TAKE、お茶を断る | TAKEの日記 -日常・レジン制作・心筋梗塞闘病記など-

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20代から日記を書き始めて現在50代。更新頻度はあまり高くないですが、きっと一生続けると思います。気が向いた時にのんびりと日々のことを綴っていきます。

僕は、スーパーの試食コーナーが大の苦手です。

商品をテーブルの上に置き、「どうですか?」と声を掛けられた時には断る事もできますが
「どうぞ」と目の前に差し出された場合には、断れずに立ち止まってしまいます。

そうやって過去に何度か試食をした経験はありますが、その際には必ず商品を買います。
たとえ買いたくなくても、たとえ美味しくなくても、そのまま立ち去る勇気がありません。

他人とフレンドリーに会話する事ができなくて、試食後にどんなリアクションをすればいいのか分からない僕にとって、「買う」という行為が唯一残された選択肢なのです。

今日はスーパーに買い物に行きました。

中では、パートのおじさんが、お客さんに対し冷たいお茶を無料で振舞っていました。
当然、僕にも声を掛けてくれたのですが、あろう事かそれを断ってしまう僕。

暑くて汗びっしょりの僕が、冷たいお茶のサービスを断る理由など全くないのに。
配っているものに対しては、唯一の「買う」という選択が取れないから。

「いただきます!」って笑顔で受け取って
「美味しい!ごちそうさまでした!」って本当は言いたい。

常に心の中では思っているのに、どうして僕にはそれができないのか。

「いえいえ」と首を振ってそそくさと立ち去りました。
きっと、風変わりな人間だなと、なんだよコイツはって思われたでしょうね。

スーパーを出てからずっと後悔してます。
人と接する事に慣れているK君ならばきっと、「いやあ暑いっスね!HAHAHA!」と爽やかにお茶を飲み干すだろうに。

近いうち、また同じ時間帯にこのスーパーに行ってみようと思います。

僕もK君のようになりたい。

いやあ暑いっスね!HAHAHA!とは言わないですが
今度は必ずお茶を受け取ります!

 

 

【追記】(2020年5月15日)

次に行った時には、お茶を配るサービスはやってませんでした。

この日後悔したこと、今でも時々思い出します…