サクラ | 意志にふれて生きる

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椎名規夫オフィシャルブログ

3月23日。
上野公園はお花見で人があふれていました。
まだ、サクラは咲いていないのに・・・
上野公園は、
親子連れ、
カップル、
会社関係者達で
ごった返してました。

きっと、前々から予定を組んでいたのでしょうね。


さて、皆さん。
サクラって、花を咲かせる時以外は、
あまり注目されませんね。

サクラは春の訪れを告げる役目。
そして、季節を感じさせてくれる役目だけでいいのかも知れません。

そんなサクラですが、
何月頃、サクラはツボミをつけるのるか?
知っていますか。


想像してみてください。サクラが咲くのは3月下旬から4月下旬。
さて、そのツボミはいつ出来るのか?



私が尊敬する原田トレーナーんじ聞いた話では、
サクラは7月頃にツボミを付けるそうです。

そう考えると、半年以上の時間を経て花を咲かせるのです。

我々は咲く花にばかり目が向いてしまい、それまでのプロセス。
秋に葉を落とし、幹と枝だけになります。

来ているものを全て脱がされて、
一番寒い時間を過ごすのです。

一番厳しい姿の時に寒い冬を乗り越えます。
しかし、花が咲く前のプロセスに、わまり注目をしません。



さらに、サクラは毎年、その幹を太くします。
そして、毎年、咲く花の数を増やしています。
しかし、幹が太くなった事が注目されたり、
咲く花が増えている事に気づく方がどの位いるのでしょう?


我々は人として、花を咲かせる時があります。

しかし、どんな花を咲かせるにも、
誰も知らないところで成長するプロセスを経ているのです。

そして、我々はサクラの様に、
満開の花にする事が毎年出来ない時もあれば、
1年の間に何度も花を咲かせる事も出来ます。



プロセスが大切なようです。
花として注目されるまでのプロセスが大切なようです。
花を咲かせるまでに、
我々はサクラのように咲く時期を見極めなければなりません。

そして、サクラの幹のように上手くいった経験を蓄え、
太い幹となるように強固な地盤を作る必要があります。


我々はサクラのように、
同じ季節になったら咲ける訳ではありません。


どの季節でも、自由に花を咲かせる準備が必要です。
好景気でも、不景気でも花を咲かせる必要があるからです。

そして、いつでも花を咲かせる能力を身に付ける為に、
我々は咲く前のプロセスを大切にする必要があるようです。