ケアマネの業務範囲議論=「何でも屋」負担増も―介護保険制度で厚労省
https://medical.jiji.com/news/58895
(抜粋)
厚生労働省は、介護支援専門員(ケアマネジャー)の負担軽減策として、業務範囲の明確化や研修の充実に向けた議論に着手した。有識者会議で課題を話し合い、秋ごろに中間整理をまとめる。ケアマネを巡っては、利用者や家族が雑務を頼む「何でも屋」になっている実態も指摘されている。同省は中間整理を踏まえ、介護保険制度の改正や運用改善を目指す。
需要が高まる一方、従事者は2018年度の約18万9000人をピークに減少傾向にある。日本総合研究所の調査によると、ケアマネの必要人数は25年度に約33万人、40年度に約39万人と見込まれ、確保が急務だ。
「(範囲外の仕事でも)他に誰も対応できる人がいなかったり、緊急を要していたりするケースが少なくなく、対応せざるを得ない状況が多い」などと指摘。救急車への同乗や、介護保険に関係ない役所の手続きを頼まれることもあるという。
そこで同省は業務を明確化して人材確保につなげたい考えだ。有識者会議では検討項目として、範囲の整理や主任ケアマネの役割の明確化などを列挙。専門性を高める研修の仕組みや、資格試験の在り方も検討する。負担軽減の一環として、現場での情報通信技術(ICT)の活用策も議論する。
外出の難しくなった高齢者夫婦で、親戚等とは疎遠。
このような家族をフォローするとなったら、細々とした雑務が必要非なる。
訪問介護や訪問看護も、「明確化」のため、できる範囲が限られている。
例えば、預金通帳や保険証(マイナンバーカード)を紛失した場合、夫婦で対応できるでしょうか?
では、役所の誰かが自宅に来て対応してくれますか?
そういったわけで、なんでも屋になりやすい。
それと、ここでは書かれていませんが、ケアマネは5年毎の更新研修が必要です。
研修は5〜10日必要です。
これが、研修費等や休日を使って行われます。
制度が変わるので、ある程度の研修は必要ですが、
いろんな利権が絡んで、改める気はなさそう。
(研修のほとんど使わないテキストが高いなど)
自動車運転免許の更新制度のようにすればいいのにと思います。
厚労省が行うことに全くといいほど期待ができない、私でした。
↓聞き流しメンタルヘルス。