目の前のドラマに、ついのめり込んでしまう。
それは本当の現実ではないと頭でわかっちゃいるけど、ついね!つい!
…という人、多いんではないかと思います。
「わかってる、わかってるよ!
スクリーンから離れて客観視するのがコツだよね!
でも…キェーッ!!!」
目醒めたいけど、目の前の辛い出来事や腹立つ光景に意識を持って行かれやすい人。
そんな人は、次の話を参考にしてみてくださいね。
★★★
私達が目で見ているものは、全て光に反射して見えているものです。
全てです。
(霊視で視えるものは、ちょっと別にして…)
物体に光が当たり、その光が光速で反射することで、初めて我々生物は目で見るという知覚を体験します。
逆に言えば、光が無ければ、物体を見ることはできません。
だから、真っ暗闇では物体を知覚することができず、タンスの角に小指をぶつけたりします。
光は光子という素粒子から成り立ち、その移動速度は宇宙一と定義されています。
1秒間に地球を約7周半、太陽まで約8分、
スピ界隈でお馴染みのシリウスまで約8光年、プレアデス星団まで約444光年かかります。
つまり、我々が日頃見ている太陽は、8分前に太陽から出された光を見ている訳です。
身の回りの物体までの距離は、宇宙から見ればとても短い距離なので、一瞬です。
しかし、身の回りにある物や人も、太陽の光のように、私達の目に届くまでにタイムラグがあります。
ほんの一瞬のラグではありますが、その「ほんの一瞬」という分だけ、時間が掛かっています。
少し話が見えて来ましたか?
そう、私達は皆、ほんの一瞬前の過去の光の反射を、現実として見ています。
しかし、ほんの一瞬であれど、光に反射して知覚した光景は全て、過去の映像です。
今、この瞬間のリアルタイムを見ている訳ではありません。
私達が現実と思って見ている世界が、過去の光であることがより理解しやすいのが、星の光です。
超新星爆発間近と言われているベテルギウスは、地球から約643光年離れた所にあり、私達はおよそ643年前にベテルギウスから発せられた光を見ています。
ですから、リアルタイムではベテルギウスは、既に超新星爆発を起こした後かもしれません。
(宇宙単位での間近は、百年単位とか余裕なので、まだ爆発してない可能性もありますが)
星の光も、物体に跳ね返って見える光も、その性質は単なる光で、何も違いはありません。
物体に跳ね返ったからと言って、光の速度が落ちることなどありません。
光はただ光で、だから目に映る光は全て、過去なのです。
物体までの距離に比例して、あなたの目に届くまでの時間に差があるだけなんですね。
★★★
これで、私達が今見ている世界が実は過去の映像で、真に現実世界とは言い難いことが、より体感的に理解できたでしょうか?
正確な数値とかは、理系赤点だった私にはチンプンカンプンなので、そこは専門の人に計算を任せて、スピ的にはどういう感覚かを掴めればOKです。
スピリチュアルで重視されるのは、「今、この瞬間」です。
1秒後も、一瞬前も、それは「今」ではありません。
私達が目で知覚している世界が、一瞬前の過去である以上、それはあなたにとってのリアルではないと言うことです。
スクリーンから離れて映写室に入るイメージでも、ドラマからなかなか抜けられない人は、光の性質を思い出してみると良いかもしれませんね。
音声も、音速は光速より遥かに遅いですから、過去も超過去ですよ。
ほら、世界の見え方が少し変わった気がしませんか?