リラックス!
リラックス!
とても大切な心得なのですが、
不真面目にちゃらんぽらんな感じの怠惰であれ、
って意味では決してないです。
ただボヤ~ンとしていれば
リラックスできまっせ、
というほど甘くはなく、
強いて言えば、
思い切り歯を
ギギギギ~ッっと
食いしばって
フッと力を抜いた瞬間の繊細な感覚、
に近いかもしれません。
で。
心道流空手師範・宇城憲治氏はこう語っています(道169号より抜粋)
「いつでも全力を尽くすことが大事なんだ。
勝負にこだわって小細工したりせず、
常に正々堂々精一杯やる。
それが真剣ということだ。
戦う相手は己の中にある。
つねに真剣勝負、
精一杯やるからこそ、
もうひとつ先が見えてくる」
スポーツ競技などでは予選で力を抜いて、
決勝のためにエネルギーをためておく、
という作戦がよくとられますが、
それは
心と体がバラバラの「部分体」のために疲労してしまうからで、
ホントの意味での「先」には行けません。
そうではなく、
心と体が一体となった「統一体」であれば、
いつでも疲労が残らず全力でやれるし、
その「先」にも進める、
という訳です。
では、
どうすれば、
統一体になれるのか?ですって?
そりゃもう、
日常生活のすべての瞬間において
真剣に取り組めぇっ!
ってことです。
「やればわかるさっ!」(byアントニオ猪木)
取り急ぎ、
ご参考まで
&当然自戒を込めて。
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季刊『道』 169号(2011夏号)/どう出版 (旧 合気ニュース)

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