なんでしょう?
それが
正しく
善的に
機能していれば、
間違いは絶対起こらないって
確信できているでしょうか?
血で血を洗う戦国時代、
「どうしたら君主になれますか?」
という質問を受け、
2500年前の孔子(儒教の教祖)はこう答えました。
「自分の言動を正して、
謙虚にすることです。
ただそれだけです」
当時はあまり受け入れられなかったのですが、
弟子たちの奮闘で孔子の死後、
この考えは世界的に広まり、
特に日本で爆発的に普及しました。
で。
哲人・飲茶氏はこうまとめています。
「思いやり(=仁)と礼儀を大切にしましょう、と
当たり前の事を言っただけの孔子がなぜ、
釈迦やイエスに匹敵する偉人として名を残せたのか?
孔子自身は何一つ事をなさなかったが、
戦争に明け暮れている時代に『仁』と『礼』を説き続けた
その『心意気』だけは中国史上最強であり、
彼はそれひとつで中国思想史の頂点に登りつめたと言っても過言ではない」
歪んだ道を
正道に戻そうとする心意気ー。
取り急ぎ、ご参考まで。
…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (SUN MAGAZINE MOOK)/飲茶

¥1,800
Amazon.co.jp