一難去って、また一難? | 「アジアの放浪者」のブログ

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東南アジア、南アジアを中心に、体験・見聞したことをレポートします。

昨日、バンコクからプノンペンに移動しました。

今月いっぱい、プノンペン事務所にて仕事に取り組みます。

 

スワンナプーム空港は、徐々に活気を取り戻してきたようです。

昨年9月にワクチン接種のため一時帰国した際は、免税店は1店舗だけ開いていてあとはすべて閉店という閑散とした状態。しかし昨日は、ほとんどの店舗が開いていました。ただコロナ禍前と比べたら、ターミナルを歩いている人の姿はまだまだ少ない。タイ政府は水際対策を緩和していますけれど、旅行者数の回復は遅々たるもののようです。

 

一方のカンボジア。

こちらはもう、入国規制が大幅に緩和されています。入国審査官に「ワクチン接種証明書」さえ提示するだけで、あとはもう通常通りの入国手続きです。航空機に搭乗する72時間前のPCR検査も不要。検疫隔離もなし。ずいぶん行き来がしやすくなりました。

※そのためプノンペン在住日本人の方々は、東京とプノンペンを結ぶ直行便の再開を強く求めています。でも日本側の水際対策がもっと緩和されないと旅客者数の伸びは期待できず、採算は取れないでしょうねぇ。

 

タイも水際対策が緩和されていますので(こちらも72時間前のPCR検査不要、検疫隔離もなし)、私のようにバンコク事務所を起点に出張する人たちにとっては、たいへん嬉しい変化です。

 

でも、喜んでばかりはいられない…。

新型コロナがやっと落ち着いてきたと思ったら、今度はサル痘の登場…。

 

 

欧米での感染報告を受け、タイ政府も警戒態勢を強化するようです。

 

 

タイではこれまでに、このサル痘が国内で確認されたことはありません。しかし水際対策の緩和により、欧米からの渡航客も増えていますから、なんの対策も考えていないわけにはいきません。

 

とはいえ、こうしたウィルス感染を入国時にチェックすることは至難の業。

私にとっても、機内の近くに座っている人たちが、このウィルスを保有していないことを願うばかりです。

 

それにしても交通機関の発展と共に、一定区域内で収まっていたウィルスも、無自覚で健康なキャリア(ウィルス保有者)旅行者と共に世界を旅する時代。私も出張族の一人として、自分の身は自分で守らなければなりません。

 

となると、やはりマスクと消毒液…。

これはまだまだ、手放せないようです。一難去ってまた一難。昔の人は、よく言ったものです。