繊細か?大胆か? 〜RIZIN27考〜 | 脱力思考

脱力思考

力を使わない身体操作術と武學思考法。悩みを踏み台に、
あなたの持ち味を活かします。できる人の感覚をコピーし、現状の外へ。

理に叶った脳と体の使い方なので、年齢に関係なく誰でもできます。
整体、遠隔、不食、能力開発、幽体離脱、縁結び,御先祖供養、風水…



 

※どちらが良いの?風まかせ♪

 

ギリギリ

危うい均衡領域で

 

微妙な

最適解を

 

いかに

注意深く探れるか?

 

 

繊細すぎれば

脆(もろ)く

崩れ落ちますし、

 

 

大胆すぎれば

足元を

すくわれ

ひっくり返されます。

 

 

繊細さを

追求するのが

武術なら

 

 

大胆さを

競うのが

スポーツ格闘技

 

という

見方もできますが、

 

いずれにせよ

行き過ぎると

 

前者は

良くない意味での

舞踊に陥り

 

後者は

軍鶏の喧嘩に

堕します。

 

大切なのは

その場

その時に応じた

 

良い塩梅の

中庸(ちゅうよう)を

 

追求して

エイやっ

 

と暫定的解答を

弾き出すこと。

 

例えば、

昨日の

総合格闘技大会「RIZIN27」で、

 

元大相撲のスダリオ剛vs

プロレスラー宮本和志の

試合後に

 

演じられた乱闘劇

 

(宮本をパンチでKOした

 スダリオが、

 レフェリーの制止を

 振り切って

 なおも殴りかかり、

 慌てて止めに入ったはずの

 セコンドの師匠エンセン井上が、

 相手の宮本側セコンドの

 立ち居振る舞いに

 激昂して…)。

 

リング上だけを

外野の人間として

眺めてるだけなら

 

「スダリオもエンセンも

 ダメじゃん!

 スポーツマンじゃ

 ないじゃん!!」

 

とダメ出しオンリー

でしょうが、

 

舞台裏で事前に

スダリオの内側に

起きていた葛藤劇

 

 (宮本側が試合前に

  スダリオを

  泣き虫と煽って、

  スダリオが実は

  本気で

  深く傷ついていた

  という、

  一見すれば

  どーでも

  良い件ですが、

  当事者にすれば

  そこに

  幼少期のトラウマ的で

  深刻な何かが

  あるのかもしれず…)

 

を信じるなら、

 

「やった事は

 全然ダメダメだけど

 

 スダリオの

 心情もわかるし、

 

 リングに2度と

 上げちゃダメ

 なんて意見には

 絶対反対」

 

という事になります。

 

※人にはそれぞれ事情があるので

 

要は、

内情を

知らない外野が

 

誰かを

断罪するのは

おかしくないですか?

 

という事を

踏まえた上で、

 

繊細と

大胆のはざまで

 

ぼくらは

その都度

 

薄氷を

踏む感覚で

 

危ういバランスを

とりながら

 

己の領域で

最強ロードを

 

自分なりに

探っていくしかないでしょ?

ということ。

 

 

 

※元貴ノ富士のスダリオ剛。役回りはヒールだけれど

 

※文句なしの才能に有能なコーチ、強さだけなら