ナムラクレアを高松宮記念に送る長谷川浩大厩舎
厩舎の大エース、ナムラクレアとともに臨む
GⅠ参戦7戦目
これまでの全戦績が5.4.4.3
内重賞が4.4.3.3
GⅠで0.1.2.3
着外になった3走はすべてGⅠと
零細厩舎としてはありえないほどの
ハイパフォーマンスを誇るナムラクレア
中京が得意で道悪もあまりマイナスにはならない
この馬にとっては間違いなくここはチャンス
であることは間違いありませんが
GⅠでは今ひとつ足りない状況が続くナムラクレア
一番のネックは
レシステンシア(松下武士厩舎)
5歳春の高松宮記念が1番人気6着
4歳春の高松宮記念が1番人気2着
メイケイエール(武英智厩舎)
5歳春の高松宮記念が1番人気12着
4歳春の高松宮記念が2番人気5着
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/03/supersonicnalnal/54/51/j/o0862108015416702945.jpg?caw=800)
ここ最近5歳牝馬が人気で飛んでおり
ともに似たようなタイプの
2歳重賞から活躍した牝馬の5歳春
前年4歳時高松宮記念を好走した牝馬の
高松宮記念2回目の挑戦がことごとく
凡走に終わっています
いずれもGⅠに届きそうで届かない牝馬
あまり重賞に縁がない厩舎の1枚看板牝馬
前年高松宮記念好走したものの
GⅠに届かないことからローテーションや
調教パターンを変えて臨んで
あえなく凡走するパターンで
今年のナムラクレアは見た目的には
完全にこのパターンにはまってしまっています
安定した成績から考えても大凡走は考えにくいですが
鞍上の成績と相まって、勝ち切るイメージも
あまり湧かないというのが
今年のナムラクレア
いつもは最終追いは坂路が定番のこの馬が
1週前追切が坂路で最終追切がCWにしたことも
重賞馬がゴロゴロいるような名門厩舎が
調教パターンを変えてきた
というのとは明らかに違い
ある意味バクチに近いパターン変更で
吉と出るか凶と出るかは走ってみないと
わからない
というのが実情でしょう
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/03/supersonicnalnal/29/8c/j/o0578108015416702946.jpg?caw=800)
5歳牝馬で高松宮記念に活躍する馬には
共通点があり
2022年2着ロータスランド(辻野泰之)
2020年繰り上がり1着モズスーパーフレア(音無秀孝)
2018年3着ナックビーナス(杉浦宏昭)
2017年2着レッツゴードンキ(梅田智之)
レッツゴードンキを除く3頭は
すべて初スプリントGⅠ挑戦
例外のレッツゴードンキはすでにGⅠ馬
よりタフさが求められる高松宮記念
牝馬で連続好走するなら
レッツゴードンキ並みのタフさが求められる
ということ
ナムラクレアがレッツゴードンキと
同じ中京の鬼なら
勝ち切る可能性もありそうですが
レッツゴードンキはすでにGⅠ馬であったし
何より鞍上は岩田パパ
GⅠで勝ちきれない浜中俊とは
信頼性という点で大きく異なります
浜中俊のGⅠ成績
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/03/supersonicnalnal/75/0a/j/o1080059715416702947.jpg?caw=800)
浜中俊が乗り続け
ついに4歳以降GⅠを勝てなかった
2冠牝馬ミッキークイーン
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/03/supersonicnalnal/a5/51/j/o1080083215416702948.jpg?caw=800)
その姿がダブる気がする5歳牝馬
長谷川浩大厩舎のナムラクレア