今しがた、不思議な夢を見ました。
私の左後方から、「逃げろ!」という男の声が聞こえて来ました。
私は何事かと思って声の方を振り返ろうとしました。
「奴等がそこまで来た!」
私はそんな感じの声を聞きながら、昨晩も眠りかけた時に、似たような声を聞いたなと思い出していました。
すると、突然自分の周囲を荒々しい気配が取り囲んだかと思うと、左肩から何か重い衝撃を受けました。
私は恐らく、その場で倒れていました。
そして、意識のあるまま、周囲の人々の「助けて!」という声や悲鳴を聞いていました。
私は何が何だかわからないまま、ただその場にいました。
そうしていると、真っ暗だった視界に何か景色が見えました。
手前に赤茶けた崖のようなものが見え、私の視界を覆っていましたが、視界が左に移動すると、どこかの高原のような景色が見えました。
どうやら山の中に村があったようです。
その景色を見た後、暗闇の中で何者かに名前を告げられました。
夢の中で私は、声にその名前を何度も聞き返しました。
声は私が理解できるまで、名前を繰り返し教えてくれました。
…生憎、その名は目覚めた途端に忘れてしまいましたが、夢の中ではハッキリ覚えていました。
確か、アナ…何とか、そんな感じの名前でした。
名前の雰囲気から、ヨーロッパのどこかの人だったようです。
また、グーテン何とか…という名前も聞きました。
こちらは苗字のようですが、もしかしたら国の名前かもしれません。
何か、グルテンみたいな名前の国があったような…?
私は暗闇の中で、私の名前を告げる美しい女性の声を聴いていました。
「あなたに受け止められるか?」
そして、そんな感じの意識が私に伝わった時、何かとても重苦しいものが私の体を覆い始めました。
まるで黒い泥のような、重い重い意識。
その黒い意識は、私の左肩からのし掛かるように、私の胸の中心へと入り込んで来ました。
私はこの意識を、殺された村娘の無念の想だと思いました。
私は娘の無念や怒りを受け入れようと思いました。
しかし、重い意識は余りに重すぎて、私の体はまるで濁流に飲み込まれるように大きく揺れました。
その時。
「フ〜〜〜…」
という、とても美しい歌声が聴こえて来ました。
それは、寝る前に聴いたヤンタラジローさんの歌声のようでした。
私は歌声を聴きながら、重い濁流の中で体を持ち直そうと努めました。
そして、自然と
「フ〜〜〜…」
と私も同じ声で歌っていました。
おかしなもので、私は歌いながら、こんな時間に歌って隣の部屋の住人に迷惑ではないかと気にしていました。
しかし、そんなことに構ってる場合ではなく、今は浮かばれない魂を癒やした方が良いと判断し、私は歌い続けました。
すると、突然頭上からスポットライトのような光が差し、その光と同時に重い感覚がなくなりました。
その光は何というか、キリスト教的な温かな光で、恐らくこの娘はキリスト教を信仰していたのだろうと思いました。
そして、私は何となく、娘の無念が歌声によって癒されたことを感じました。
そう感じた途端、私の意識が急激に、しかしゆっくりと静かに現実に戻されました。
まるで体外離脱から帰って来た時のように、私の意識がこの世の空気にゆっくりと馴染んで行く感覚を味わい、そして目を開けました。
★★★
それは、
「突然奪われる痛み」
でした。
訳もわからず突然、牧草をはむ家畜達を奪われ、周囲の人々が殺されて行くのを耳で聴きながら、自分の命が尽きる痛み。
実はこの夢を見る前の、恐らく眠りに落ちる前にも、崩れた白い壁と周囲のあちこちに炎が上がる光景を視ました。
こちらは夢とはまた別の場所、別の時代、別の性の時の光景のようで、私は部隊を率いる戦士のようで、侵略者と戦い、敗れて、無念の中で死に行く様子のようでした。
また、前の晩にも寝落ちる直前、若い侍の姿をした私が、「逃げろ!」「もう駄目だ!」という声を聴きながら、仲間が殺られた悔しさを感じるビジョンを視ました。
どうやらその時の私は、藩のお金を横領しようとして仲間と結託するも、それがバレて追い詰められたようです。
「法で奪うのと、盗みで奪うのと、何の違いがあるんだ!」
という怒り。
どうやらこの若い侍は、重い税で人々から富を奪うのは、盗んで奪うのと同じだと憤っていたようです。
★★★
これらに共通するのは、「奪われる」という点。
昨日、離縁覚悟で兄に思っていたことをメールで叩きつけたんですが、それをきっかけにしてか、昨日・今日と不思議なビジョン・夢を見ました。
何故、そのようなものを視たのか、その直接の意味は余り汲み取れてない気がしますが、ここ最近の心のざわつきが、それらと何か関係があるような気がします。
私は最近、ようやく自分の思っていることを言えるようになって来ました。
少しずつ、恐れを抑えながら、少々荒々しく、しかし、もう自分の心を萎縮させてたまるかという怒りを吐き出すように。
そう、怒り…なんですよね。
私がやっとの思いで自分の本心を語った時に出た感情が。
自分を抑圧する全てを払い除けるように、溜まりに溜まったマグマが噴火するように、ようやくやっと私は、自分の心を詰まらせていた蓋を、怒りで吹き飛ばしたような、そんな感じで。
自分の心を語る時、声が震えました。
本音を言うことに慣れていないから。
私はいつも、周囲の迷惑を考えて、周囲に合わせて自分の言葉を飲み込んでいましたから。
だから、慣れない声は震え、頭が冷たくなり、そして怒りという形でようやく本音を吐き出せた。
そんな時だからこそ、あれらのビジョンや夢を視たのかもしれません。
鬱屈した魂が、ようやく躍動を取り戻している今だからこそ。
★★★
もうね、周囲に合わせて自分を抑えるのが、馬鹿馬鹿しくなってしまったんです。
職場で、家庭で、私の心を押さえつける色々が、全部。
実は数日前、うつ病を再発しかけました。
ある朝、出かける準備を整え、さて出勤しようとした瞬間、
「もうここから一歩も動きたくない…!」
という状態に陥ってしまって。
過去、何度もうつ病を再発させていたので、この状態がいかにマズイかわかりました。
幸い、数時間ジッと部屋に引きこもることで、普通に生活できるまでに回復できました。
しかし、無理を積み重ねて、また体と心がボロボロになってしまうことが、強い怒りとなって私の胸の内に沸々と込み上げて来ました。
最近、過敏性腸症候群と診断されました。
そして、今回のうつ病再発の兆候。
もう、何を遠慮する必要があるものか。
体を壊してまで、心を壊してまで、周囲に気を使う生き方が、本当に人間の生き方なのか!?
職場で、本音をぶち撒けました。
ドリームキラーな兄に、本音をぶち撒けました。
そして昨日・今日、不思議なビジョンや夢をみました。
何かが変わりつつある、という感覚を感じます。
それがどう変わって行くかはまだわからないけど、新たな仕事の話が舞い込んで来たことから、何か新しい道が始まったのかもしれないと、私はそう感じています。
自分を守ってくれるガイド達がいて、自分の道を指し示すハイヤーセルフがいて、我々をサポートする高次元の存在達がいます。
だから、上に任せて大丈夫と思っています。
今って、本当に変わる時期なんだね。
今、ハッキリとそれを理解し、噛み締めています。
理由はわからないけど、何故かワクワクするw
私の人生、これからが本番なんだね。