行き詰ったぞ。
どうにもこうにも訳わからん。
それでも、
ジッとしてるのは今は違う気がするし、
はてさて、
どうしたもんか?
こんな時、
あなたならどうしますか?
僕は美術館に行きます。
っていうか、
何かの用事の帰り、
‘ついでに‘寄ります。
この
‘ついでに‘
が僕的にはとても大事です。
なぜだが、
よく分からなかったのですが、
20世紀最大の思想家とも呼ばれるグレゴリー・ベイトソンは
こんな感じで語っています。(精神と自然より適当に抜粋)
「超能力とか、
降霊術とか、
霊魂遊離とか、
霊魂顕現とか…
野卑な物質主義を安易に逃れようとする誤った試みだよ。
『奇跡』ってのは、
物質主義者の考える物質主義脱出法さ。
抜けだそうと思っている思考の型そのものが内に組みこまれてるんだから、
幾ら頑張っても脱出は無理ってもんさ。
野卑な物質主義を逃れる道は奇跡じゃなく、
『美』だよ」
わっ、美しい!
その感動が、
すべてのキッカケになる、
のかもしれません。
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精神と自然―生きた世界の認識論/新思索社

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