私は、【経営の父】、
ドラッカー博士の著書にある次の一節が大好きです。
????????????「非営利組織の経営」 ダイヤモンド社 ??
?????P.F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳), 田代 正美 (翻訳)
私が一三歳のとき、宗教の先生が生徒一人ひとりに
「何によって人に憶えられたいかね」と聞いた。
誰も答えられなかった。
先生は笑いながらこう言った。
「いま答えられるとは思わない。
でも、五〇歳になって答えられないと問題だよ。
人生を無駄に過ごしたことになるからね」。
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あなたは「何によって人に憶えられたいか？」
という問いに答えられますか？
もし、この問いに答えられるなら、
大きな迷いから抜け出していることでしょう。
ところで、このドラッカーの著書の問いと同じような質問を、
私たちも小さい頃に経験している方も多いはずです。
「おまえは大きくなったら、どんな大人になるの？」
幼い時、この様な質問をされた経験はありませんか？
もしくは、
「他人に迷惑をかける人間にはなるなよ」なんて言葉を、
子供の頃、誰かから言われた経験はありませんか？
あなたは「何によって人に憶えられたいか？」
もし、あなたに対する印象が次のようだったら・・・・・
「あの人はウソつきだよ。いつも口先ばかり・・・」
「あの人は、大切な時になるとどこかに消えちゃうよ。無責任・・・」
「あの人は、弱い者の前出は威張っているけれど、
権威のある人にはペコペコしているよ・・・」
こんな風には、他人に憶えられたくはないでしょう。
もちろん、家族、社員、友人達からも・・・
それでは、どの様な人間だと思われたいですか？
あなたは「何によって人に憶えられたいか？」
私の経験でもあるのですが、
「何によって人に憶えられたいか？」という問いに答えられるようになると、
事業で迷わなくなります。
それは、自分の存在価値を明確にする質問だからです。
そうです。
それを見つけることで、
価値観に基づいた事業が出来るようになるからです。
誰だって、自分の存在価値を重要視しています。
しかし、自分の存在価値の確認が出来ません。
自分がどの様に歩んでいけばいいのか分からないのです。
もちろん、あなたは「何によって人に憶えられたいか？」
という質問の答えは、
自分の生き方と共に成長し変化するかも知れません。
でも、それはそれでいいのです。
大切なのは、あるべき自分の姿を明確にして、
そこに向かって進める道しるべになればいいのです。
私事です。
現在は異なりますが、
以前、私は「何によって人に憶えられたいか？」と言う問の答えは、
『誰よりも分かりやすくノウハウを伝えられる存在』でした。
その道しるべに従って事業を展開してきました。
そして、今。
その道しるべは、以前と異なったものになっていますが、
迷うことなく、
新しい道しるべに向かって事業を行っています。
だから、事業で大きく迷うことがありません。
迷いがなくなった事に関して、ドラッカー博士に大感謝しています。
さぁ、是非あなたも試してみて下さい。
あなたは、「何によって人に憶えられたいか？」
それでは、また。