だが、いわゆる忖度というのは確実に存在する。



だが、恐らく岩橋さんを援護するような同業者は少ないだろう。



援護すれば即ち、自分にも火の粉が掛かるから。



そんなのを自ずから言い出す奴が増えるわけない。パンドラの箱というか、岩橋さんは業界人なら触れることはタブーなところを攻めたのだろうが、これが完全に裏目に出てしまいました。芸人でなくとも、どんな仕事であれ、反抗心から会社の秘密を暴露したいものだが、それをやったら損害がヤバい。



今やそうしたコンプライアンスに関する書面のやり取りのない会社など皆無で、必ず秘密保持の契約を交わす。



そうでなければ、腹立つから個人情報を洩らすとか、会社に一泡を吹かせたくて、機密事項を洩らす輩が現れるから。



今回、岩橋さんはあろうことが他社の芸能人の悪事を暴いた。



実はこれ、何なら元々は同じ事務所だった松本人志を攻めるより悪質で、これこそがパンドラの箱。




よりにもよって他社のタレントの悪事の暴露だから、それに対して相手が怒った時に今までは吉本の責任で対処せねばならなかった。












それが無理になったから彼はマネジメント契約を解かれたのだ。