心配性の人がいます。
ありとあらゆる事に不安を覚え、自分や自分の大切な誰かの心配ばかりしている人です。
一見優しい人だと感じるかも知れませんが、これはただ精神が未熟なだけです。
その心配を引き起こすのは不安です。
誰かを心配するという事は、その人が苦境を乗り越えられないのではないか、問題を解決できないのではないかと不安に思う事からきています。
言い換えると、あなたが心配しているその人を、あなたは信用していないという事です。
何故なら信頼している相手を人は心配したりしないからです。
あの人なら大丈夫!そう思って安心していられるのです。
どうですか?
あなたが心配している人に対して、とても失礼な事をしているとは思いませんか?
自分の大切な人を信用できないなんて、情けないことだと感じませんか?
心配性の人の多くは、自分の心配は愛情から生まれるものだと錯覚しています。
それは違います。
愛するとは信じる事です。
あなたは相手を愛していないのです。
愛していないから相手を信じる事が出来ない、過去の慣習に習って相手をジャッジしているだけです。
心配性の人は自分の癖からくる不安に襲われて、それを解消する為に「大丈夫?」と声をかけています。
なので、「大丈夫だよ!」「心配し過ぎ!」「うるさい!」
こんな言葉を返された事も多いのではないでしょうか?
人は自分を信じてくれる人がいる事に気づくと、とても強くなれます。
自分を信用している人の存在に気付くと、自信を持ちます。
自信を持つという事は、自分を信じるようになるという事です。
自分を信じるようになると、不安も迷いも吹き飛びます。
これで良いのだ自分で良いのだと自己肯定出来、自分の軸が出来上がります。
心配性の人は、無意識に相手の成長を阻んでいるのです。
あなたの心配は、相手をいつまでも出来ない人のままでいさせる行為なのです。
これを愛情と呼べるでしょうか?
今目の前にいるあなたの大切な誰かは、まだまだ不安定で未熟かも知れません。
それでも、あなたはあなたの大切な人たちを信じてあげて下さい。
苦境を乗り越え、本人なりに問題解決をしていく力が、潜在的に有るだと信じてあげて下さい。
あなたが信じて笑顔でいてあげれば、彼らはきっと大丈夫です。
倒れても何度でも立ち上がり、やがて越えていくでしょう。
繰り返します。
あなたの心配は、彼らの足枷にしかなりません。
今すぐ手放してあげて下さい。
引き寄せの法則の話になしますが、人の念というのは意外に強く、またネガティブな念程現実になりやすいと言われています。
心配性の人は、相手に心配という不安な念を無意識に送ってしまっています。
心配性の人が放った言葉通りに不運が訪れたりすることが、少なからずあるのはそのせいです。
あなたの不安な念が、大切な人に不運をもたらしているとなると、どうですか?
それでも心配という不安な念を相手に送りたいと思いますか?
同じ念を送るのなら、良い念を送ってあげて下さい![]()
『あなたなら大丈夫
きっとやれる
』
ハイハイを覚えようと立ち上がった赤ちゃんを、少し離れた場所で笑顔で手を広げているように、愛を持って待っていてあげて下さい![]()
あなたの愛情が健全な形で、大切な人に届きますように![]()
応援しています![]()