こんにちは
うるるんの森🌳サポートチームです。
今回もフクロウ先生🦉です

内容的には前回の続きです。
👉前回の記事はこちら
<ASDの社会性にはタイプがある>
自閉スペクトラム症(ASD)というと、
「人に関心がない」と思われがちですが、実際にはさまざまなタイプがあります。
大きく分けると、2種類に分けられます。
① 社会回避型
人にあまり近づかず、関わりを避けるタイプ
② 社会接近型
人に近づこうとするが、関わり方が少し不器用なタイプ
ソハくんの場合、
・名前を呼ぶと振り向く
・視線が合う
・自分が「ソハくん」であることを理解している
・子どもに近づいて遊ぼうとする
これらの点から考えると、
人への関心はしっかりあるタイプであり、
ASDの中でも、いわゆる
「社会接近型」の特徴に近いと考えられます。
ただし、ソハくんには、
・言葉のオウム返し(反響言語)
→言葉は分かっているが、やり取りの中ではまだ使えない
・同じ歌を繰り返す(反復行動)
→自分を落ち着かせるための行動
・指差し(共同注意)がみられない
→他者と関心を共有する力の未熟さ
などの様子もみられます。
これらは、知的障害のある子どもにもみられることがありますが、
ASDの特性としてもみられることもある行動です。
そのため、ソハくんは、
「認識力の発達の遅れ
(知的障害)」
に加えて
「ASDの特性が一部
みられる状態」
である可能性も考えられます。
このタイプの子どもは、
「人と関わりたい」という気持ちはあるものの、
その方法がまだうまく身についていません。
そのため、
・叩く
・近づきすぎる
・同じ行動を繰り返す
といった形で関わろうとします。
<知的障害とASDは重なってみられることが多い>
実は、知的障害とASDは、
一緒にみられることが少なくありません。
研究では、
・ASD特性のある子どもの約30〜40%に知的障害がみられる
・逆に、知的障害のある子どもの約30〜50%にASD特性がみられる
つまり、
「知的障害だけ」
「ASDだけ」
とはっきり分けられるケースばかりではなく、
知的障害という発達の土台の上に、
ASDの特性が重なってみられる
子どもも少なくありません。
そのため発達支援の現場では、
「知的障害」や「ASD」という診断名だけで
単純に分けるのではなく、
「その子がどんな関わり方をしているか」
「どんな力が育ちつつあるか」
など、
その子の発達の特徴を全体として理解すること
が大切だとされています。
ソハくんの場合も、
人への関心や関わろうとする力はしっかり見られており、
うるるんの森での生活やソワン・マサージュを通して
これから大きく伸びていく可能性があります
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次回は、ソハくんにみられる
「言語の発達」について解説します。
フクロウ先生、ありがとうございました。
ソハくんは人に関わりたい気持ちがある
「社会接近型」で、
知的障害に加えてASDの特性も一部みられ、
関わり方を学んでいく段階にある子です。
、、、という内容でした。
現場のスタッフは
ソハくんの激しさに
ゼーゼーしておりますが
フクロウ先生はたくさんの子供達を
みながら、いつも良いところ、
その子の可能性をみてくださいます。
ソハくんにも「人に関心があるところが
とても良いですね」と何度も語られています
スタッフも見習います

次回もお楽しみに♪

