開発計画」が明るみに出ている。「秘」文書に指定されているこの計画は、抑止戦略の採用に対応して「装備品等の質的優位の確保」を方針としている。つまり、仮想敵国を上回る性能をもつ国産兵器、とくに攻撃用装備の開発保有が重点となっているのである。



●『BC兵器』久保綾三著(1969年)

Ⅲ 日本における生物・化学兵器の歩み

1、 生物・化学兵器の開発の歩み

『化学学校記事』(第11号)は、旧陸軍の技術研究組織について書いている(樋上倫久「旧陸軍技術研究組織の概要」)が、それは次のようなシステムになっていた。



●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞

※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!

戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!

第1部 皇太子の教育
1901(明治34)年―1921 (大正10)年


第2章  天皇に育てる


 しかし一般的に見ると、科学は彼の思考に、自由な探求者としての自己意識、理性と証拠に基づいた議論・助言の受容など、合理的・科学的な傾向を育てた。しかし、道徳観と使命感にしばられた裕仁には別の面があった。それが彼の科学への傾斜を妨げ、神権的天皇の義務と拘束に彼を従わせた。ここにおいて、杉浦重剛、白鳥庫吉(くらきち)、清水澄(とおる)から受けた思想の影響はずっと強力だった。彼らの立てた論理の文脈が、合理的・客観的な思考をおおい隠してしまったのである。