人は皆横並びだ。
上も下も無い。
罰当たりと言われるだろうが、神も例外では無く私の横にいると思っている。
だから友人に何かをお願いするように神に頼む。
「お願い」
初めての神社も鳥居をくぐる時の挨拶は
「こんにちは~」
いつものお稲荷さんには「来たよ」
そんな私は人から『運が良い』『守られている』『もっている』などと言われたりする。
多少の自覚もあるので、いつも有難うございますと
目に見えない存在に日々感謝している。
そして時々目に見えない存在に文句も言う。
「ええ〜ちょっと雨やめて貰えないかな〜」
傍で息子は「贅沢者が!俺なんかしょっちゅう雨降られるのに」とむくれるが、
それは君が龍神に好かれ過ぎているのだよ
ある日、こんな内容の話をYouTubeで拝聴した。
「神はいつも私と一緒に歩いてくれていた。
私達の後には私と神の二人分の足跡が刻まれていた。
けれど私が本当に辛い時神は横にいてくれなかった。
私は一人で歩いていた。
後ろを振り返って見てもその時の足跡はひとつだった。
その辛い時期を越えた時、再び神は私の横にいた。
私は問うた。
『何故あの一番辛い時にあなたは傍にいてくれなかったのか』
神は答えた。
『私はずっとあなたと共にいた。あの時私はあなたを背負って歩いていたのだ』」
ぐっと来た
涙が出た
小さな偶然に感謝するのも尊いが、辛い時こそ感謝せねばと思うようになった。
神よいつも有難う
私は頑張って生きていくよ