こんにちは。
自分自身と向き合わず
イカレポンチだった私も
正気を取り戻して
毎日、家のお掃除していて
最近思い出したことがあります。
私の今の住んでるのは
私と同じ築年数で古い家です。
私は、数年前まで
自分の古い家がすごく嫌いでした。
友達が結婚して新築の家を建てて
新築のお祝いに行って家を見たり
オシャレでキレイに洗練された
素敵なお家に見るたびに
自分の家と比較して自分の古い家の
古さと和風建築の昔ながらの家に
嫌気がさしていました。
そう…ただの劣等感を感じて
よその家がただ羨ましくて
あぁ…こんな古い家なんて早く売って
都会のマンションで一人暮らししたいなぁ
って思っていてことがありました。
つい、言葉にして本心ではないのに
思っていたことを口に出していたら…
ある日、ちょっと近所に出かけようと
玄関を出て、すぐ戻るつもりで玄関の
鍵をかけずに扉を閉めて出かけました。
だけど、玄関の扉を閉めたその時に、
ガチャって鍵がかかったような音が
聞こえたような気がして
まさか勝手に鍵がかかるはずないよね？
って私は気のせいだと思って、
出かけて行きました。
用事を済ませてすぐ家に戻り、
玄関の扉を開けようとすると
鍵をかけてないはずの
玄関に鍵がかかっており
そんな時に限って家の鍵も持たずに
出かけてしまったので、家の中には
入れず、パニックになってしまい
ありえねーーーーーー！！
って叫びました。
一度ではなく、庭の除草作業をした時も
同じようなことが起きました。
私は、その経験から
あぁ…家が私が発した言葉を
聞いているんだなぁと思いました。
例えば、家がもし人間だとしたら
家自身が自分の悪口を聞いてたら…
人間と同じように悔しい気持ち
や悲しい気持ちになり
こんにゃーろー！！
自分の悪口を言っている奴に
ギャフンと言わせてやりたいとか
あぁ…この子は、痛い目合わせないと
わかんない奴だろうなとイタズラして
驚かせようかなと考えると思います。
私、家自体から勝手に鍵をかけられて
家自体から追い出しくらって
痛い目もあったことで
自分の発した言葉や態度に
ようやく気付くことができて
家に対して心から本当に
ごめんなさいを伝えました。
きっとこの家からしたら
自分と同じ築年数の
産まれたベイビーの時から
クソ生意気な少女時代も知り
親の看病や必死に働いて
必死に前を向いて生活していた
日々を全て知りつくしている
親友のような存在の私から
裏切られたように悲しかっただろうなと
今なら家の気持ちが
痛いほどわかります。
それと同時に
家は生きてると感じました。
でも、私はどうしたらこの家の
ことを好きになれるのかなぁ…
どうしたら家と仲直りできるのかなぁ…
すっと…考えていました。
4月に病気をして体調が回復してから
転勤先から帰ってきた荷物の整理と供に
家の掃除を少しずつやっていきました。
トイレ掃除、床拭き、掃除機かけ
毎日毎日、汗だくになりながら
やっていきました。
すると…だんだんと真っ黒だった
雑巾が真っ黒にならなくなると同時に
トイレも床が輝いていき
自然とここも掃除したいなと
目につくようになっていき
トイレもピカピカで気持ちよく
素足で床を歩くのが気持ちよくて
殺風景のダイニングテーブルに
こんな花瓶にお花を飾るといいなとか
次は、こんなカーテンに変えたいな
と思い浮かべるようになり
あんなに古い家が大嫌いだった私が
だんだんと家に愛着が湧いていきました。
先日、拭き掃除していたら
こんな声が頭に入ってきました。
「1階は綺麗になってきたから、
2階を綺麗にしてアトリエにしたらいい」
エッ？今誰がしゃべった？と思うくらい
言葉が自然と頭に入ってきました。
家って住まなくなると痛んでしまう
ってよく聞くけど、物理的にそうかも
しれないけれど
家って住む人の気が宿っているような
気がして、家も生きてると思います。
家からは、一度は嫌われたけど
古い家だけど、自分の手で
自分のお城にするために
まだまだ未完成だけど
これからも少しずつ自分のお城を
目指して家を大切にしていきます。
あなたもあなたの家を大切に
キレイにしてあげてね♡
きっと、家が喜んでくれますよ♡
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