こんにちは。
うるるんの森🌳サポートチームです。
今回は、人気のフクロウ先生🦉✨
ソハくんと過ごしたこの1ヶ月、
スタッフの中でも何度も
「今の見た?」
「すごくない…?」
そんな言葉がこぼれる場面がありました

27日間の中で見えてきた変化。
それは“できることが増えた”というよりも、
関わり方そのものが変わってきた
そんな感覚でした



この変化を、医師の視点から見るとどうなのか。
フクロウ先生にお聞きしました。
それでは、フクロウ先生のお話です
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フクロウ先生
「うるるんの森での1ヶ月間の滞在を通して、
ソハくんには、
言語・行動・生活面において
非常に大きな変化が見られました。
今回は、その変化を発達の観点から3つの軸で整理してみます。
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1. コミュニケーションの変化
ソハくんの滞在初期の言葉は、
「メロン牛乳」
「チョコパイ」などの
要求や、オウム返しが中心でした
コミュニケーションは、
自分の欲求を表現するためのものが主で、
他者と「つながる」ための言葉は
まだ少ない状態でした。
しかし滞在を通して
徐々に変化が見られました。
「これ、なあに?」
「今日のお昼なに?」
こうした問いかけは、
未知のものを他者と共有したいという、
発達において重要な土台である
「共同注意」の出現を示しています。
また、痛がるお友達に
「どこが痛いの?」
と声をかけた場面には、
他者への関心や共感の芽生えが見られました。
さらに、
「おいしい」から
「おいしかった」への変化

これは単なる語彙の増加ではなく、
自分の経験を振り返り、
相手に伝えようとする意識の表れです。
「リトミックがんばった」
という言葉も同様です。
また、自分の状態を通して
大人と関わろうとする様子も見られました。
1ヶ月を通して
ソハくんの中で
「つながる力」が
確かに育ってきています

言葉が、単なる要求や反復ではなく、
「意味のある対話」へと
変わってきました

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2. 自己制御力の向上
滞在初期は、
衝動を抑えることが難しく、
食事中に叫ぶ、
席を立つ、
走り回る
といった行動が頻繁に見られました

しかし滞在後半には、
30分間静かに座って
食事をするという大きな変化が見られました

「ラーメンを食べたらチョコラテ」
という条件付きの約束を理解し、
欲求を一時的に抑えて待つことができました

また、YouTubeを自分で
「おしまい」
と言って止めることができたり、
感情が崩れたときにも、
以前のように大きく爆発するのではなく、
自分なりに気持ちを整理しようとする姿が見られました
外から止められるのではなく、
自分の中で衝動を抑えたり、
気持ちを切り替えたりする力が育ってきています



これは発達における大きな変化です

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ここまでが、
コミュニケーションと
自己制御の変化です。
では次に、
日常生活の中でどのような変化が起きていたのか、
そしてその背景には何があったのか。
後編では、
・生活面の発達
・変化が起きた背景(ライフ・レゾナンス)
についてご紹介します。
次回もお楽しみに♪
