この件については以前から 

 

「どう考えますか?」と意見を求められてきました。

 

慎重に・・・と今まで書かずにきましたが

 

昨日、ニュース、新聞でも大きく取り上げられたように

 

子宮頸がんワクチンの接種率を上げるために 公費助成が決定しました。

 

自己負担なら6万円かかるものを 自治体によっては公費で全額負担。(=税金)

 

受ければ子宮頸がんにならないなら・・・しかも、これはお得!

 

と受ける前に よくよく考えていただきたい。

 

このワクチンは 正確にいうと 子宮頸がんそのものの予防ではなく

 

子宮頸がんのほとんどの原因といわれている 

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染予防のワクチンです。

 

HPVは性交渉経験のある女性ならば 8割は感染するそうです。

 

つまり、ワクチン対象は 

 

まだ感染していないであろう 小、中学生女子・・となるわけです。

 

通常、HPVウイルスに感染しても 大半は自己免疫力で消滅します。

 

しかし、一部の女性が、子宮頸がんを発症します。

 

なぜ、感染力が免疫力よりも 勝ってしまうのか?

 

そこを追究することが 大事だと考えませんか?




 

また、メリットばかりが報道されて ワクチンの有効期限、

 

思春期の女子の身体に及ぼす副作用、危険性は明示されていません。

 

本気で思春期のからだ、性を守ろう・・・と考えるなら、

 

もっと規制しなければならないこと、業界がたくさんあるはずです。

 

ワクチンは まだまだ 多くの不透明な部分を抱えています。

 

私は、ワクチン効果の是非を言っているのではなく

 

安易に ワクチンさえ受ければ大丈夫・・・公費助成なら・・・

 

という受ける側の姿勢と 

 

そこをクローズアップする報道のあり方、

 

接種率を高めようというある種の勢いに 疑問と危惧の念を抱いております。

 

なぜ、そこまで接種をすすめてくるのか?

 

子宮頸がん経験者として、女性の健康と女性性の質の向上に・・・

 

と動いておりますが、

 

子宮頸がんワクチン接種の動向については 

 

「本来の女性の健康」から軸がブレているように思えてなりません。

 

ある意味「性」を本気で考える良い機会ともいえますが。

 

接種する、しないは 任意ですので判断は 

 

本質を見失わなければ・・・どうぞ慎重に考えてください。