西洋ではメンタル合気道と呼ばれることも多いそうです。
では、メンタル合気道って一体、何でしょう?
メタファー(例え話)を使って解説してみますと…。
①あまりよろしくない会話。
客「このラジカセ、高すぎるがな! ちょっと値引きして~な!」
店員「いえいえ、そんなことないですよ! ウチは、向かいのお店より300円も安いですよ!」
客「そんなん知らんがな! 隣街の○○○じゃ、ここより550円も安かったで!」
店員「え? ホ、ホントですか! それはちょっと、、、、えっとですね。て、店長~!」
②そこそこイケてる会話。
店長「ほぅ~、○○○ではここより550円も安いんでっか。そりゃホンマに安いでんな!」
客「そやろっ! ということは、ここが高すぎるんやで!」
店長「仰る通りでんなぁ! ここは高すぎまんな~!」
客「そ、そやろ。高すぎるやろ」
店長「はい、高いのにはまあ理由があるんですけどね、実は。
ちなみに、お客さん、耐久性についてどう思います?」
客「た、耐久性?」
店長「耐久性がいいと、長い目でみたら結局めっちゃ安いってコトでんがな。もぅ知ってる癖に!」
客「ま、まあね…」
先日、秋葉原をぶらぶらしてた時、①のような会話を耳にしたのですが、
②の方がメンタル合気道の理想には近い、ということになります。
ちょっとした言葉の使い方で、結果がガラリと変わってしまう恐ろしさと不思議さ。
よくよく考えねばと思います。
合気神髄―合気道開祖・植芝盛平語録/著者不明
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