ポピュリズムは強し | 心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

交流分析やサイコドラマ・心理学について書いています。また、好きな本の引用など。

禁止されている野鳥を飼育し、SNSで人気を博したが、環境局によって野鳥は保護。
ファンの著名から、州首相の介入があり、野鳥を飼い主のもとに。

2つの記事から、時系列的に書き出した。

ファンの著名はあるだろうが、首相の介入はダメだと思う。
また、飼い主の心情はわかるが、自分に全く瑕疵がないかのような言い分には鼻白む思いです。

法律が、その場その場の人気で曲げられるのは今に始まったことではないけど、気持ちの良いものではない。


3月28日:犬と鳥の人気者コンビ、「当局に引き裂かれた」とファン騒然 豪州
https://www.cnn.co.jp/fringe/35217039.html

4年前、カササギのモリーがやって来た。地元の公園に置き去りにされたひな鳥を、ウェルズさんが見つけて連れ帰った。

飼い犬と野鳥の名コンビとしてSNS上で人気を呼んでいたオーストラリアの「ペギー」と「モリー」

コンビはたちまち人気を呼んで、Tシャツやカレンダー、写真集まで発売された。

環境当局に引き渡しを命じられた。当局の報道担当者は、保護対象のカササギが「違法」に捕らえられ、「無許可、無免許」で飼育されていたと説明。

当局者らはまた、ウェルズさんたちのように野生動物をペットにすることで、ネット上で金もうけをもくろむ人が出てくる可能性も指摘した。


4月16日:「飼い犬との絆」が話題の鳥、豪野生当局が保護主に返還 世間が強く要望
https://www.bbc.com/japanese/articles/c6py7z46g0go

飼い主
「一握りの人たちが定期的に苦情」を繰り返していたことが原因だと説明した。
また、「なぜ野生のカササギが自分で住む場所や一緒に過ごす相手を決められないのか、当局に問い合わせているところだ」と語った。


飼い主の元へ返すべきだという署名活動には15万人以上が参加。それを受けて、クイーンズランド州のスティーヴン・マイルズ州首相が介入することになった。

クイーンズランド州の環境・科学・革新局
・「高度に人になれて」おり、この鳥を野生に戻すことはできないと判断したという。
・特別ライセンスには、モリーを使って利益を得ることを禁止するなど、厳しい条件が付けられているという。

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