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第6回 戦争の加害パネル展

(感想)
5月6日(木)
42、戦争の記憶が特に加害の歴史が次第に消されていくのが、危険なことです。今の日本の空気は反中・反韓・北朝鮮の感情が渦巻いています。政権の思惑はアメリカの強大な軍事力をバックに再びアジア侵略を目指そうとしているのでしょうか。バイデンのように、どうもアメリカの民主党政権は、戦争を進めようとする傾向にあるようで恐ろしい事です。
(男性、70代、市外、チラシ)

ドイツと日本の謝罪の違い

731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会第6回
「登戸研究所と731部隊」(お話:山田朗さん)





731部隊・100部隊の戦後責任






原告たちのあまりに理不尽な被害『JUSTICE 中国人戦後補償裁判の記録』(中国人戦争被害賠償請求事件弁護団 編著、高文研)評者:根岸恵子

昭和への挽歌   野崎忠郎

 

 

 

 

 



 

●細菌戦部隊(731部隊と100部隊)パネル展を開催しませんか?
 ※展示会の前後は搬入・搬出のため、ご利用できません。


7月30日(金)~8月1日(日)

東京・武蔵野プレイス

 

8月3日(火)~7日(土)

徳島県阿南市

 

          731部隊全景

 

  
        100部隊の煙突


1930年代から1945年にかけて、中国東北部(旧満州)につくられた731部隊と100部隊は、人体実験を繰り返した細菌戦兄弟部隊。開発された細菌兵器は中国各地に撒かれ、多くの中国人民に深刻な被害をもたらしました。100部隊は関東軍軍馬防疫廠から出発した、軍馬の伝染病研究部隊ですが、謎の部隊で、獣医師・化学者達の戦争犯罪の実態が明らかにされてきませんでした。 細菌戦被害者を含めたアジア各国の戦争被害者や遺族は、現在も日本に責任を果たすよう補償を訴えていますが、日本政府は無視を続けています。 また、細菌戦部隊が戦犯免責と引き換えに研究データをアメリカに渡したことで、戦争犯罪に問われなかったことの影響はとても大きいのではないでしょうか。医学者が協力、設定した原爆被害者や公害・薬害被害者の「認定基準」は、多くの犠牲者を切り捨てるための基準となっています。医学者・獣医学者の犯罪は戦前・戦後を通じて続いているのです。 中国ハルピンの731部隊跡地は今、世界遺産に登録される方向にあります。日本が中国に造った部隊施設が、「なぜ世界遺産に値するのか?」過去を知らない人にとって、不思議に思うことかも知れません。外国からも多くの人が訪れる侵華日軍罪証陳列館、日本人はそこでどのような目で見られるのでしょうか。 中国長春では、偽満皇宮博物院内に、「100部隊」の新展示館が2018年12月に開館します。 「日本政府と日本市民には、歴史に関する記憶喪失がある」と国際的に批判されています。 日本人にとって、今、731部隊・100部隊展を行うことは、日本軍による人体実験や細菌戦の意味を考える絶好の機会となるのではないでしょうか。私たちは多くの次世代の若者にこの戦争加害の事実を伝えていきたいと考えています。 皆さま、どうか、あなたの住む地域やグループでこの「731部隊・100部隊展」を開いていただければと思います。連絡をお待ちしています。

    ― 731部隊・100部隊展 実行委員会 ―


 731部隊のパネル(A2版) 

1 序章 薬害エイズと731部隊 

2 HIVとAIDS 

3 薬害エイズ事件はなぜ起こったか 

4 731部隊の影 

5 第1章 731部隊の創設 

6 「満州国」

7 部隊全景

                  

 

 

8 731部隊の始まり 

9 731部隊組織表(横向)

10 陸軍軍医学校防疫研究室と石井機関のネットワーク

11 第11回日本医学会総会と軍陣医学部会 

12 第2章 「マルタ」 

13 憲兵隊と「特移扱」 

14 「マルタ」と「特移扱」 

15 朱玉芬の父と叔父 

16 第3章 731部隊の人体実験     

17 ペスト(黒死病) 

18 炭疽(Anthrax) 

19 流行性出血熱 

20 毒ガス実験 旧陸軍のアウシュビッツ 

21 毒ガス野外実験 

22 赤ん坊への凍傷実験

23 医学者たちの独走 

24 人体実験が結ぶもの 

25 細菌戦は行われた 

26 ペストノミによる細菌戦 

27 細菌の大量生産 

28 第4章 731部隊の戦後 

29 軍事裁判と戦後処理(横向) 

30 細菌戦部隊医学者の戦後 

31 細菌戦医学者の博士論文

 

 

32 陸上自衛隊の博士論文

33 第5章 731部隊を告発する 

34 戦争の語り部 篠塚良雄

 35 戦争の語り部 三尾 豊 

36 家永教科書裁判第3次訴訟 

37 軍医学校で発見された人骨

 38 731部隊国家賠償請求裁判 

39 細菌戦国家賠償請求裁判 

40 終わりに 731部隊を世界遺産に

 

 100部隊のパネル(A2版)

1 はじめに 

2 「はじめに」 

3 「日中戦争における人と馬」 

4 「戦争とは」 

5 「ジュネーブ議定書」 

6 「731部隊」と「100部隊」 

7 「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」 

8 「僞満皇宮博物院」 

9 「日中15年戦争」 

10 「植民地支配

  

11 「外地」での戦争犯罪 

12 第1章 軍 馬

13 「軍馬:乗馬・駄馬・輓馬」 

14 「軍馬の徴発」 

15 「愛馬の見送り」 

16 「軍馬の位」 

17 「軍馬の改良」 

18 「軍馬の名前」 

19 「軍馬の訓練」 

20 「テッチン」 

21 「軍馬の世話・蹄手入れ」 

22 「馬の寿命と病気」 

23 「馬の伝染病」炭疽菌 

24 「馬の伝染病」鼻疽菌 

25 「馬学・獣医学の本」 

26 「麻布連隊と白雪号」

  

  
27 「敗戦後の軍馬①」

28 「敗戦後の軍馬②」

 29 第2章 100部隊 

30 「細菌戦兄弟部隊」 

31 「在満兵備充実ニ対スル意見 」 

32 「関東軍軍馬防疫廠」 

33 「100部隊所在地」

 

34「100部隊の隊長」 

35 「100部隊の細菌研究」

36 「100部隊の細菌製造部」 

37 「100部隊2部1科23号室」 

38 「関特演」と「100部隊」 

39 「三河夏季演習」 

40 「細菌戦 第6科新設」 

41 「100部隊での人体実験」 

42 「人体実験の犠牲者数」 

43 「アヘン・ヘロイン」 

44 「陸軍獣医学校」 

45 「100部隊」の終焉 

  

46 「100部隊」敗戦後の犯罪 

47 「ハバロフスク裁判」 

48 第3章 現代の課題

49 「戦前・戦中の獣医」 

50 「現代の獣医師養成」 

51 「熊本サンクチュアリ」 

52 「加計学園獣医学部」 

53 「何故 四国に?」 

54 「加計学園獣医学部」資料 

55 「検証 加計疑惑」(A2版ではありません) 

56 「100部隊」の亡霊

57 おわりに

  

58 「学習と謝罪」

59 「前事不忘」 

60 「100部隊」の新研究 

61 「100部隊」の新史料

 

  

 

62 「100部隊」の新展示

 63 おわりに 

 

 

(付録パネル) 1、細菌戦部隊の年表と戦後の流れ (A3版7枚)  2、細菌戦部隊の戦後 (A3版12枚) 3、元731部隊軍医と強制不妊手術 (A3版10枚) 

                       

   

5、タイトルパネル 

1 日中戦争における人と馬 A3×11 2列 白地 

2 日中戦争における人と馬 A4×11 2列 緑地 

3 731部隊 A4×5 黄地 

4 100部隊 A4×6 桃地 

5 侵華日軍第731部隊罪証陳列館 A4×15 2列 黄地 

6 偽満後宮博物院 A4×7 桃地 

7 前事不忘後事之師 A4×8 青地 6、

 

軍馬補助パネル(付録)

1 馬術教範 B4×8 黄地 

2 馬具解説 B4×9 表紙桃地1緑地8 

3 馬事提要 B4×12 桃地  

 

貸出要項(731部隊と100部隊野パネルを一緒に借りると16000円!!) 

1、パネル(A2版) 

①731部隊のパネル(40枚)・・・・・・・貸出料7日以内(10000円) 

②100部隊のパネル(62枚と他1枚)・・・ 貸出料7日以内(10000円)

 

 2、付録パネル 

① 細菌戦部隊の年表と戦後の流れ 

② 細菌戦部隊員の戦後                   
③ 元731部隊軍医少佐と強制不妊手術 

④ 731部隊南方作戦出発直前集合写真、毒ガス訓練写真 

⑤ タイトルパネル

⑥ 馬具補助パネル

 

  

 


※日数・規模に応じて、金額は相談に応じます。 
※他に「731部隊のパネル」(内容はA2 版と同じ、A3版 40枚) と

「細菌戦パネル」(A3版 79枚)があります

 

。   

3、模型・・・貸出料1台7日以内(10000円)

①生体解剖(62×82×高さ59)/cm 

②凍傷実験(82×72×高さ58.5)/cm 

③感染実験(77×74.5×高さ58.5)/cm ④毒ガス実験(90.5×75×高さ60)/㎝ 

 

 

※模型は、できましたら主催者団体が取りに来てください。 

 

※模型は、1993年製のもので壊れやすいので、取扱に注意してください。 

※送料は、主催者団体でご負担お願いします。 

※もし、破損した場合には、修理費用のご負担をお願いします。保険への加入をお勧めします。 

※お問い合わせは、080-4407-9554、nobu51@jcom.zaq.ne.

 


日本の中国東北侵略から90年
●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』


「1931」斉藤準太郎の日記
一月二六日
晴 風なし 午前六時起床  零下二九度  じっとしていられない具合だ  山口竜之助氏より便り及加藤家よりの最近便り   写真が封入してあり。
僕はこんな窮屈な生活は大嫌いだ。初めての当番勤務なり。
朝から目が回りそうだ。こんなところにいれば大隊付幹部の裏面が手に取るように見える (勿論書くことを欲せない)失敗談もなければ説明談もなく無事終わつたことを喜ぶ
午後九時半床に入れども十一時半不寝番で起こされる そして珍しい山口竜之助様の所からの便りに対し返事を書く  加藤様より便りあり写宣が入っている  清治君の面影が非常に懐かしい。
何といふ寒さだろう?湯殿に行ったならば四方の壁は一寸ぐらいの雪がいつぱいにできている。湯気が氷ったのだ。濡れた手でドアの金を持ったならば金にも手を取られそうであった。大隊当番も楽ではないが  動かない覚悟なら平気なものだ  しかし週番中隊長の五円紙幣で一銭の買い物を頼まれたものは少々閉口した(マッチニつ)








軍都広島での物語
●大江健三郎著
「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)
Ⅶ 広島へのさまざまな旅


一旦は彼女の恋人をその幼児期に不意撃ちし、巻き添えにした、国家の影の、もう絶対に容喙(ようかい)できぬ圧倒的に個人的な、2人だけの死の国。白血病の≪夏休み≫も勤勉に働いた青年のストイシズムも、娘が敢然として婚約者の死後の生活を認めないで自殺した決意も、決して欺瞞の国家、欺瞞の生者たちを受け付けない、断固たる覚悟によって鎧われているのである。陶器で作った一組の、逞しいシカと愛らしいシカの置き物の前で我々はただ虚しく暗然とするほかない。穏やかな優しい思い出を、数々の人々の心に残して自殺した20歳の娘は、1人の人間が、原爆症で死ぬ青年に対してなし得る最大限のことをしたのだった。



原爆初動調査 隠された真実

唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!





●『細菌戦部隊』
731研究会編  1996年9月(核時代51年)初版発行


Ⅱ 関連部隊・支部


ネズミを集め、ノミの飼育
フンドシ一丁の体にノミが・・・・

伊藤影明(いとうかげあき)
1855部隊
(略歴)
1924年生まれ
1943年 北支那派遣軍甲第1855部隊部隊配属
1944年 発疹チフスで入院
1946年 帰国
■この証言は1992年3月の戦争体験を語り継ぐ会(横浜)、731研究会の学習会での発言(94年11月)をもとに本人がまとめたもの。

特別の仕事
 ここでやっていることは絶対に他言してはならない。自分たちの仕事の内容はいくら親しい仲間(戦友)であっても語ってはならない。もし話した場合は、軍法会議で処刑されることは覚悟しなければならないとのことであった。
 また、「仮に」という前置きがあったかどうかははっきり覚えていませんが、訓示の中で隊長が、「沖縄の人間はいくらか残し本土に引き上げて敵を全部上陸させる。そして、敵が全部上陸した時にこれ〔細菌〕を使う」と言いました。これは、沖縄の人が聞いたら大変なことです。冗談じゃないと思うでしょう。沖縄戦の時にこれを使うのだと言われ、「えっ、そうすると、沖縄に残っている人はどうなるのだ」という感じを持ちました。




●証言
生体解剖(旧日本軍の戦争犯罪)
中央档案館
中国第2歴史档案館
吉林省社会科学院編

江田憲司
兒島俊郎
古川万太郎編訳








Ⅰ東北
3 遼寧

中国医科大学の証明(1954年11月13日)
張丕卿は本学解剖研究室技官で、「満洲国」時代、奉天満州医科大学に13年の長きにわたって在職していた。瀋陽解放後も本学にとどまっている。そのため「満洲国」時代、奉天満洲医科大学が奉天監獄の送り込んできた「犯人」の死体を解剖していた情況について、彼は熟知している。現在、本学が保存している奉天満洲医科大学の「犯人」死体解剖の原簿がこれを完全に証明できる。原簿の記載によると、1942年から45年8月15日までに、合わせて231名の日本・満洲国〔原文・敵偽〕によって監禁死亡させられた死体の解剖された死亡させられた死体が解剖された以上誤りのない事実であることを証明する
(1)119-2、21、2、第18号





●毒ガス戦

・『日本軍の毒ガス兵器』  松野誠也著

第6章 アジア太平洋戦争期の毒ガス戦

3 1943年中の中国戦線における毒ガス戦  掃蕩剔抉と殲滅戦
18春大行作戦での使用

  作戦は4月28日から第2期へ移行し、八路軍根拠地を攻撃した。5月3日に第36師団長・岡本保之中将は「各隊は・・・・当初より為し得る限り敵性物質の獲得燼滅に努力するを要す」と命令し(36師作名甲第203号」)、第2期作戦計画では八路軍の捕捉撃滅後、「敵根拠地を覆滅す」る方針を掲げ、第36師団の歩兵224連隊は5月1日~同13日にかけて「94式あか筒」を11本使用した(同連隊(「18春太公作戦戦闘詳報」その2)。また、36師団の歩兵222連隊は、第1期作戦で国民政府軍に対し「97式中あか筒」1本、「98式小あか筒」62本、「発射あか筒」67本を使用し、また、第2期作戦では八路軍に対し「97式中あか筒」2本・「98式小あか筒」20本・「発射あか筒」5本を使用、「共産軍においては・・・・後方施設は我に徹底的に覆滅せられ」たとしている(同連隊「18春太閤作戦戦闘詳報」)。












  




・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)

第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
悪魔の兄弟の毒網

実験演習のため、日本の大久野島から猛毒の青酸が慎重に運ばれた状況については前に述べたが、輸送に当たった前出・服部忠さんの記憶によると、1942年8月、2回目に輸送した青酸は1t詰めの大缶で、合計3tだった。路程は1回目と同様、大久野島から宇品へ行き、さらに大連に渡ったが、大連にはハイラルから来た516部隊の軍人が待っていて、毒剤を直接ハイラルに送り、そこで小型缶に詰め分けた。詰め分けるために、大久野島から専門に山敷弘一を頭に4人がハイラルに派遣された。服部忠さんは、これらの毒剤がその秋ハイラル付近のホロンバイル草原で行われた大規模な青酸を撒く演習に使われたのを記憶している。
 このように我々は、日本陸軍化学兵器の研究、製造部門と化学戦の訓練、教育部隊との間の密接で有機的な関係が分かったが、これは、悪魔の兄弟たちがすでに毒網を織り成していたということだ。







日本軍の毒ガス戦と遺棄毒ガス問題


●『三光』     中国帰還者連絡会編
核時代39年(1984年)5月初版発行

日本鬼子(リーベンクイズ)

村落掃討
上級将校の罪行

野間栄作
少佐

山村中尉は、さらに村長を引っ張って村の南端の廟に入った。不安に怯える村長に「お前の村に八路軍の工作員が潜入した確報を掴んだのだが、お前は工作員とここの村民ではない者を全部報告すれば、工作員を村に入れた責任は許してやる。しかし村長が報告したことが村民に知れると、立場上困るであろうから、のぞき穴から見て前を歩く人が村民でなかった時は、内証でこの将校に知らせよ。他の場所でも同様に取り調べておる。もしお前が嘘を言った時は、家族共々銃殺にするから、よく考えて間違いなく報告しろ」と脅しあげ、安達少尉に白の小旗を渡して、村長の監視を命ずると、廟を出て南の広場に向かった。








●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!

日本の毒ガス

沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??

「琉球処分」から140 今の沖縄を考える

米軍厚木基地のCBRN訓練中止求め市民団体が抗議行動
>
在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)で米陸軍が化学、生物、放射線、核(CBRN)の対応訓練を予定していることに対し、厚木基地爆音防止期成同盟(爆同)など関連4団体が4日、同基地正門前で抗議集会を開き、訓練の中止を訴えた。

 訓練実施は1月28日に、日米合同委員会で合意。防衛省南関東防衛局が大和、綾瀬市に連絡した内容によると、訓練場所は、同基地を共同使用する海上自衛隊が管理する区域内にある滑走路南端の約2万平方メートル。今月5日から9月30日まで使用することで合意した。

 米側は訓練への参加部隊に関し米本土所属と説明しているが、参加人員や日程については知らせていない。危険物の持ち込みや騒音の発生はないなどの情報提供にとどまっている。

 CBRNへの対応訓練は同基地で過去に例がなく、周辺住民に不安が広がっている。

 今月4日には同基地正門前に爆同など住民団体から約60人が集まり「危険な訓練をやめろ」などと声を上げた。爆同の石郷岡忠男委員長は「昨秋には迎撃ミサイル訓練があった。米空母艦載機部隊の移駐後に空いた施設を使った新たな訓練場になることを危惧している」と強調。基地司令官宛てに、基地の機能強化につながる運用などに抗議する要請書を提出した。

*CBRNとはchemical weapon:化学兵器、biological weapon:生物兵器、radiation:放射能物質、nuclear weapon:核兵器を意味する。従来はCBRだけで用いられることが多かったが、近年は核兵器Nを加えてCBRN(日本語ではシーバーンと発音する)として用いることが多くなっている。
米海軍厚木基地 化学・生物・放射線・核訓練 共産党、国に中止求める






●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?



- 731 部隊関連資料の情報公開裁判の傍聴支援をお願いします ー

■ 第 31 回『衛生学校記事』情報公開裁判:10 月 21 日(木)15 時~103 号法廷

8 月 25 日、5 人の証人(防衛省職員)が認められ以下の日程で証人尋問を行います。
・12 月 20 日(月)午後 2 時
・1 月 14 日(金)午後?時
・1 月 24 日(月)午後?時

■ 第 20 回『化学学校記事』情報公開裁判:11 月 10 日(水)11 時~703 号法廷


◎「衛生学校記事」「化学学校記事」その他自衛隊に関する情報をお持ちの方は下記のアドレスまでご連絡ください。
連絡先:exhibition731@yahoo.co.jp
『日本の国家機密』(現代評論社刊 1972年初版発行 )
            藤井治夫著
第二章国家機密の構造
4 自衛隊の機密事項
 米軍のシークレット
④合衆国側の主要な情報活動の成果を明らかにするに十分な情報を含み、米国情報機関によって成し遂げられた成功、あるいはその能力を評価できるような情報文書
⑤核兵器、原子兵器など最新かつ極めて重要な装備に関する情報、など。
「シークレット」に区分されるのは、①「トップ・シークレット」に該当しない戦争指導計画、②その他の軍事上の計画、③交戦中の部隊の編組、識別、位置、①秘匿すべき情報資料、⑤直接的軍事利用が国防上重大な意味をもつ科学技術の進歩、⑥通信保全方策、⑦暗号資料、③重要な装備品の欠乏など弱点を表示したもの、などである。こうしてすべての戦争計画とスパイ謀略活動が軍事機密とされているのである。
 



●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。


Ⅳ 安保体制下の生物化学兵器

2 生物・化学兵器と階級的視点

 ドル防衛と自衛隊の拡張
即ち、第二次世界大戦後、アメリカの世界支配の上で、社会主義体制の下で強大化したソビエトの存在と、広大な植民地を抱えるイギリスの存在がその意図を阻んでいた。そこで、アメリカはイギリス資本主義のマーケットとポンドの国際的地位を脅かし、イギリス帝国主義の弱体化を図るのである。

 イギリスは1949年9月、ポンドを 30.5%切り下げたが、ポンドの信用はさらに低下し、力を弱めていたポンドの信用は国際的に下落することとなった。
 アメリカは弱体化したポンドの国際的地位にテコ入れする名目で、イギリスへの援助をはじめ、その条件として、イギリスの植民地を解放させた。
 各国も追随するのだが、ポンドの切り下げによって、ドルが過大に評価され、その結果、アメリカは、①世界市場であらゆる商品を安く買い入れることができ、②相対的に強大化したドルの実力を持って、米ドルの受け入れを認めさせることができるようになった。各国が競争によって荒廃化した生産力を復興させるために、生産剤、原材料などをアメリカから輸入せざるを得ず、この相対体的な弱みがドルの世界支配を許すのである。




南方軍防疫給水部(岡9420部隊)







●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞

※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!

戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!




第4部 内省なきその人生
1945(昭和20)年―1989(昭和64) 年
第16章 神秘性をとりもどす

 49年夏には全日本水泳選手権大会のような全国的なスポーツの催しが、占領下において初めてナショナリズムを高揚させた。天皇と皇后が出席し、選手たちに激励の言葉を述べた。ロス・アンジェルスの全米水上選手権大会に出場した日本の水泳チャンピオン古橋広之進が、3つの世界新記録を打ち立てたとき、彼をはじめ日本選手団は帰国後天皇の栄誉の謁見を受け、茶を賜った。その年に京都大学教授の湯川秀樹がノーベル物理学賞を受賞したことも、国民の誇りを高めた。新日本の前途を象徴するようなこれらの人物の出現も、天皇にとってはその存在を広く報道させる結果をもたらした。