緊張感とプレッシャーの違い① | 超人脳

超人脳

武學氣功で能力開発

あなたの中に眠る”超人脳”に目覚めて頂きます
上善如水な身体のあり方•使い方から
慢性痛除去、メンタルケア、願望成就、発勁、不食、遠隔、幽体離脱まで







 

 A君「あわわ、この塔、高すぎるがな。足が震えるし、鳥肌もたってきたで。えらいこっちゃ」

 B君「この一球でオレの人生が決まるぜっ。ん? なんだか肩が重い。こ、この大事なときに!?」

ざっくり言って、緊張とプレッシャーの違いってなんでしょう?
はい、緊張は身体反応で、プレッシャーは概念です。
つまり、A君は緊張していて、B君はプレッシャーを感じているって訳ですね。

緊張はしても仕方ないんです、身体反応だから。
なので、ボクたちメンタルトレーナーの世界では

「緊張はしてもいいよ、3カウント以内なら」

と言います。
でも、プレッシャーは即ダメです。
脳内で勝手に発生させているので、これは思考を即刻変える必要があります。

で、
とりあえず、まずは緊張について。
緊張は身体反応なので、心臓や肺の動きを自分で止めることができないのと同様、無理です。
緊張するのは、気が弱いから、とか器が小さいから、とか言われることがありますが、勘違いです。
超大物だって緊張はするんです。
ただ、その対処法を知っているか否か、だけなんです。

自分が緊張しているな、とまず自覚することが大切です。
緊張することがまずいんではなく、
自覚しないまま、パフォーマンスに入ってしまうことがまずいんです。

では、しっかり自覚した後、どうすればいいのか?
はい、呼吸ですね。
身体反応の中で、自分で簡単にコントロールできるのは呼吸です。
なので、呼吸法からのアプローチで緊張を解くのが一番手っとり早いんです。
(呼吸法に関する参考記事は「緊張をやっつける極意」「一瞬でリラックスする方法③」)。

姿勢を変えるのも手です。
なでしこジャパンのPKで、ラストの日本選手が蹴る寸前、
知ってか知らずか彼女は一瞬天を見上げましたね。
脳機能科学的に、目線を上げるだけで、明るい気分になれんです。

もしくは瞑想っていうのもアリですね。
例えば、私も先月体験しましたが、
ハワイ発祥のシンプルなハカラウ瞑想(by感性行動研究所・竜二所長)なんていうのもお薦めです。

緊張を自覚したら、
その緊張を取るための動作を取る。
落ち着いてからパフォーマンスに入る。
この手順をちゃんと踏めば何も問題はありません。

ん?
なんだかちょっと長くなってしまいました。
プレッシャーについては次回ということで。

※メンタルトレーナーを志す方は、ジム・レイヤー↓は読んでおいた方がいいかもしれません。

ビジネスマンのためのメンタル・タフネス/ジム レーヤー

¥1,631
Amazon.co.jp