映画でも本でも演劇でも絵画でも、後になって意外に効いてくることがあります。
触れたその時は意味不明で首を傾げるばかりだった作品でも、
それなりに人生経験を積み、
その背景がちょっとは分かるようになったということなんでしょうか。
映画「裸のランチ」(D・クローネンバーク監督)で訳の分からない衝撃を受け、
原作者であるバロウズの作品をちょっと読んでみたことがありました。
その際は正直言って、映画同様に不可解だったのですが、
後になって何となく少しは分かった気になりました。
で、さっき偶然見つけたのが、抜き書きしておいた幾つかのフレーズ。
「芸術とは人々の意識を拡張するものである」
「作家は体験しなきゃ」
「言葉は生き物である」
「拳だって武器だよ。それも捨てるのかい?
すべての武器がダメなんじゃない。素手だと虎に負けるよ。
でも、人知を遙かに超えてしまった核爆弾はダメだよ。
バランスが大切なのではないかな」【路上の司祭】(W・バロウズ)より
もう1回チャレンジしてみようか。。
裸のランチ/ウィリアム バロウズ

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