ドネイション小学生時代 | 【志高き食口へ!!】家庭連合(統一教)の祝福家庭が万物が寄ってくる人格と愛の完成に向かい、十分の一条10万円倶楽部

【志高き食口へ!!】家庭連合(統一教)の祝福家庭が万物が寄ってくる人格と愛の完成に向かい、十分の一条10万円倶楽部

「全体信仰、絶対愛、絶対服従」のみ言を聞いても現実出来ないことだらけ。理由は「時間」と「お金」にあり。その問題を解決して、真の父母のみ言に100%従う祝福家庭、食口になり、統一家の伝統を相続し、天一国創建を支え三代祝福を全うしていくブログ

私の小学生について語る。

スポーツが大好きな小学生だった。

毎日放課後は野球やサッカー、ドッチボールに明け暮れていた。

とにかく暗くなるまで遊ぶ。

暗くなってボールが見えないから、
家へ帰る。

そんな毎日だった。

毎日泥まみれになっての帰宅。

あまりにも毎日ボールを蹴るので、
すぐに靴がダメになってしまう。

月に一回靴を買ってもらっていた。

「安い靴ではすぐに穴が空く」という母の意見から、
初めてサッカーシューズを買ってもらったのは、
小学校四年生のとき。

毎日ボールをいくら蹴っても穴があかない。

それに感動してとことん遊びまわった。

全くもって信仰とは無縁そうなドネイションだったが、
ある時、聖書に出会った。

小学校の前で聖書を配っていたおばちゃんに、
ただでもらったのだ。

先生からは「受け取って見ちゃだめよ!」と、
言われていたが、ダメと言われると余計に
見たくなるのが人間の心理。

私は聖書を読み始めたのだ。

そこで熱心なクリスチャンになって、
毎週教会に通い、
毎日祈りを捧げる。

今もそれが土台となっている。


という話しの流れだったら、
格好がよいし、魅力がある。

しかしそれはなかった(涙)

私はすぐに飽きてしまい、
ありとあらゆるボールを
追いかけ回していた。


でも、いつからだろう。

サッカーシューズを磨きながら、
「いつもありがとう」と
スパイクに話しかけ始めたのは。

もともと自然が大好きだった私は、
よく木や草花に話しかけていた。

風が吹けば葉っぱは返事をしてくれ、
草花も揺れて私に答えてくれた。

魚は「ピッチャ!」と跳ね上がり、
犬は鳴いて応えてくれる。

「すべてのものに人間と同じような心があるんだな~」と
一人で楽しんでいた。

時には太陽を応援していたこともある。

雨が続き外で遊ぶことができない退屈な毎日。

ザーザーとやむ気配のない天気。

両親共働きの家で育った私は、
一人家で叫んでいた。

「フレーフレーたーいーよう(太陽)!フレーフレーたーいーよう(太陽)!」

雨が弱まった様な気がする。

「これは僕の声が届いたんだ!」

私は自分の気持ちが天気を変えられるんだと思い、
さらに大きな声で叫び続けた。

「フレーフレーたーいーよう(太陽)!フレーフレーたーいーよう(太陽)!」
「頑張れ!頑張れ!たーいーよう(太陽)!!」



大きな雨雲の隙間からほんの少しずつ光が差してきた。

「あんなに土砂降りだったのに本当に雨が止んだ。
 自分の声が本当に届くんだ!」

とそこで神の存在を確信するようになった。



という流れだったら、
神秘的でまさに神話の世界だ。

しかしそんなにうまくはいかなかった。

喉が張り裂けるような叫びはむなしく、
時に見せる弱まった雨が、
私を少し期待させるだけで
変わらずザーザーと降っていた。


この時小学生ながら、
「人間ではどうしようもできないことがあるんだ」と
実感する。