そのうち3つは境内に祀られていますが
「この地は『四石三水八ツの杜』と言われ、四つの天から降った石、三つの湧き出る水、八つの杜に囲まれし処とされ、神域をあらわす。その内三つの天石(一つ石階段右・二つ五社殿前・三つ裏参道下行者堂左)を境内に祀る。」(社頭掲示より)
七夕の天河伝説
天の川のほとりで
天の神さまの娘「おりひめ」が
世にも美しいはたを織っていました。
おりひめの織る布は五色に光り輝いて
季節が変わるごとに
いろどりまで変わるという
それはそれは美しいものでした。
天の神様はそんな娘が
とても自慢でしたが
おりひめははたを織るのに一生懸命で
自分の髪や服をかまおうともしません。
そんな姿をかわいそうに思った
天の神様は言いました。
「おりひめもそろそろ年頃なのに、人のはたを織ってばかりではかわいそうじゃ。そうだ、おりひめにふさわしいむこを探してやろう」
天の神様はさっそく
あちこちを探しまわりました。
「どこかにおりひめに似合うむこはいないかのぅ…」
天の神様が天の川の岸辺を
ずっと歩いていると
そこで牛の世話をしている
若者と出会いました。
若者は「ひこぼし」といい
牛に水をやったり
えさの用意をしたり
畑仕事に精を出したりと
休む間もなく
まじめに仕事をしています。
「うむ、この働き者の青年であれば、おりひめと幸せに暮らしていけるじゃろう」
天の神さまはおりひめの
結婚相手にひこぼしを選びました。
おりひめとひこぼしは
お互いにひとめで好きになり
とても仲良しの夫婦になりました。
しかし、それからというもの
ふたりは遊んでばかりで
ちっとも仕事をしようとしません。
機織りの機械にはほこりがかぶり
ひこぼしの飼っていた牛も
どんどんやせ細っていきました。
「おまえたちそろそろ仕事をしてはどうじゃ」
心配した天の神さまが
注意をしてもふたりは
「はい。わかりました」
と答えるだけで
まったく仕事をしようとしません。
おりひめがはたを織らなくなったので
空の神さまたちの服はもちろん
天の神さまの服も
ボロボロになってしまいました。
ひこぼしも仕事をしなくなったので
畑は草がぼうぼうに生えて
作物はすっかり枯れて
牛はついに病気になってしまいました。
「このまま放っておくわけにはなるまい」
怒った天の神さまは
「もうお前たちふたりを会わせるわけにはいかぬ」
と、おりひめを天の川の西へ
ひこぼしを天の川の東へと
むりやり引き離しました。
そうして二人は
広い広い天の川をはさんで
別れ別れになり
おたがいの姿をみることさえ
できなくなったのです。
それからというもの
おりひめは毎日泣きくらすばかりで
まったくはたを織ろうとしませんでした。
ひこぼしも家に閉じこもってしまい
牛の病気はますます
ひどくなるばかりです。
困った天の神さまは
ふたりにいいました。
「おまえたちが前のように毎日まじめに働くのなら、一年に一度だけふたりが会うのを許そう」
その言葉に、おりひめとひこぼしは
心をいれかえてまじめに働き始めました。
一年に一度、そう
7月7日の夜にあえることを楽しみにして…。
そしておりひめは前にもまして
美しいはたを織るようになったので
みんなはとても喜びました。
ひこぼしも一生懸命牛を世話し
畑を耕したので
牛はすっかり元気になり
畑にも豊かな作物が実りました。
やがて待ちに待った
7月7日の夜になると
おりひめとひこぼしは天の川をわたり
一年に一度のデートを楽しみます…。
しかし、その日に雨が降ると
川の水かさが増して
川を渡ることができません!
すると、どこからか
カササギという鳥の群れがやってきて
天の川の中に翼をつらねて橋となり
ふたりを会わせてくれるのです…。
めでたし…めでたし…
これが伝説。
その織姫が=天河神社の弁財天
で
彦星が=八坂神社の牛頭天王
2つの神社をつなぐ弁天橋が・・・
白鳥座デネブ(ブラックホールのある場所)
と言われているわけですね。
ちなみに・・この
平成最期のミラクルズの
天河での弥栄大調和の大神事に
入る前のタイミングの
2019年4月11日
ブラックホールが
世界初で撮影をされ
その存在が
世界中の人々に
肉眼をもって
認識されたのでした。
これも、偶然とはおもえない!
いままで科学は
「相対次元」
しか扱えていませんでしたが
ついに科学が
「絶対次元」
を垣間見た瞬間です。
ようするに
0=∞
絶対の大調和・・・
われわれは一元である
(われわれは1つの愛である)
という、
新しい時代の切り替え前の
宇宙からのへのメッセージ
としか 思えない…
彦星のことです。
究極の悟りの教えを説く釈迦(釈尊)に
それが
祇園精舎の守護神と
牛頭山には薬としての
「牛頭」という名前と
「牛頭天王」も「祇園」も
それが明治の神仏分離を唄えた
ですが、氏子の人々は
以前のとおり
決して八坂さん
いつの時代からかは不明ですが
鰯の頭と柊の葉とともに
説話のなかで教えられた
腐った鰯の悪臭に閉口した魔物が
ここから先は
神社に書いてあった説明まんま。
↓
まさに「鰯の頭も信心から」の例えである。
伊勢神宮のお膝元である
二見町内の家庭はもちろんであるが
一般的には注連縄飾りは
正月が過ぎるとトンド焼きなどをして
もともと注連縄飾りとしてよりも
牛頭天王信仰とともに
伊勢参りによって
氏子衆は、たびたび
境内の東方に伊勢神宮遙拝所が
次のブログに続きます!
天河④へつづく