ベトナム人の豚泥棒は偏見か? 報道と政治の責任。 | 心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

心模様とガラス玉演戯(役立つ心理ポイント)

交流分析やサイコドラマ・心理学について書いています。また、好きな本の引用など。

ベトナム人ら住宅近くの郵便局からブタ配送

北関東で家畜や果物の盗難が相次いでいますが、在留期限が切れたまま日本に滞在していたなどとして
26日に逮捕されたベトナム国籍の男女13人が暮らす家の近くの郵便局からブタや梨などが配送されていたことが分かりました。(抜粋)


産経新聞では「同県では、7~8月だけで、前橋市や太田市など4市にある7カ所の養豚場で豚計約670頭が盗まれる被害があった。他にもナシやブドウなどの果物の大量盗難も確認されている。」と地域の被害助教を伝えていました。

これがすべて逮捕されたベトナム人の行為であるのかはわかりません。今後の捜査を待つばかりです。

少し前にある俳優が自宅の作物を盗む人物を捕まえたら、近所の工場に務める「ベトナム人」であったとSNSで伝えました。それに対して、「差別的」といった批判をする人々が居ました。曰く「現在の豚の窃盗がベトナム人である」との憶測を呼び、差別的であると。

少し話題を離します。
EUの特に、ドイツはシリア(中東)などからの難民を当初警戒していました。しかし、マスコミの世論喚起によってドイツのメルケル首相がEUでの移民受け入れの政策を出しました。
その直後の2015年年末のドイツのケルン地方で、移民者の強姦や暴動がありました。
しかし、移民(難民?)を積極的に受け入れることを煽っていたマスコミは事件をすぐには報道せず、政府も積極的な対応をしませんでした。結局、年明けて渋々報道したようです。「移民(難民)」は自分たちが積極的な後押しをした経過から、悪いことをしない存在であると過度な忖度を始めたわけです
また、その後、移民の犯罪は積極的には報道されない傾向にあると噂で聞いています。


今回のベトナム人の犯罪は、それそのものはしっかりと日本の法律によって裁けばよく、差別はありません。

しかし、今後EUのように移民=犯罪者の図式が成り立たないようにという過剰な配慮により、「外国人犯罪報道そのもの」をしない可能性もあります。しっかり報道して、しっかり検挙や裁判をすればいいだけですが。もともと彼らは、安価な労働力としての外国人、外国人留学生の補助金目当ての大学、「観光立国」という絵空ごとで景気回復を嘯く政府の被害者とも言えます。ただ、あくまで犯罪をするのは本人の責任です。国籍などを抜きにして、個人の犯罪です。組織的であれば、「外国人グループ」の犯罪となります。それが継続すればその外国人等は「犯罪者である可能性が強い」という、統計的で現実的な判断と成るでしょう。予防的な観点からも適切で「偏見」ではなくなります。

もう一つ。政府が外国人の受け入れに積極的で、情報の開示をしないことから、「新コロナウィルス(中国・武漢発ウィルス」で病院に入院しているのは、半数は「中国人」という噂があります。民主党時代に国民保険に外国人が加入しやすくしたたためですね。実際に、中国人が医療費のやすさを喜びながら、食事が「不味い」などとSNSにあげています。なお、自民党部会でも、厚労省は外国人の日本での「新コロナウィルス」感染者(国籍)を明らかにしようとしません。

差別とはならぬように、事実の周知と対策を取る必要があります。
コンビニで元気に働く外国人にはなんの偏見もありませんし、感謝しています。
しかし、ひょっとしたら「留学生」などの資格での不法な労働や、在留期間を過ぎて滞在してる犯罪かもしれないのです。

正確な報道や、適切な政策・法の運用が「差別の可能性」を減少させると思います。