談義本によると、コンセンサスを得た公方によって太倉之粟陳陳相因の相がなされたという | スポーの“ここがヘンだよ闘牛士!”

六日(日)
午前二時すぎに寝る。

午前十時半くらいに起きる。雨。休日。
散髪。四ヵ月ぶりにサッパリする。
そのあと、期間限定出店中のリサイクル店に時計を見せるだけ見せて、キャンペーンのギフト券をせしめる。
ついつい安かったので、予定になかったものを購入。少なくとも手入れは必要そうなので、やはりちょっと冒険ではあるが。
雑文は進める。

七日(月)
午前一時半に寝る。

午前八時半すぎに起きる。仕事。
雑文は進める。

八日(火)
午前一時すぎに寝る。

午前八時半に起きる。仕事。
雑文は四章を終える。見直し。
週末は本来ならば勉強会だが、どうするか。弾がない。K田サンはやはり来ないらしい。

九日(水)
いや、まだ間に合う。勉強会には行くことを決意。
午前二時前に寝る。

午前八時半すぎに起きる。仕事。
日中、仕事もほっぽり出して、中野雑文の短編スジをつくる。ラストのツメは甘すぎる気がするが、とりあえずできた。あとは四章の見直しもして、おまけとしてつけることに。帰って清書して刷って封じた。金曜に届けば上出来。

十日(木)
午前二時前に寝る。

午前八時半に起きる。センセ宛てに投函。仕事。
衝動買いしたブツが届いたが……うーん。季節を選ぶという面もある。

十一日(金)
雑文は進める。
午前二時前に寝る。

午前八時半前に起きる。仕事。
帰りになんか買おうかと思ったが、いいのが見つからず。手に入れたばかりのブツを売りに出す。

十二日(土)
雑文は進める。
午前四時に寝る。

午前十時半に起きる。休日。
99161にハーフラバーを貼るべく修理に出す。入金、買い出し。
クレジットを分けたせいで、出納額を誤る。いったん帰宅してふたたび入金へ。
なんか延々と調べていたが、この陽気……実際、いらんだろ。バルコニーに出るのが気持ちいい季節。

十三日(日)
雑文は進める。
午前三時半に寝る。

午前十一時前に起きる。休日。いやあ、暑い。全然いらん。
勉強会。センセとサシ。
中野雑文のスジはおおよそ、これでいいとはいわれたものの、話しているうちに修正点がいくつも見つかり、しっかり練り直す方向に。
一族雑文の後半四章に関しては、
「これはすでに添削があった? 書き直したもの?」
と訊かれ、
「スカスカといわれ、自分で加筆したもの」
と答えた。
すると、
「めちゃくちゃ読みやすくなってる。文章が上手い。適当にいうてるんちゃうよ。私なんかより、はるかに上手く書けてる」
と絶賛された。
……正直に、ここに記しておく。この一言は、とんでもなく嬉しかった。センセよりも上手い、とはさすがに思わないが、この方法論は間違ってなかったのだ。
「まさにこういうふうに書いてほしかったんよ。早く仕上げるのも大事やけど、前のはあらすじや。これじゃアカンと思ってた。丁寧にじっくりと書くべきなんや」
いやあ、よかった。
あとはロシアのウクライナ侵攻について、過去の戦争なども鑑みながら、センセの話をひたすら菓子喰いながら聞いていた。ひと月空いたが、行ってよかった。
帰りに金を使いにNGに立ち寄ろうかとも考えたが、無駄だし、欲しいものは別にないことに気づく。直帰。
帰って、今日持っていったところを読み返してみる。
自然だ。なめらかだ。テンポも厚みもいい。情景と心理のバランスもいい。今日だけは自画自賛しておいた。

十四日(月)
午前二時前に寝る。

午前八時半すぎに起きる。仕事。
司馬遼太郎『尻啖え孫市』下巻を読む。
八咫烏の定紋をかかげた紀州の地侍、みずから神孫を名乗った天下に響く鉄砲大名、雑賀孫市の物語。いくさに女に明け暮れて、戦国時代を駆け抜けた快男児。なかなか面白かった。何より、雑賀のルーツもよくわかる。
雑文は進める。前半部分の加筆もやっておく。

十五日(火)
午前二時前に寝る。

午前八時半すぎに起きる。仕事。
この方法論がおそらく正しいとわかったので、ひたすら雑文を進める。なかなか楽しい。前回のはあらすじ。いろいろ行間とかうんぬんで悩んだが、あれは別物だったのだ。今回はとにかく描写である。いかに膨らませて書くか。これが雑文なんだな……。そう、これが雑文。やっと雑文を書いているという実感を得はじめている。

十六日(水)
午前一時半くらいに寝る。

午前八時半に起きる。昨日売れたブツを発送。仕事。
雑文は進める。

十七日(木)
金の算段をつける。とりあえず、サブとしていま競売にかけられているブツを買う。そして、前から狙いをつけていたブツは……ちょっと手が出ないので先延ばしだ。方針は決まった。明日はもっと雑文を進めようと思う。
午前一時半に寝る。

午前八時半すぎに起きる。仕事。
浅沢英「萬」を読む。
第五回大藪春彦新人賞受賞作。ビリヤードに魅せられた主人公が、京都の「萬」という店に通ううちに、さまざまな人と出会い、退屈だった日常に強烈な刺激が加わる。何よりフキタと名乗る異常者の存在……。これはわるくない。やっぱりどの受賞作もトーンは似通ってるな。
雑文は進める。

十八日(金)
センセにすすめられた文芸に何か出したいなと思ってグリコ雑文を見直したら、枚数が規定ジャストだった。刷って封じる。
午前一時半すぎに寝る。

午前八時半すぎに起きる。雨。投函。仕事。
雑文は進める。N島が今際の際にすべてを白状する場面。ちょっと難しいところに入っている。