ずいぶん前、
バックパッカー時代のコトである。
真夜中のベナレス駅に到着し、
宿を探すのが面倒だったので、
そのままガンジス河を目指してぷらぷら歩いてたら、
左のふくらはぎに軽い痛みを覚えた。
振り返ると
白い子犬が申し訳なさそうに
慌てて走り去っていった。
ありゃりゃ、やっちゃったよ。
インドに入る前、
最も注意されていたのが狂犬病だったので、
病院にとりあえず行ったのだが、
ニヤニヤ笑ってる医者に
「ノープロブレム~、ノーノープロブレ~ム~(問題全然な~いぜ)」
とやけに明るく対応されたのを覚えている。
それはさておき、
日常生活において
不意に
「あっ、こりゃ噛まれたな」
ってコト、ないだろうか?
例えば、
インドの子犬よりも性質の良くないヤなヒトに・・・。
TAW理論的には
「人は自分の潜在的な心の鏡である」
(末松知子著・ハイヒールアセンションより)
のだから、
そういうヤなヒトに出くわしたという現実は、
つまり、
自分の中に隠れていたヤな部分がニョキニョキっと
姿を現したということである。
だとすれば…、
もっと謙虚であれっていう警告だろうか?
よくよく自戒せねばと思う。
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ハイヒールアセンション/末松 知子

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