オードリーの2人は決して天才ではない。
どちらかというと凡才です。
だから努力して、今はこうして人気者になれた。
オードリーの2人はドライだ。
若林なんかは例えば年下のADや関係者がタメ口でも気にせず、中で卑下する。
盛り上がるアイドル番組も、バナナマンに比べれば斜に構えている。
だからこそ、ここぞの本気はカッコいい。
全てに一生懸命なんだけども。
そうは見せない。
それが彼等の魅力だし、それこそがオードリーが人気たる所以で、全てに本気にならないけど気は抜かない。
そんな絶妙なパワーバランスで成り立っている。
それがオードリーなのである。
よく聞く話だが、関西芸人のノリが苦手な人も居るというが、そうした面子には関東芸人の彼らは魅力的で、ガツガツしてないのもいいのだろう。
若林は阪神タイガースファンなのだが。
オードリーの2人は何だかんだモテる。
それは共演者であれファンであれ。
まるでキャラクターのように、若林のどこかナナメな目線も、春日のフザけてるけど真面目なところも愛されている。
だから、オードリーは今も人気の絶頂ではない。
いつかは飽きられるかもしれない!
しかしオードリーの安定したものを求める人は多くいる。
ガツガツしないし、大きく主張もしない万人受け、それだから周りを惹きつける。
だから今回の東京ドームも10周年の武道館もたくさんのゲストが現れた。
オードリーを嫌うまでの人って少なく、あのダウンタウンだって暴力的だと揶揄されてるのに、嫌われないのは素敵だと感じる。
会社でもそうだがせめて嫌われてない人間は結局はそれなりに出世する。
嫌われる勇気という本が実際にウケているが、嫌われてないに越したことはない。
それが仕事を呼び次に繋がる。
奇しくも同じ坂道グループのMCを務めるバナナマンにも似ている。
彼等は決して好感度を狙ってないけどみんなに愛されている。
オードリー自体がNGにしてるのかもしれないがゆくゆくは帯番組なんかやれる気がします。
坂道グループの番組は、実を言うと乃木坂46と日向坂46の番組は数字を高いところで保っている。
サンドウィッチマンでもそうだが、どれだけ人気でも、その当人達が楽しそうでなければウケない。
そこで大きく関わるのが、普段からのコンビ仲。
それがオードリーには備わっている。
けして仲良しなわけではなく、どこかフラットでドライな関係。
昔からそれはウケてきた。
かのSMAPだってそうだ。
オードリーと同類ではないが、最近だとSnowManもそうだろう。
仲良しなだけでなくフラットだから見れる部分もある。