AFP(抜粋)http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2805555/7198540世界人口の15%、障がい抱えて生活 世銀・WHO報告書
【6月11日 AFP】
世界人口のおよそ15%の人びとが心身に障がいがあり、世界の高齢化が進むにつれてこの割合が増加する見通しであるとの報告書を、世界保健機関(WHO)と世界銀行(World Bank)が9日、発表した。
WHOが1970年代に発表した報告書では、心身に障がいを抱える人は全人口の10%ほどだった。
だが、WHO・世銀が発表した「障がいについての世界報告書(World Report on Disability)」の2010年の統計では、「およそ10億人、世界人口の15%が、なんらかの障がい」を抱えて生活を送っていた。また、障がい者のうち5人に1人、約2億人が、重度の障がいを抱えていた。
WHOのマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長は、「高齢者人口の増加、高齢者における障がいのリスクの高さ、そして糖尿病などの慢性病や心疾患、がん、精神疾患が世界的に増加傾向にあることを考慮すると、障がい者は今後も増えることが予測される」と述べた。
アルツハイマー病が世界経済危機をもたらす、米専門家らが警告
【6月24日 AFP】将来、人間の寿命が100歳まで延びると予想される社会で、アルツハイマー病によって世界経済が深刻な危機に陥る恐れがある――。米下院外交委員会で23日、米アルツハイマー病対策支援団体「USAgainstAlzheimer's」がこのような見解を示した。
アルツハイマー病専門医らも参加する同団体によると、現在すでに全世界で2400万~3700万人が回復の望めない認知症とともに生きているが、2050年までに患者数は1億1500万に達する見通しだという。
高齢化が進む一方で女性が生涯に産む子どもの数が減少傾向にある世界において、生活支援を必要とする高齢者が急増する未来への備えは益々、後手に回ると懸念されることから、研究費を増額してアルツハイマー病の予防研究に着手する必要があると、同団体は指摘した。
(中略)
ブラデンバーグ氏は、自分たちの孫の世代には110歳や120歳まで生きるのが当たり前になるとして、「肉体的には健康だが認知能力に問題を抱える人口 が増えていく」と指摘。経済を崩壊させずに医療保険財源を確保するためには、高齢者を生産的な納税者として労働人口に取り入れる方法を検討しなければなら ないと語った。
AFP(抜粋)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2808443/7418933
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二つの記事を並べてみました。読まれた方はどう感じられたでしょうか?
私自身は、正直に言うと、どうしたものかと考えがまとまらない。というよりは、経済や国単位の政策による部分が多いので、確かなことが言えない。
現代社会の考え所ですね。
マクロ的に見ると、福祉と経済のバランスや、また、高齢化・少子化、先進国・発展途上国などなど、・・・また、生活の質や人権、考えることは山ほどあります。