東大寺❗️1200年続く水取り❗️修二会❗️に大号泣‼️ | UKYOU『ババジに捧げる』自分自神®︎創造の法則  

UKYOU『ババジに捧げる』自分自神®︎創造の法則  

自分自神®︎創造の法則 UKYOU 生涯学習のライフクリエイトアカデミーUKYOU代表。虹・LGBTQグッツ専門店『MirclesRainbow』代表。脳波調整マシンマインドスパ世界1販売店。愛と平和の奉仕団『ミラクルズ』団長*国内だけでなく世界中で奉仕と祈りの活動をしています。

 
2020年2月2~3日の節分に
天河を中心とした節分神事を
執りおこないました。
 
そのトキに伺った
丹生川上神社下社
皆見宮司のお誘いで
 
東大寺の水取り神事
のお誘いをうけ
 
節分の神事に参加したミラクルズで
3月1日春日大社での15社めぐりのあと
東大寺のお水取りに参加してきました。
 
image
 
正直、お水取りというのは
そのトキ、初めて聴きまして
ネットで色々調べましたが
 
今回、実際に行ってみるまで
実際に、どんなものか全く
想像がつきませんでした。
 
しかしながら
 
当日は、その、あまりに
素晴らしい神事に圧倒され
 
神事の際中は、選ばれし
11名のお坊さんたちの読経に合わせ
号泣しながら、一心不乱に祈りました。
 
人々の罪穢れを祓い清め
人々が幸福になるために
 
国がいかなる状況であろうと
 
禊清められた神の遣いによって
1200年もの間、途切れることなく
続けられてきた 
 
人々の幸せを心から願う
秘密の神事…想像を超えて
もう…半端なかったです。
 
ひとりでも多くの人に
1200年の間、わたしたちを護ってきてくれた
この神事のことを知ってほしく
blogに書くことにしました。
 
3月1日水取りに参加する前に、春日大社に寄って、一生涯分の神様への願いを1時間で済ますことができる若宮15社巡りをしてきました!

若宮15社巡りを終えて
14時に東大寺の北参籠所に集合。
 
ここで、長老による
お話し会を受け精進弁当を頂きます。
 
※これは招待や声をかけられた人のみが参加できるものだそうですが、今年はコロナの問題で、通常の参加者の4分の1ほどしか参加が無く、初参加の我々はある意味、スーパーラッキーな待遇でした。
 
お話し会では参籠経験31回(!)という
長老の筒井寛昭様より
 
お水取りの神事に参加する前に
お水取りとは一体何なのか?
その歴史や神事の内容などを詳しく伺いました。
 
 
正直、初めて参加するので
お話しを聴いているだけでは
イメージが全く浮かばなかったのですが
 
実際に、この日、水取りの神事に参加し
この神事が、いかにスゴイものであるか
身をもって体験しました。
 
今まで、色々な神事に
参加させてもらいましたが
 
東大寺の水取りの神事は
 
自分が歴史の一部になり
日本の後世に繋ぐ祈りの一部になれた!
 
と感じるほどのスケールの大きさを
感じるもので、本当に感動しました。
 
ここまでおよそ
 
1200年もの間、国がどんな状況であれ
続けられてきた秘密の神事。
 
人々の幸せを切に願い
世の為、人の為に(利他)
祈りを絶やしてこなかった
歴代のお坊さんたちや
 
それを支えてきた多くの神々様御仏様・・・
 
さらには沢山のお御霊様(ご先祖様方)に
本当に感謝の想いでいっぱいになりました。
 
世の為、人のために
自分の人生を捧げつづけた存在
それを支えて続けた存在がいたからこそ
この神事は、1200年ものの間
途切れることなく続いてきた。
 
そして、これらの存在が
執りおこなってくれた神事が
日本をあらゆる危機的状況から
実際に護ってきたことを実感しました。
 
イマの日本も非常に大変な
状況ですが、この神事が
人々の罪穢れを払い清め
日本を護ってくれると信じています。
 
この素晴らしい神事の
歴史からお話しをしていきましょう。
 
(お話しのあとには精進弁当がでました)
配られた精進弁当。
 
二月堂修二会(しゅにえ)
お水取りとは
 
本質は今だ謎に包まれた歴史的大神事
修二会(しゅにえ)※お水取りの神事のこと)は
東大寺が二回、火災によって
危機存亡になった時も
 
不退の行法
 
として1200年あまりの間一度も休むことなく
執り行われてきた神事。
 
はじまりと目的
 
この東大寺の二月堂でおこなわれる
修二会は、東大寺の開山:良弁(ろうべん)僧正の
高弟であった
 
実忠和尚(じっちょうかしょう)
 
が、752年に始めたもの。
 
これは、ちょうど、大仏開眼の年にあたる。
 
修二会の正式名称は→
 
十一面悔過(じゅういちめんけか)
 
〇十一面悔過とは→
 
我々が、常日頃犯している
さまざまな罪や過ちを
二月堂の本尊である
十一面観世音菩薩の前で懺悔する
 
ことを意味している。
 
わたしたち人間が本性的にもっている
 
貪欲(むさぼり)瞋恚(いかり)愚痴(ぐち)
 
三毒によって様々な過ちを犯し
 
それらが、心の穢れとなって蓄積されていき
正しいことが観えなくなり病氣にもなる。
 
そこで、これらの罪障を懺悔し
清浄な心身を得ることによって
 
自分が犯した悪行に対する報いである
禍(わざわい)や災難を取り除き
幸福を招こうというものである。
 
天才や疫病や反乱は国家の病氣
 
と考えられ、そうした病氣を取り除き
 
鎮護国家・天下泰安・風雨順時
五穀豊穣・万民快楽
 
人々の幸福を願う神事とされた。
 
イマのウィルスも、我々日本人のエゴや
三毒による意識が招いた結果としたら
 
その罪穢れを、我々に代わり
徹底して禊をされた選ばれしお坊さんたちが
不退の覚悟で挑み祓ってくれるという神事です。
 
本当にありがたいことなのです。
 
二月堂の本尊とは
 
二月堂のご本尊が十一面観世音菩薩である
と書きましたが
 
実は二月堂内には
2躰の観音像が安置されています。
 
1つは大きいので大観音
もう1つは小さいので小観音
と呼ばれています。
 
いずれも絶対秘仏。
 
※ただ、大観音のほうは、二月堂が1667年に炎上した際に、焼け跡から広い集められた銅像の光背の断片が残っていて、現在、復元されたその形状を目にすることができるそう。
 
さらに、小観音にはすごい言われがあります。
 
仏様がよこした!小観音の奇跡
 
日々、厳しい修行を積み
精神の限界を超えた鍛錬を
重ねてきた僧侶たちのなかには
人智を超えた超能力を発揮する方が
沢山おりますが、修二会を始めた
 
実忠和尚(じっちょうかしょう)
 
も、その一人でした。
 
「二月堂縁起」には、にわかには
信じられないような小観音の言われがあります。
 
下矢印下矢印下矢印下矢印
 
実忠和尚が山城の笠置寺の
龍穴に入ったトキ
 
霊感によって、兜率天(とそつてん)
の世界の仏さんたちの行法(神事みたいなもの)
を観て大感激!しました。
 
※兜率天とは・・・※仏教の宇宙観にある天上界の一つ。ここには七宝でできた宮殿があり,宮殿には内院と外院がある。内院には弥勒菩薩が住み,説法を行なっている。外院には天衆の遊楽の場所がある。ここでは寿命は 4000歳で,その 1日は人間界の 400年に相当するという。また仏伝によると釈迦はここから降下して生誕したとされている。
 
そこで、兜率天に住む菩薩たちに
 
これらの行法を
地上の世界にもって帰り勧めたい!
 
と申し出ました。
 
しかしながら、
 
兜率天の1日は人間界の400年!
 
に相当するので
 
人間界に、この行法を体得して
広めるのは無理だよ。数百年かかってしまう。
さらには生身の観音も必要なんだよ。
 
と言われてしまいます。
 
しかし、実忠和尚がスゴイのは
 
走ってでも行をして体得し
地球にもっていきます!
一生懸命真摯に祈れば
生身の観音も現れるでしょう!
 
と食い下がったのです!
 
そこで、実忠和尚は、摂津
(現在の大阪府北部および兵庫県南東部)
難波津に行き、香華をそえて

閼伽折敷・あかおしき(四角い小さな器)

を海に浮かべ

 

補陀洛山にむかって

一心に、観音を勧請しました。

 

そして、100日ほどばかりすると・・・

 

折敷(おしき)にのった

小さな11面観音像が

漂いついたのです!!!

 

和尚が拾いあげると

何と!温もりがあるではないですか!

 

これぞ、生身の観音!

 

と持ち帰ったのが、二月堂の小観音!

 

上矢印上矢印上矢印上矢印

 

す・・・すごい本尊!

 

実際に観てみたいけど絶対秘仏とのことで

目に観ることはできません。

 

祈る人々と準備

 

国家や万民のための悔過(けか)に

ふさわしい特定の集団

大がかりな儀式が必要になりました。

 

そこで、大勢の僧侶集団による

法会が考え出され

修二会(しゅにえ)もそうした

儀式の1つとして出発したそうです。

 

その僧侶たちのことを

籠衆(こもりしゅう)とか練行衆と呼び

現在では選ばれた11名の僧侶

この神事を執りおこなっています。

 

かつては、最高26名まで参籠したそうです。

 

11人にはそれぞれ役割があります。↓にまとめてみました。

 

①和上(わじょう)・・・一同に修二会中に

守るべき戒を授ける役割

 

②大導師(だいどうし)…修二会の趣旨や祈願文を唱え

行法全体のリーダーとなる

 

③咒師(しゅし)…印を結び、陀羅尼(だらに)の咒(しゅ)を唱え

道場を結界する咒師

 

④堂司(どうつかさ)…堂内の荘厳係 兼 行法の進行係であり

修二会内外の雑務を統括する役割り

 

これらの上位4人が四職(ししき)と呼ばれる。

 

世の為、人のため、国家のために

一心不乱に祈り続けるこの神事に

選ばれた11名は、まさに

 

祈りのオリンピック

日本代表!

 

と言っても過言ではありません。

 

残り7名は総じて平衆(ひらしゅう)と呼ばれるそうです。

 

ただ、これになりたい!っていうのは自分では選べず

配役は、東大寺から12月16日に

発表されるそうです。

 

また、彼等だけではなく、修二会には彼等を補佐する

 

堂童子(どうどうじ)・小網(しょうこう)

駆士(くし)・加供奉行(かくぶぎょう)

仲間(ちゅうげん)・童子(どうしじ)

 

といった役割もあってこの法会(ほうえ)に

直接関わる者は、総勢三十数名に達します。

 

選ばれし11名のお坊さんは

みずからの罪障はもちろんのこと

他のすべての人々の災禍も代わって懺悔し

人々の幸福を観音菩薩に願うので

 

いわば

 

観音菩薩と人々の間の媒介者役割

 

を、果たしているわけです。

 

どうぞ、皆さま、このblogを読んだならば

イマ、現在も行われている

修二会(水取り神事)に

何卒、感謝の祈りを送ってください。

 

こちらは二月堂の西正面の

堂僧部分です。(テラスみたいなところの手前)

この堂僧の目の前を大松明をもった僧侶が

だだだ~っと駆け抜けて人々の災禍を焼き尽くす。

 
わたしは、二月堂本殿の上にいました。
二月堂の下には大松明を観ようと
沢山の人が集結。
 
それでも、コロナウィルスの影響で
例年の4分の1程度の人手だそうで
 
初参加の我々も、アドバイスをもらい
本殿のすぐそばを陣取り、ベストポジションにて
この特別な神事に参加することができました。
 
コロナの影響がなければ、正直、堂内に入ることも
むずかしかったと思います。
 
 
松明の走る時間になると
本殿から人々が出てきて
みな、カメラを構えて
大松明の瞬間をとらえようとしていました。
 
右手から左手に
大きな松明をもったお坊さんが
ぶわ~~~~っとかけていきます。
 
一斉に歓声が上がります。
 
 
圧巻!

この灼熱の炎にて人々の
災禍が焼き尽くされているのを
肌で感じました。
 
本殿を背にして上から撮影したもの。


 
修二会は一カ月近くに及ぶ長期の神事。
 
おおまかには下記のようなかんじの
ながれとなっています。
 
①2月20日~28日までの前行
 
別火と呼ばれる戒檀院内に
臨時に設けられた別火坊に参籠。
 
お坊さんたちが普段の生活を断ち切り
精進潔斎し、心身を清めていく期間です。
 
エアコンとかはもちろんなく
廊下の火鉢の炭火だけという
厳しい寒さのなか行に励みます。
 
②3月1日~14日までの本行
 
別火が終ると、お坊さんたちは
二月堂下の参籠宿所に移動します。
 
夕方暗くなると咒師から大祓を受けます。
神道的な雰囲氣に包まれる場面で
天狗寄せと言われるそうです。
 
その後、ごく僅かな仮眠ののち
深夜に起床し、食堂(じきどう)で
和上から授戒を受けます。
 
そして、いよいよ本業が始まります。
 
お坊さんたちの様子を
本殿の真っ暗ななかで
ロウソクの灯りをたよりに観察していると
 
走りだしたり…、慌ただしく動きまわったり
お供えものをしたり…
 
五体投地といって身を放りなげるような
行をしたり・・・走りまわったり…
 
さらには、かけ合いのような
色々な節でお経を読んだりと…
 
とにかく・・・超絶ハード!!!!
 
これを14日間…って考えただけで
氣が遠くなりますが
 
心身共に禊抜かれたお坊さんたちの
お経を聴いていると・・・
もはや別次元にいざなわれ
 
お経に意識をあわせながら
真摯に祈っていたら
 
トランス状態になっていたようで
氣がついたら、号泣しておりました。
 
1200年ものの間
国がどんな状況だろうが
禊抜かれた神人たちが
 
神々や御仏やあらゆるお御霊様と
こういった行を通じて
私たちを護ってきてくれた。
 
今生、生かされている不思議や
奇跡を、歴史の重みから感じ
 
ありがたさ・申し訳なさ・懺悔
歴史の中の一部になれているという感激に
 
ただ、ただ、涙が止まりませんでした。
 
一度、本殿の中に入ると
行中は非常に出入りしずらい
雰囲氣になります。
 
1回どうしても我慢できなくなり
お手洗いに行った際に
本殿の外の様子を撮影しました。
 
二月堂の中からは11名のお坊さんたちが
ひたすら唱える読経の様子が聴こえます。
 
沢山いたギャラリーはもはや、一人もいなくなり
真摯に祈る人々のみが、本殿に残るばかりとなっていました。
 
素晴らしい読経が聴こえます。是非聴いてほしい!!

 
修二会(しゅにえ)を現す
俗称は:お水取り
 
修二会のことを、皆
 
お水取りと言います。
 
なぜ、お水取りと呼ばれるようになったのか
その言われもが、とても面白いものでした。
 
下矢印下矢印下矢印下矢印
 
実忠和尚が行法をはじめられた当時
毎夜の※神名帳の奉読に応じて
 
(※日本全国の神様の名前をお呼び出しするのですが、およそ13700!の神々をお呼び出しします。それは、知っている神様・知らない神様全てをお呼び出しするのです。もちろん、この神事を支えてくださったお御霊様方も集まってきますよ!
 
諸国の神々が競って二月堂に来て
行法を祝福しましたが
 
若狭(わかさ)遠敷(おにゅう)明神だけは
釣りが好きで遅れてしまいました。
 
行法が終るころにやっとやって来て
行法に、感激した明神は
 
お詫びに閼迦(あか)水を献納しよう!
 
と言われると
 
白と黒の二羽の鵜が
盤石を割って地中から飛び出し
そのあと甘泉が湧きだして
香水が充満したのですアップ
 
そこを石で囲って
閼迦井(あかい)としたそうです。
 
これが、現在、二月堂下にある
若狭井という井戸。
 
それから、毎年、3月12日の夜半過ぎ
この香水を汲んで
観音さんにお供えすることとなったそうです。
 
そこからお水取りの言葉が産まれたそうな。
 
ちなみに、この釣り好きな
遠敷(おにゅう)明神
 
元々は、
 
小丹生(おにう)明神
 
という漢字だったそう。
 
!!!!
 
小さな丹生!?
 
ここも、丹生川上に関係あるんでしょうね~
 
鬼が通った場所の印として
丹という字がつけられた
 
と聴いたことがあるので
小丹生明神は鬼神だったのかな?と
思いながら聴いていました。
 
兜率天という世界より
実忠和尚がもってきてくれた
あまりに凄すぎる神事・・・
 
この神事の場に身を置けたことは
わたしの人生の中で
大きな財産となりました。
 
今まで、色々な神事に参加しましたが
その壮大な神事は本当に別格で
魂が震え、感激のあまり号泣しました。
 
このblogを書いているイマも
東大寺の二月堂では
11名のお坊さんたちが行を続けています。
 
この素晴らしい神事のおかげで
わたしたちが、どれだけ護られてきたのか・・・
多くの人々に知ってほしいです。
 
現在も、まだ、やっているので
どうぞ、二月堂に行き
この神事を実際に生で体感して欲しいです。
 
後世に残し、伝えるべき
素晴らしい神事です。
 
りえこの帰りの時間があったので
神事は21時に、先に退出をさせて頂きました。
 
本当に、最高の体験を有難うございました。
ちなみに・・・長老が法話のなかで
こう言っていました。
 
仏教というのは
 
人の氣持ちを
幸せになるために
変えていく教え
 
のことです。
 
奈良の水取り神事の記録は
これにて終わりです。