いつ死んでも良いと思って生きていました。
この世に未練を感じていなかったのです。
結婚し子供を授かり初めて、
『生きなければならない』と感じました。
『私はこの命を無事この世に生み出し育まなければならない』
そう思ったら、道路を渡るのも怖くなりました
今までなら『自己責任』で渡っていた赤信号。
信号が青に変わっても、人より一歩遅れて進むほどに、
用心するようになっていましたよ
まあ、安定期に入る頃には妊娠にも慣れ
『この子は産まれる運命にあるのだから大丈夫』と
元の楽天家に戻ってましたけどね
命の重みというのは凄いものだと、誰かに話す時にはこの話をしています。
なんたって
私の生に関する思いを一瞬でひっくり返してしまいましたからね
そして育児も無事終え、
再び私は、
いつ死んでも良いと思って生きています