こんにちは😊
うるるんの森🌳サポートチームです。

今回で、碧くん(仮名)の4話シリーズは最終回です。

これまでのお話では、幼い頃の碧くんとお母さんの関わりについてご紹介してきました。

最初は、抱きしめること。

そして、ただ「ダメ」と言うのではなく、どうしてなのかを話しかけること。

さらに、碧くんにもっと関心を持ち、一緒に過ごす時間をつくること。

でも、このお話は、そこで終わりではありません。

碧くんはその後も、何度もうるるんの森を訪れました。

2018年の記録。

2023年の記録。

そして2024年にも、またうるるんの森を訪れています。

そのたびに、お母さんは碧くんの様子を記録していました。

2023年、碧くんと二人で過ごす時間を持ち、

お母さんとカフェで一緒に勉強をしたり、動物園を一緒に回ったり。

サッカーやバスケットボールも一緒にしました。

その中で碧くんが言った、

「今日はママがサッカーしてくれて嬉しかった」

という言葉。

お母さんにとって、この一言は大きな出来事だったのではないでしょうか。

そして、帰って10日ほど経った2023年4月。

お母さんは、自分自身にも変化を感じていました。

子どもたちの話をよく聞けるようになった。

一人の人格として、その子の目線に立って思いを共感できるようになった。

そして、自分の思いも伝えられるようになってきた。

夫とも、以前よりよく話すようになりました。

一方、碧くんにも、

「うん、分かった」

と素直に返事をすることが増えてきた、という変化がありました。

さらに2024年。

またうるるんの森を訪れたお母さんは、以前の碧くんを思い出しながら、

「リトミックも行けるようになりましたし、
『だめだよー』という事も素直に聞き入れられるようになってきて、本当に良くなってきてるんだと実感しています」

と記録しています。

そして、

「楽しそうにリラックスして過ごさせて頂いています」

ともおねがい

何度も訪れる中で、お母さんが見てきた碧くんの姿は、少しずつ変わっていきました。

そして現在。

私たちが碧くんについて、お母さんやお父さんから聞いているのは、さらに新しい姿です。

碧くんは今、自分の好きなスポーツを見つけ、それにとても熱心に取り組んでいます。

以前のように、感情に強くとらわれてしまうのではなく、気持ちを切り替えながらプレーする。

コーチの話を聞く。

自分がやりたくないことでも、必要なら取り組んでみる。

そして、スポーツそのものに夢中になっていく。

これは、私たちスタッフが碧くんの姿を見たり、ご家族から話を聞いたりする中で感じている、現在の碧くんの変化です。



子どもの成長には、家庭や学校、本人の努力、さまざまな環境や出会いがあります。

それでも――

幼い頃から何度もここを訪れ、そのたびに碧くんと向き合い続けてきたお母さん。

そして、その時間を重ねる中で、子どもとの関わり方だけでなく、自分自身の心にも目を向けるようになったお母さん。

家族で支え合いながら、何度もここへ足を運んできた時間。

その長い積み重ねの先に、今の碧くんがいます。

最初から「好きなこと」が見つかっていたわけではありません。

感情をうまく扱えない時期もありました。

思うようにいかないこともありました。

それでも、少しずつ関わり方を変えながら、何度も何度も成長の機会を重ねてきました。

そして今、碧くんは自分の「好き」を見つけています。

そして、変わったのは碧くんだけではありません。

碧くんを見つめ続けてきたお母さんも。

支えてきたお父さんや家族も。

一緒に過ごす時間の中で、それぞれが少しずつ変わってきました。

何度も通った「うるるんの森」での時間。

その一つひとつが、今の碧くんとご家族につながっています。

これから碧くんが、どんな「好き」を見つけ、どんな未来を歩いていくのか。

私たちは、その先も楽しみにしています🌱

碧くんシリーズをお読みいただきありがとうございます。