久しぶりに自己都合でスタッフが辞めることになりました。
もっと、私が上手くマネジメントしていれば、
傷つく事が少なかったのかも知れません。
正社員が辞めなくなってから、何年くらい経つかなぁ?
あれ程、スタッフの出入りが激しかった我が社。
マネジメントを導入して4年。
あれから、辞めた正社員は一人もいません。
決して、良い労働条件ではないのに、
いつも、頑張ってくれる仲間がいます。
ちょっと、自慢です。
今回、ある事業部に所属するパートさんが辞めることになりました。
そして、パートさんが辞めることもショッキングなことですが、
一緒に事業計画を立てていた事業部長は、
そのショックの色を隠し切れませんでした。
事業部長の様子がおかしいので、
私は名古屋への出張を延期し、
ねぎらう時間を取ることにしました。
私は落ち込んでいる事業部長に、いくつかの質問をしました。
「私たちには、辞めないように説得出来る場合!そして、説得出来ない場合がある!」
「私たちには、出来ること!そして、出来ないことがあるよ!」
「私たちには、思い通りになる事!そして、ならないことがある!」
そして、
「これまで私たちには、良いことしか起きてこなかった・・・」
と話しました。
人として魅力があり仕事のセンスがある方ですが、
引き留められない理由があるので、
今回、私たちはパートさんの辞表を直ぐに受け取りました。
そして、その結果をどう受け取るのかは、
本当に自由なことだと思います。
辞めていくパートさんにとっても、それは良いことでしょう。
そして、パートさんがいなくなった組織にも良いことがあるでしょう。
前ばかり向いていると、
眩しい光しか見えない時があります。
そして、ふと気が付くと、
季節はずれの雨の中にいたりします。
そんな時、あまやどり出来る場所がある。
あまやどり出来る人がいる。
人と人が支え合って、心にぬくもりが甦ってくる。
そんな仲間ばかり・・・
いつも、スタッフの傘にあまやどりしている私。
そして、少しは傘を差し出せるようになった私。
少し、大人になった気分です。