意識の持ち方ひとつで
人生は大きく変わります。
良くなったり、
そうでなかったり。
で。
心理療法家ビル・オハンロンはこう勧めています(10の法則より)
「まず問題が解決した後の理想的な未来をはっきりとイメージする。
そこから現在に立ち返って、
イメージした理想的な未来を実際に現実にするには、
何をすればいいのか考える。
これも目の前の問題に対する見方を変える有効な方法である」
精神科医ヴィクトル・フランクルはユダヤ人強制収容所で行われた‘死の行進‘の最中、
薄れゆく意識の中、
大観衆を前に‘死の収容所の心理学‘というテーマで
自分が演説しているイメージが
頭にふと浮かんだそうです。
そうして、
大観衆から絶賛の拍手に応えている自分の姿を想像していると、
元気が出てきて、
また歩き出すことができたのだとか。
で、
数十年後、
イメージ通り、
フランクルは大観衆の前でその話を披露することができました。
「もうダメ」
と思考できる余力があるのなら、
そのエネルギーでちょっと妄想してみるのも、
一つの手かもしれません。
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