「あっ!
チョー可愛い服!
でも、ちょっと高いかな…。
それに、他の店に行ったら
もっと可愛いのが見つかるかもしれないしなぁ~。
どうしよう~~~」
などと迷いながら、
結局、
何も買わない夢見るAさん型か。
もしくは。
「おっ!
ちょっとええんちゃうの、これ。
けど、高っ!
あかんわ、無理無理…。
それよりこっちの方はあんまりイケてないけど結構安いな…。
まぁええか、
こっちにしとこ。
よく見たら結構イケてるしな」
などと途中から解釈を都合良く変えて、
さっさと買って帰るB君型か。
心理学者バリー・シュワルツはこう分類しています。
「最良のモノを求め、
選択肢を増やし過ぎて結局選べず、
もしくは、
何とか選んでも
他にもっといいモノがあったんじゃないかと
ずっと後悔してしまうのが
『最大化人間(マキシマイザー)』
ありあわせのモノでとりあえず
ほぼほぼで納得して選ぶのが
『満足人間(サティスフィサー)』」
つまり
Aさんは「最大化人間」で、
B君は「満足人間」ということになります。
ちなみに、
シュワルツは、
B君のような「満足人間」になった方が幸せになりますよと提言しています。
異論反論あるかもしれませんが、
個人的には確かに、
Aさんよりは、
B君の方が幸せそうな感じがします。
で。
老子センセは明快にこう仰っています。
「足るを知る者は富む(Enough ia as good as a feast)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴/バリー シュワルツ

¥1,890
Amazon.co.jp
[超訳]老子 心が安らぐ150の言葉 (PHP文庫)/著者不明

¥560
Amazon.co.jp