ガチャ



母:やっぱり。外で声が聞こえたと思ったら。


ひいちゃん:ママさん!コイツ今この店を覗いてました!警察に言った方がいいです!


私:そんなめちゃくちゃな。

母:・・・ひいちゃん。この人は菜々風の恩人なのよ。


ひいちゃん:ママさんまで・・・コイツに弱みでも握られてるんですか。

母:そうじゃなくてね。


菜々風:この人は、ひいちゃんが思うような人じゃないよ。

ひいちゃん:怪しい。男はケダモノよ!

私:・・とにかく!俺!帰ります!


菜々風:あ、ちょっと?


ひいちゃん:ママさん!塩を撒きましょう!


菜々風:ひいちゃんゴメン!



ひいちゃん:え?なんかちゃーん!

私:・・・・何とか栄えてるとこまで降りてきたけど、駅はどっちだっけ。



菜々風:駅ならあっちだよ?


私:え?そんな!こんなとこ見られたらまた彼女に····



菜々風:ひいちゃんならママが何とか止めてくれるよ。それより。

私:なに?(苦笑)


菜々風:・・・今日は私のラストライブに来てくれてありがとう。


私:・・ああ。

菜々風:・・・ああって。

私:・・・最後を見れてよかったよ。

菜々風:・あれ?さっきは止めてくれてたのに。

私:冷静に考えたら、俺にそんな権利はないし。



菜々風:まあね。


私:・・・・他人の人生だからさ、良くも悪くも関与したくないていうか。

菜々風:冷た!なにそれ。


私:止めるって決めたなら何も俺に言える権利はないよ。

菜々風:そっかぁ。(苦笑)

私:・・・言いたいことはそれだけ?