夜道で背後に人の気配があると、視界の隅で背後にいる人を見ながら、警戒して歩く。
子供の頃からの、どこで覚えたのかよくわからない、いつの間にか習慣になっていた、ついやってしまう奇妙な癖。
その理由は、ここ最近になってようやくわかって来ました。
夜道を襲われ、斬殺される武士の過去生。
武士の過去生はおかしな癖となって、時々現れます。
人と言い争いになった時、そこから物理的な争いになった時を想定して、どう立ち振る舞うか。
どこに武器になるものがあって、こう来たらこう返す、みたいなシミュレーションを、無意識に始めてしまう癖。
自分より弱い立場の人がいたら、有事の時どう庇うか、どうしたらすぐ助けに行けるかをシミュレートする癖。
それらはひょんなきっかけで、ありもしない状況を想定して、悶々と思考を繰り返します。
無論、私はごく普通の一般市民で、そんなことする必要は微塵もないのですが。
あと多分、身内に刺された過去生もあるんですよね。
だから、殺されてたまるかって気持ちが、家族と喧嘩する時に込み上げたこともあります。
そんな具合に過去生の、特に死にまつわる経験は今の自分にも影響を及ぼしていて、それが人生のあらゆるシーンで顔を出すこともあるようです。
つまり、自分の過去生は、霊視みたいな力などなくても、理由のわからないいつの間にかやってしまう癖等から、ある程度わかるのかもしれません。
★★★
今からする話は、アピロスからの帰りのバスの中で憶い出した、とある過去生について。
それは今までブログで何度か触れた話ですが、改めてと言うか…
それはで、私はその過去生のことを、情報で軽く知った程度の認識でした。
だから、どこか他人事のように思ってて。
でも、昨晩バスの中で認識したものは、情報として知っていたものより体感が生々しくて、重くて、思わず目を背けたくなるような…
しかし、これまで私が「何故かそうなってしまう」とある原因を、ハッキリと認識した過去生でした。
私は…
子供の頃から、何故か…
自分が女であることが、嫌で嫌で堪りませんでした。
赤い服が嫌いで、決して着ようとしませんでした。
赤は女の色だからという理由で。
私は男の子のような格好を好み、スカートが大嫌いで、言葉使いや振る舞いも男の子のようでした。
でも、私の見た目はどうしても女の子そのもので、周囲に女扱いされる度に、強い抵抗感と苛立ちを感じていました。
でも、かと思えば、リカちゃん人形とかおままごととかが大好きなんですね。
見た目と趣味は女の子、立ち振る舞いは男の子。
初恋は男の子、その次も男の子、その次も男の子。
でも、その次は女の子。
けれど、互いに依存する関係で、私から離れて。
その後にした恋の相手は、全て男性。
その頃には、私は自分が女子であることを受け入れていて、恋も服も趣味も女性のもの。
でも、男みたいな喋り方はやめられなくて。
これをやめたら、自分らしさが消えてしまうように感じていたから。
その頃からだったと思います。
私が性において、とある問題を感じるようになったのは。
好きな人と性的な関係になることには、何の抵抗もありませんでした。
でも、それ以外の他者に、自分が性の対象として見られることが、嫌で嫌で仕方なかった。
私は胸が大きくて、胸を見ながら話をする男性の視線が嫌で…
自分の中で、これ以上は嫌だというボーダーラインみたいなものがあって、これを超えられてしまうと、屈辱と苦痛、そして訳の分からない怒りのようなものが自分の胸中を渦巻いてしまい、
これが気持ち悪くて、気持ち悪くて、
酷い時は自分が存在していることが嫌だと思う程に、気持ちが荒れてしまうことが、時々ありました。
理由がわからないんですよね。
自分が性の対象として見られることに、どうしてこれ程までに、強い嫌悪感を感じるのか。
私はモテ女では決してないし、多くの男性にとってその対象になるはずがない見た目をしています。
でも、ごく稀に女扱いを、しかも性的な意味を含んだ扱いを受けると、屈辱と怒りと嫌悪感、存在否定の感情が込み上げて、もう胸糞悪くて、もし許されるのであればその相手をボコボコにしたいと思う程に、何だか許せなくなってしまうことがあるんです。
もう、薄々気付いてる方もおられると思いますが、私が昨晩憶い出した過去生は…
連れ去られ、集団で…
恐らく、日本ではなく、外国。
私の他にも女の子がいて、彼女も私と同じ目に遭っていたようです。
最後に、殺されました。
★★★
これまでこの過去生は、ただの情報として受け取っていました。
それが昨晩は、リアルな体感と感情が、ほんの一瞬。
たった一瞬感じただけで、たちまち気分が落ち込み、
「こんなこと、知りたくなかった」
と後悔の念に襲われました。
恐らくこれまでは、ハイヤーセルフの静止が入って、情報で知るのみだったのだろうと思います。
今はそれを乗り越えられる、癒せる段階まで来たから、ほんの一瞬、当時の体感と感情を感じることになったのだろうと思います。
この過去生が本当に自分のことだと認識した時、これまでの疑問の点と点が線となって繋がり、あれもこれも腑に落ちました。
昨晩、落ち込みもしたけど、
「今の自分なら、この過去生を癒せる」
って安心と自信も、同時にあったんですね。
丁度、過去の情報が刻まれた細胞を刷新するワークを教わったばかりでもありましたし。
それに昨晩は、ワークショップの影響が残っていたのか、いつも以上にハイヤーセルフの声を受け取りやすかったんですね。
昨晩は私が感じていた疑問の色々が、直感や対話形式で次々と即座に答えが出て、気持ちいいぐらいでした。
そして、おかしなもので、夜行バスの中で忌まわしい過去生を憶い出して悶々と思考を巡らせていた時、不意に足元から冷たい風が結構な強さで吹いてきて…
走行中の締め切った車内にも関わらず。
その風を感じた途端、私の記憶は途切れてしまいました。
そのまま眠ってしまったのだと思います。
気がついたら、1時間半経っていました。
まるで1時間半、時間を飛び越えてしまったように、私は暗い車内でキョトンとしていました。
そして、つい先程まで感じていた重い感情は、驚く程ダメージが軽くなっていました。
恐らく私は1時間半寝て、その間にアチラでヒーリングか何かを受けて、精神に受けたダメージが軽くなったのではないかと思います。
あの謎の風が、私を眠りに誘ったんでしょうね。
まるで麻酔で眠った時のように、直前まで座席の足元を見ていたはずなのに、そこからブッツリと記憶がないんです。
こういうこと、あるもんなんですね。
★★★
過去生は癒される必要がある時、それが表に出て来ます。
私は最近、男性性と女性性の統合というインスピレーションがよく来ていて、だからこの過去生を癒やす為に、憶い出すことになったのだろうと思います。
大切なことは。
大袈裟に受け取らず、他人事のように捨ておかず。
ただ、浮上した、だから、癒やす。
それで良いのだと思います。
理由のわからない、物心ついた時から既に始まっていた奇妙な癖、苛立ち、不愉快さ。
それらは自分の魂が成長した時、原因を知ることになることもあるのかもしれません。
それは前向きに捉えれば、それだけ自分の魂が成長した証…
と言っていいよな?
よし、良いことにした。
自分の魂が成長した証なのです!(二度言った)
まあ、正直ちょっとしんどかったし、面食らいましたけど。
でも、サポートしてくれる存在を傍に感じたし、何より今の自分なら大丈夫って自信があったから。
いつぞやの夢で、突然殺された村娘の魂を癒したように、この過去生も癒して行けると思います。
あ、背の低いお侍さんの魂もね。
多分この人、身長152cmの私よりだいぶ低いぞ?w
この過去生、知ることができて良かったです。
色んな疑問が腑に落ちて、何だかスッキリしています。
そして、これまでの魂の癖から卒業して、新しい意識で日常を塗り替えて行くんだと、そんな風に思っています。