若月:でもさ、いぶし銀もかっこよくない?

金川:まあね。でもさ、やっぱ一回は運転士を目指したくない?花形だよ?(苦笑)


早川:人それぞれてことね。

金川:それ言ったら元も子もない!






若月:あ!悠理ちゃん!



北川:はい。


若月:ちょっと訊きたいことがあって。


北川:私に?(笑)








若月:あのさ、悠理ちゃんは鉄道の運転士とか目指さないの?



北川:・・・・


若月:ああごめん!言いたくないよねそんなこと(笑)




北川:・・ですか?


若月:え?


北川:ポッポー!ですか?

若月:ぽ、ポッポ?・・・・ああ、そう、蒸気機関車の免許(苦笑)


北川:無理だと思いますよ?












若月:どゆこと?


北川:私、車の運転も嫌なんです。だからタクシー。信号とかもよく分からないし。


若月:信号が分からない?


北川:はい。あ、青とか赤とか人間のはもちろんわかりますが、やれ進行とか注意とか。


若月:そうなんだ?



北川:あ、ごめんなさい私もう行かないと。


若月:あ、こっちこそごめんね?











田村真:悠理ちゃん?


若月:うん、もしかしたら、富裕層なのかなぁって。

筒井:どうみてもそうじゃん?(苦笑)

若月:え?そうなの?


田村真:出退勤いつもタクシーなんて普通は無理よ。










若月:そうだよね。




筒井:北川さん、悪い人ではないけど、運転士には向いてないかも。

田村真:言えてる!

若月:そっかあ。


筒井:でもさ?運転士に向いてるのは誰かって話じゃない?

田村真:そんなの、免許取得したら向いてるのよ。


筒井:それは努力の成果じゃん。








若月:運転士に向いてる存在・・・・









若月ナレーション:季節は進み、繁忙期になると、普段は運転手をしている私達も駅の業務のフォローに充てられることがある。






若月:次の電車は、JR松山駅行きです。松山市駅前には参りません。




客:すみませーん。道後温泉て今日も営業してるの?工事中とか言ってたけど。


若月:あ、道後温泉本館でしたら。