家康の首ぃ、
ひとぉ~~っつ!!」
SFチックな邦画「真田幸村の謀略」のクライマックス・シーンです。
ずいぶん以前に観た作品ですが、
時折なぜか思い出します。
天下分け目の決戦で西軍の敗北がほぼ決した瞬間。
西軍の智将・真田幸村がいきなり、
冒頭のセリフを吠えながら、
信頼できる‘真田十勇士‘10人のみを引き連れ、
東軍の総大将・徳川家康が構える本陣に真っ向から突入していきます。
斬り込んでいく際、
幸村はただただ家康の首を取ることだけに集中し、
飛んでくる鉄砲の弾とか
斬りかかってくる敵とか
刺さってしまった矢とか
一切関知しません。
ひたすら、
うぉぉおお~!
と家康の首に向かって一直線です。
で、
めでたく(?)
史実はさておき、
家康の首を真っ二つにしてしまいます。
目標に到達するにはどうすべきか?
自分の力を信じ切る事や、
本気になった人の持つ真のパワーがどれほど尊いのか?
異論・反論あるでしょうが、
この作品、
個人的には楽しいメタファー(例え話)だったなぁと。
ついでに。
加島祥造氏の著書「求めない」から抜粋です。
「求めないー
すると
依頼心が消えるんだ
依頼心はイリュージョンだよ
ひとは幻に頼ろうとしているんだよ
求めないー
すると
頼らなくなる
これが『求めない』の
一番凄いポイントかもしれない」
誰かさんがしてくれるのを待ったり、
誰かさんのせいにしない。
やるのはいつも自分。
そうありたいと思います。
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