どれだけデコパージュしようが空文には変わらず、垂死の際に懐郷するくらいが能だろう | スポーの“ここがヘンだよ闘牛士!”

六日(月)
午前一時半くらいに寝る。

午前八時に起きる。仕事。
くそ……今日じゃないんかい。
猫を風呂に入れる。

七日(火)
和気雑文を読み返し、誤字脱字衍字の多さに焦ったが、絶対わるくないはず。
午前二時に寝る。

午前八時すぎに起きる。雨。仕事。
今日でもないんかい。

八日(水)
午前一時半くらいに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
あーあ、終わっちまったか。また夢を見てしまっていたようだ。何年やってるんだよ。それにしても……終わってみると、びっくりするほど何もない。Eリサンもいっていたが、時間はかかるのだ。いい加減、夢を見るな。期待するな。
やけ喰いし、でもあんまり喰えず、すこぶる頭痛。

九日(木)
午前零時半に寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
期待しないと決めてみると、周囲の人間に対する目も変わってくるようだった。もしかすると夢を見ないこと、期待しないことでしか自尊心を抑えることはできんのか……。ゼロからとはいわんが、一からのスタート。

十日(金)
午前一時半くらいに寝る。

午前八時すぎに起きる。仕事。
帰りに出金、MNとワデン。

十一日(土)
じつにちまちまとした作業だが、和気雑文のルビを調べておく。
午前三時に寝る。

午前十一時前に起きる。休日。
買い出しや入金。
『忍びの国』を観る。
伊賀の下忍、無門は安芸国から連れ帰った女房を喰わすために金になる仕事ならなんでも請け負う人でなしだった。伊賀攻めを図る織田信雄軍、そして伊賀の十二評定の陰謀のあいだで板挟みにされながら、女房にも振り回され、無門は下忍たちを従えて愛と仁義のために闘う。人でなしが人となっていく。ギャグ要素も強いが、存外アクションシーンは魅せられた。
今日速達で届いたM井サンの原稿を読んでおく。僕の比ではなく誤字脱字衍字が多すぎて、もはや頭に入ってこないぞ。