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 放射能汚染の発表ごとが日々目まぐるしく変わっている=下記。特にIAEAが乗り出してきてから…。
何がホントなのか? とりあえず、この原子力安全・保安院ってとこは、
あんまり信用できなさそうだなぁってコトは認識しておかねばと思う。
それを踏まえた上で、自分の行動は自分で決めねばならない。少なくとも大人なら。

 で、遅ればせながら「マイケル・サンデル大震災特別講義」(NHK出版)を読んだ。
司会者役のサンデル教授が、討論会で出たいろんな意見を尊重&交通整理しつつ、
「まだ答えは出てません」と最後はクールに締めている。
なんだか物足りないと思う人もいるかもしれないが、
震災&原発の議論継続を促すという意味では、やや食い足りないくらいがベストなんだろうなと思う。

 印象的だったのは、作家の石田衣良氏が
「火や鉄や車や飛行機も最初は危険だったが、その危険を乗り越えて人類は進歩した」
と発言したことなど対し、上海の学生が
「原子力は飛行機などとはスケールが違う。日本の放射能事故は世界に影響する問題」
と反論した点。個人的に、石田氏の「IWGPシリーズ」は全巻読破しているくらいお気に入りなのだが、
この件に関しては上海の学生に激しく同意した。
 今は乗り越えるのではなく、別の道を探る時期なんじゃないかと思うからだ。

 ダーウインの有名な台詞「強いものが生き残るのではなく、変化するものが生き残る」に照らせば、
原子力という制御不能なモノに少なくとも今は固執するのではなく、
手間やコストがかかろうとも自然エネルギーへの転換&変化を図るべきではないだろうか。
いかがでしょう?

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【毎日新聞6日】経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の総量について、これまでの37万テラベクレル(ベクレルは放射線を出す能力の強さ、テラは1兆倍)から77万テラベクレルへと上方修正する解析結果をまとめた。内閣府原子力安全委員会の推計の63万テラベクレルに対し、過小評価との指摘が出ていた。安全委員会に報告したうえで、国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に提出する日本政府の報告書にも盛り込む。

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