今日のイチオシはコレ！！！
1986年のアメリカ映画
「フットルース」
トレーラー（予告編）はコチラ⇩
正式には、
原題：「Footloose」というタイトルです。
この記事は
「BREEZE RADIO 83.4MHz かずさエフエム」
『巨羽兄さんのAnytime R&R』内のコーナー
”勝手にシネマ”で過去の放送で紹介した
最高にオモシロくてハッピーな映画を紹介しています。
2017年2月16日(木)のオンエア
からご紹介。
「フットルース」
＜あらすじ＞
都会から転向してきた若者が、
中西部ユタ州ボーモント（架空）という田舎町で、
「ダンスもロックも禁止」という保守的な住民達
との隔たりを克服していく、
という青春ドラマです。
＜メイン・キャスト＞
この映画のキャストも、
今では押しも押されもせぬ大物だらけ！
主人公レン役には、ケヴィン・ベーコン。
ヒロインのエリエル役には、ロリ・シンガー。
エリエルの父役には、ジョン・リスゴー。
エリエルの母親役には、ダイアン・ウィースト。
レンの母親役には、フランシス・リー・マッケイン。
エリエルの友人ラスティ役には、サラ・ジェシカ・パーカー。
レンの親友役には、クリス・ペン。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この映画は、
バブル絶頂期のディスコ世代には
たまらないストーリーだったね。
まだまだ日本では、
踊ること自体が不良？
みたいに遅れまくりなノリもあったし、
基本的にダンスの社会的認知度が
めちゃめちゃ低かったし。
なんなら、
男性でダンサーなんて職業は、
バレエか、ゲイか、ブレイクダンス、
って感じで、
社会的地位なんてないんじゃない？
趣味でしょ？？？
ってくらいに
認められてない頃だったもんな。
今でこそ、
＜ ダンサー ＝ カッコイイ・イケてる ＞
って感じになってるけど、
この映画以降、
2～3年くらい後に「ZOO」が出てきて、
それ以降にようやく
＜ ダンサー ＝ カッコイイ・イケてる ＞
ってなり始めたばかりだから。
この映画の舞台は、
そんな日本の文化的状況と
しっくりきちまってたんだよね。
そしてなんといっても、
80年代のこういうポップな映画あるあるで、
その当時に
チョイとオシャレな人が飛びついちゃうような
ファッションとか、車とかが出てくるのよ☺️
主人公のレンは、
ジーンズに、柔らかそうなジャケット。
ジーンズ女子は、
ウェスタン・ブーツ。
パーティー・スーツに
サスペンダー。
あはははははは（爆笑）！！！
っていう、
最近の少し前までのファッションでは
「ダサい」とされてた着こなしの
オンパレード。
おおっと、そうだいけねえ。
今はまた、
リバイバル的に80年代ファッションに
戻ってるから、
もしかしたら、今だと
普通にイケてる感じになっちまうのか。
まぁとにかく、
この当時人気のあった、
フォルクス・ワーゲンの「ビートル」を、
レンがカッコよく乗りこなしてんだよね。
憧れたなぁ。
俺も免許取ったら、即コレ買うぜ！
って夢見てたもんなぁ。
このレンのキャラクターが、
カッコイイんだけど、
ちょっと抜けてて、
親近感バリバリ沸いちゃう感じの性格
なのも、感情移入しやすくて良かったな。
で、実はこの映画、
当初のキャストは
あの有名ロックバンド「BON JOVI」のヴォーカル
「Jon Bon Jovi」にオファーがあったらしい。
のちには俳優にも興味を持つ
ジョンさんですが、
まだこの頃には興味が無かったらしく、
ケヴィンさんになったとか。
なるほど・・・。
ってよく分かっちまうのが、
実はこのお二人、お友達にもなって、
1997年にジョンが出したソロ・アルバム
「Destination Anywhere」のムービーに、
ケヴィンが親友役で出てるシーンが
あるんだけど、
これ、
暗めのバーの席に向かい合って座る二人を
横から撮ってる部分で、
一瞬、
どっちがどっちかわからないくらい
顔と雰囲気が似てるんだよね！
これでようやく腑に落ちる。的な。
ハイハイ、
本題に戻って。
本編の中で、
チキン・レースがあるんだけど、
これも当時はありがちな設定だけど、
ついついドキドキさせられてしまう
最高に盛り上がる場面の一つでもある。
このシーンの曲も良いよね。
この曲は、
ボニー・タイラーの
「Holding Out for a Hero」。
日本では麻倉未稀さんが歌った
「スクール・ウォーズ」の主題歌になった
「ヒーロー」だけど、実はこっちが原曲です。
それから、
主人公のレンが、
バイト先の製粉工場で
暴れまくり、躍りまくるシーンでは、
オーストラリアのロックバンド
「Moving Pictures」の「Never」
が使われてます。
体操選手のように、パイプを鉄棒にしたりして
苛立ちを表現するシーン。
ノースタントで、
体操をやっていたケヴィン本人が
演じているのもカッコイイ！！！
これを見て俺は高校生の時に、
体操選手を目指そうと決意してしまった。
が、
すでにその当時、
身長が170cm以上あった俺は、
入部をすっぱりと断られて、
頭に来て空手部に入部したら、
花開いてしまう。
という俺トリビア？
ちなみにこの「Never」という曲。
日本では、
ピンクレディーの未唯さんが、
当時話題になった飛行少女を描いたドラマ
「不良少女と呼ばれて」主題歌で歌ってます。
おおお、懐かしい。
キャストあるあるだと、
親友役のウィラードを演じている
クリス・ペンは、
あの悪ガキでも有名だった、ショーン・ペン
の実の弟です。
（左がクリス、右が兄のショーン）
残念ながら、2006年に他界しています。
そのウィラードの彼女役ラスティを演じたのが、
今ではセレブ女優となって
自由な女性の代表的な地位を確立した、
「セックス・アンド・ザ・シティ」で
爆発的に人気の出た、
サラ・ジェシカ・パーカー。
この頃はまだ、
ただの純粋そうなキュートな女の子だったのに・・・。
ま、余計なお世話か（笑）。
ラストのシーンで、
それまでにダンスを封印されていて、
ダンスの文化がなくて、
踊れるヤツなんかいなかったはずのに、
パーティーでは
ブレイクダンスまでバリバリにできてしまう
奴がいるという点は、ご愛敬（爆笑）。
15年前に、
俺のスタッフ（当時23歳くらい？）に、
「この映画、面白いぞ！」
って、感動できるぜ！っていう意味で
オススメしたら、
観終わった感想で、
「兄さん、コレって、コメディーっすよね？」
「ダンスがないって、超ウケましたよ！」
って言われて、
ムカついたのを思い出すけど、
そうそう、
今だと80年代物は、逆に新しくて
カッコイイんじゃないかな？
って思えるけど、いかが？？？
でもってね、
何がスゴイって、
サントラよ、サントラ。
使われてる曲のほとんどが、
当時、バカ売れしまくったんだよね。
代表曲「Footloose」
で勢いつけたケニー・ロギンス。
これがきっかけで一躍スターになって、
その後の男の子ならみんな憧れちゃった映画
「トップガン」の主題歌までやってしまうのさ。
この当時は、
サントラが良かったね。
本当に、良かった。
映画とリンクして、
レコードもバカ売れしてたもんなぁ。
この「Footloose」のサントラ。
カセットすり切れるほど聴きまくったもんな。
あ、もちろん。
免許取って、自分の車ゲットした時、
すぐにこのカセット大音量で
流したのは、言うまでもない。
この映画も、
大好き映画10選の中にもランク・インしてます。
またこの映画は、
2011年には、
「フットルース 夢に向かって」という題で
リメイクされてます。
微妙に違う設定には、違和感を感じずにはいられないが、
こっちはこっちで、
良い映画に仕上がってます。
ヒロイン、アリエル役には、
「バーレスク」のジョージア役、
「ロック・オブ・エイジス」のヒロイン、
ジュリアン・ハフがキャスティングされてるのは、
実力派好きの俺には、ツボかな。
興味が湧いちゃったら、
2本まとめて、どうぞ！！！
映画って、
本当に素晴らしいですね（笑）！
それでは、
サイナラ、サイナラ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
俺の曲もチェケな！でヨロシク(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
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